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サーフスポットが育んだ心地良さ[CA.GOLF STORY-TravisMathew vol.1]

アメリカ南カリフォルニア生まれのブランド「トラヴィスマシュー」。その魅力は、アメリカ西海岸のもつポテンシャルや物語そのものだ。なぜ、トラヴィスマシューはこれほどの存在感を持つに至ったのか。カリフォルニア在住のライターが彼らを紐解く連載初回は、存在の証でもある立地の話。

サーフカルチャーにインスパイアされたデザイン

「トラヴィスマシュー」。数あるゴルフウエアの中でも、他のどんなブランドとも似て非なる、完全なる独自性を打ち出すアメリカン・ブランドだ。そのルーツは南カリフォルニアの中心都市であるロサンジェルスから、さらに南下したハンティントンビーチにある。自治体が公式にサーフ・シティと名乗るほど、ハンティントンビーチはサーフィンのメッカ。安定した波が立つことから毎年8月に世界中のファンが注目するサーフィン・ワールドカップが開催されることを知れば、それも頷けるというものだろう。

ビーチタウンとしての街の顔である大きなピアを中心にダウンタウンが栄えるハンティントンビーチは、南北13kmにわたって砂浜に面する。アメリカ西海岸を代表するビーチタウンの一つで、延々と続く美しく整備されたパームツリーや、奥行きが50m以上にもなる広大な砂浜が特徴的。こうしたわかりやすいサーフィンカルチャーを醸成する街の出で立ちもあって、ハンティントンビーチはサーファーたちを始めに、この街を愛するローカルやビジターを魅了して止まない。

2007年、そんなサーフタウンで産声を上げたトラヴィスマシューは、ゴルフアパレルとしての機能性をキチンと抑えながらも、デザインのルーツをサーフカルチャーにもつブランドだ。誕生の地ハンティントンビーチを”愛すべきローカルコミュニティー”と捉え、何処までもひろがる大平洋、広くて高い空、街全体をオレンジに染める夕陽…、そうした豊かな環境とサーフカルチャーにインスパイアされたデザインを、彼らのラインナップからは強く感じ取ることができる。

レトロなサーフ感漂うポロシャツはオープンカラー、ココナッツ風ボタンで、リゾーティでありながら、どこか上品。サラッとした速乾素材もやさしい風合い。¥12,100

いつでも街着として使えるライフスタイルウエア

堅苦しいスポーツ然としたゴルフウエアではなく、サーフアパレルのような自由でストレートに”着心地の良い”ウエアを生み出したいという創業者の想いが、現在のアイテムにも色濃く反映されている。デザインの基本コンセプトに、クラシックやトラディショナルというキーワードを盛り込み、さらに20世紀中盤のサーフカルチャーやミュージック・シーンなどにもインスパイアされたデザインは、現在のライフスタイル全般を見据えたもので、ゴルフという特定のシチュエーションだけではなく、いつでも街着として使えることが最大の特徴である。

そのルックスは、60年代から70年代に作り上げられたクラシックテイストを採り入れたり、派手な原色を避けながらブランドロゴを最低限のサイズで目立たないイチに入れたウエアなど、フィジカルな着心地に加え、着る人の心理まで心地良くさせてしまうアレンジが見て取れる。

ハンティントンビーチのサーフカルチャーから生まれた、と言っても過言ではないトラヴィスマシュー。ライフスタイル全般にフォーカスした製品つくりは、様々なシチュエーションで楽しめる、本場が生んだライフスタイルウエアである。

トラヴィスマシュー https://www.travismathew.jp/

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EVEN 編集部

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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。

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