ゴルファーのためのストレッチ「肩痛を予防する」
EVEN 編集部
- 2021年07月14日
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正しいスイングを身につけるのはもちろん、長くゴルフを続けるためにも体のケアは必須だ。自宅で簡単にできて、効果絶大のストレッチ&トレーニングを紹介!
肩関節が動かないとヒジをたためない
ゴルファーの肩痛は、左右関節後面に集中しています。トップやフォローで「ヒジをたたむ」といいますが、ヒジを曲げるには肩が十分に回旋する必要があります。つまり、肩関節の稼働が不十分だとスムーズにスイングできないわけです。
肩関節の安定した稼働には、腱板、関節包機能、肩甲骨や鎖骨などの安定化が必要といわれています。また胸を張る動作(胸椎伸展や胸筋の柔軟)や背骨を回す脊椎回旋動作も肩関節運動に深く関与しています。
肩痛に悩んでいる人はこちらの動画をチェック
これらの動きを確認するためのテストのほか、稼働を高めるためのストレッチを動画でわかりやすく紹介していますので、肩痛にお悩みの方はぜひお試しください。
【1】肩関節の外旋をテスト
(1)アドレスと同じ前傾姿勢から水平に腕を上げ、ヒジを90°に曲げる。(2)ヒジを支点にして腕を後方へ外旋する。耳の位置を超えればOKだ。
【2】肩関節の柔軟性を上げるストレッチ
足を軽く開き、まっすぐに立った状態で、片方の手を下にしてクラブのグリップ部分を順手で持ち、もう一方の手でクラブのヘッド近くを逆手で持つ。これがスタートポジションだ。
【3】肩関節が外旋する
下側の手でグリップを引き上げると、上の手が引っ張られて肩関節が外旋する。慣れてきたら、上の手を少し踏ん張ってクラブをしならせるように動かすと、より大きな効果が得られる。
教えてくれた人:ゴルフトレーナー 平野佳人
柔道整復師。ひらの接骨院で院長を務める傍ら、プロゴルファーやジュニアゴルファーらアスリートのボディケアやサポートを行う。
@golf_wellness_hirano
チャレンジャー:鈴木愛佳子
プラチナ世代のプロゴルファー。プロテスト合格とツアー出場を目指して日々練習とトレーニングに取り組んでいる。ホットスタッフ横浜所属。
@chikako83117
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写真/鳥居健次郎、モデル/鈴木愛佳子、文/福田智生(EVEN編集部)
撮影協力/LIFEST ARENA(03-6805-6916)
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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