スコッティ・キャメロンのコレクターが沼にはまる理由
EVEN 編集部
- 2021年04月02日
人はなぜスコッティ・キャメロンに惹かれるのか
コレクターズアイテムとして人気が高い「スコッティ・キャメロン」のパター。今回ご紹介する中西輝之さんの場合、キャメロンパターの中でもヴィンテージ系のクラシック1のコレクションが圧巻だ。
職業は京都で何代も続く古美術商。そんな中西さんがキャメロンにはまった理由は2つあるという。
「職業柄、売れてはいないけどこれから来るって人を応援したくなるんです。頭角を表し始めた当時のタイガー・ウッズが選んだパターが大メーカーのパターではなく、スコッティ・キャメロンという職人が作り出した作品だったんです。タイガーが認めたパターですよ、これはもうスコッティのパターがブレイクするのではと勘が働きましたね。
パターって唯一タイガーや名だたる選手らと同じフィーリングを味わえるクラブだと思っています。ヘッドスピードの関係上、タイガーみたいなショットは打てませんが、パターは違う。そんな経験をさせてくれるのもキャメロンにはまった理由ですね」
当初は米国サンディエゴにいる友人から情報を集め、その後ハワイや国内での収集がスタートしたそうだ。
「私は美術商として、良いものを知った上で所有することが重要なスタンス。飾って見るだけではなく、約20年前に買った『NEWPORT 2』は今でも普通に使ってます。“用の美”を味わえるのもキャメロンならではの楽しみです」
中西輝之さん/古美術を扱う中西松豊軒の代表。美術商として新しい形の美術ギャラリーであるホテルレストラン「ART MONZEN KYOTO」をオープンさせる。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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