ゴルファーのためのストレッチ「腰痛を予防する」
EVEN 編集部
- 2021年07月09日
INDEX
正しいスイングを身につけるのはもちろん、長くゴルフを続けるためにも体のケアは必須だ。自宅で簡単にできて、効果絶大のストレッチ&トレーニングを紹介!
腸腰筋と脇腹、ハムストリングスをほぐす
腰や肩、ヒザ、手首を痛めているゴルファーは少なくありません。よほどの痛みがない限りは、ついつい放置したままプレーや練習を続ける人が多いでしょう。また、どのようなケアをしたら良いかわからないという方もいるはずです。そこで、皆さんが長くゴルフを楽しめるように、またしっかり体を動かせるように、簡単にできるストレッチやトレーニングを紹介していきます。
今回は「腰痛予防」。ハムストリングス、脇腹をほぐすストレッチについて解説します。腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ役割を果たしており、姿勢保持に最も重要な部位です。モモの前面と股関節の前面を伸ばすことにより、腸腰筋をほぐすことできますのでぜひやってみてください。また、腰痛予防には広背筋や肋間筋、つまり脇腹の部分をほぐすのも効果的。球を打つ練習だけでなく、ストレッチやトレーニングも隙間時間に少しずつ取り入れてみましょう。
腰痛に悩んでいる人はこちらのまず動画をチェック
まず初めにテストを行い、自身の体の可動域や柔軟性をチェックするのがベストです。その方法についてはこちらの動画で解説していますので、とくに腰痛でお悩みの方はチェックしてみてください。
【1】腸腰筋部をほぐす
後ろに伸ばしている脚の前面と前に出している脚の股関節をゆっくりと伸ばす。上半身は軽い前傾姿勢でも良いので、腰を反らしすぎないように注意。伸ばすタイミングで息を吐こう。
【2】ハムストリングスをほぐす
ハムストリングスとは太モモの裏側の部分。片足立ちで前傾し、もう一方の足を後ろに伸ばして、立てている足の太モモの裏を伸ばす。勢いをつけずにゆっくりと、息を吐きながら伸ばすのがコツ。ヒザを伸ばした時に骨盤が開いてしまう方は、ヒザを伸ばさずに骨盤を平行にして、軽くヒザの屈伸することで可動性を上げることができる。
【3】脇腹をほぐす
クラブの端と端を握りY字をキープしたまま行う。お尻を横に突き出さず、下半身を動かさないように上半身を曲げよう。脇腹を外側に押し出すイメージ。
【4】ハムストリングスと脇腹を同時にほぐす
横になって片方のヒザを立て、もう一方の足を逆側に倒していく。この時、倒している側の手を斜め上に伸ばし、脇腹を伸ばすようにしよう。いずれも伸ばす時に息を吐きながら行うのがポイント。一つの動きで複数の部位に効果があり。
教えてくれた人:ゴルフトレーナー 平野佳人
柔道整復師。ひらの接骨院で院長を務める傍ら、プロゴルファーやジュニアゴルファーらアスリートのボディケアやサポートを行う。
@golf_wellness_hirano
チャレンジャー:鈴木愛佳子
プラチナ世代のプロゴルファー。プロテスト合格とツアー出場を目指して日々練習とトレーニングに取り組んでいる。ホットスタッフ横浜所属。
@chikako83117
- CATEGORY :
- TAG :
- BRAND :
- EVEN
- CREDIT :
-
写真/鳥居健次郎、モデル/鈴木愛佳子、文/福田智生(EVEN編集部)
撮影協力/LIFEST ARENA(03-6805-6916)
SHARE
PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。