「ロッディオ」待望の新ドライバーはやっぱりすごかった
EVEN 編集部
- 2021年02月01日
完成度の高さと多彩すぎるカスタム性はさすがのひとこと
「ロッディオ」は “販売サイクルに左右されないモノづくり” を徹頭徹尾貫くブランドだ。ヘッドパーツへの参入当初にラインナップしたドライバーヘッドから次世代モデルへの代替わりまで、実に5年間も費やした。
その甲斐あって新型ヘッドの完成度はすこぶる高い。同ブランドが “コンシェルジュ” と呼ぶ特約ショップのクラフトマンが、ユーザーに最適な一本に仕立てるための多彩なチューニング性は本作でも健在。ロッディオ製ヘッドを象徴するウエイト配置用のハッチは前作のアルミ製からカーボンへと進化。ネック部は、ロッディオ独自のロフト&フェース角、ライ角調整が可能な従来型別体ホーゼルに加え、“カチャカチャ” 仕様も新たに設定。デザインの異なる20種のソケットと2色のヘッドカラーも仕上げのツヤの有無まで選択可能など、多彩過ぎるカスタム性はもはや彼らのお家芸である。
さらに、このヘッドに合わせるシャフトには、フルサイズの大型ヘッドも振り切れる高めの先端剛性と手元側に タングステンパウダーを配合したカウンターバランス設計の「TT」シリーズを同時リリース。こんな芸当ができるのも世界的釣り具メーカーのカスタム部門を出自とするが故。再び末永くゴルファーに愛される存在となりそうだ。
RODDIO DRIVER HEAD S-Design Oversized
コンスタントに最大飛距離が稼げるフルサイズヘッド。鍛造 チタンフェースとヘッド上下のグルーブが広い高初速エリアを実現した上、ヘッド内にウエイトシートを配置する構造や3本のスクリューによる重量調整、固定式と可動式が選べるホーゼルなど高いカスタム性を誇る。
ホーゼルは全7種類。固定式の「F-Tune」は、ストレートタイプと角度調整が可能な可変式 1°および2、さらには それぞれにロングとショートの2種類の長さを用意しヘッド挙動の微調整が可能となる。これに加えてシャフト脱 着と角度調整が簡易的に可能ないわゆるカチャカチャ式の「R-Tune」も用意している。
ヘッド単体「F-Tune」(シルバー)¥70,000+税、(ブラック)¥72,500+税 「R-Tune」(シルバー)¥73,000+税、(ブラック)¥75,000+税
RODDIO SHAFT TT Series
重めの大型ヘッドでも当たり負けずに振り切れる新作。 先端から中間部の剛性を高めたシャフトは、通常よりも極薄の繊維の採用で生まれた余剰重量で手元側シートにタングステンパウダーを配合し、カウンターバランスを実現。平織りの美しい模様が透過するコスメは仕上げのツヤの有無が選べる。調子の異なる3モデルを用意。各¥58,000+税
ロッディオ https://roddio.com/
SHARE
PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。