石川遼の連覇はあるか!? 「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を勝つのは誰だ！

小斉平優和が首位浮上！ 連覇を狙う石川遼の追い上げは？

国内男子ゴルフツアー2020年最終戦「第57回ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、東京よみうりカントリークラブで行われている。ツアー優勝者が集まる真のチャンピオン決定戦としてお馴染みの今大会だが、今年は新型コロナウイルスの影響でトーナメントの中止・延期が相次いだことから、出場資格を一部変更。今年行われたトーナメントの上位3名や賞金ランキング上位者ら選ばれし30名が出場している。大会2日目を終えて、ツアー初優勝を目指す22歳の小斉平優和がC・キムと並んで首位タイ。1打差の3位タイに大槻智春と岩田寛。連覇を目指す石川遼は、出水田大二郎、金谷拓実と並んで7位タイに付けている。

石川遼が激闘を制して生涯獲得賞金10億円突破

昨年のこの大会、燃えるような真っ赤なセーターをまとった石川遼は最終日を2打差の5位からスタート。出入りの激しいゴルフながら最終18番をトップで迎えた。しかし、男子ツアー開催コースの中でも屈指の難関ホールといわれる18番パー3をボギーとして、先にホールアウトしていたブラッド・ケネディとのプレーオフへ。その18番で繰り返されるプレーオフでは、ティショットでグリーンを外しながら粘り強くパーをセーブ。そして迎えた3ホール目、ついにピン2.5メートルにつけると劇的なバーディ決着で2015年に次ぐ大会2勝目を挙げた。

小平智が大会史上初の3人によるプレーオフを制す

2018年大会を制したのは小平智。大会史上初となる3選手でのプレーオフの末に石川遼、黄重坤に競り勝った。プレーオフ1ホール目、難関の18番でただ一人パーをセーブしたのが小平だった。この年の4月にPGAツアー「RBCヘリテージ」で優勝して世界の扉を開いた29歳が、アメリカでもまれた激動の1年を笑顔で締めくくった。

宮里優作がぶっちぎり優勝で逆転で賞金王のタイトルを獲得

2017年大会は、勝てば大逆転で賞金王のタイトルを獲得する宮里優作が最終日をトップタイで迎えると、ショット、パットともに冴え渡り、この日ベストの62をマーク。終わってみれば2位に6打差をつける圧勝で、自身初の賞金王に輝いた。表彰式後は出場選手がずらりと並び、大ギャラリーとともに記念撮影。前年から始まったファンサービスで大会を締めくくり、会場には笑顔があふれた。

スマホ観戦もOK！ 今年は自宅で「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を楽しもう

今年は無観客開催ということで会場へ行くことはできないが、日本テレビ系全国ネットによる地上波放送に加え、民放公式テレビポータル「TVer」でも視聴可能となっている。また大会公式サイトでは、抽選で全選手サイン入りゴルフボールや優勝者サイン入りフラッグなどの豪華賞品が当たる「優勝者予想プレゼントキャンペーン」を実施中（※応募締め切りは12月6日11時）。今年はテレビやスマホ、パソコンで大会を観戦しながら、お目当ての選手を応援しよう。

＜第57回ゴルフ日本シリーズJTカップ＞

○開催期間：2020年12月3日〜6日
○開催コース：東京よみうりカントリークラブ
○賞金総額：1億円
○優勝賞金：2500万円
大会公式サイト　https://www.jti.co.jp/sports/jtcup/index.html

＜放映スケジュール＞
○日本テレビ系全国ネット
12月5日（土）13時30分〜14時55分　22局ネット生中継
12月6日（日）15時00分〜16時55分　31局ネット
○TVer
12月5日（土）13時30分〜14時55分　地上波同時配信予定
12月6日（日）15時00分〜16時55分　地上波同時配信予定