【ZOZO CHAMPIONSHIP 初日】コリン・モリカワの素敵な笑顔にやられました
フクダトモオ
- 2021年10月21日
ツアールーキーからメジャー2勝の実力者に
千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブで開催中の「ZOZO CHAMPIONSHIP」へ取材に来ています。大会初日、トップに立ったのは7アンダーの岩田寛。1打差の2位にタイには松山英樹が付けています。
個人的に注目しているのはコリン・モリカワです。2年前の本大会に出場した時はプロ転向したばかりのツアールーキーで、あどけない笑顔が印象的でしたが、2020年に全米プロ、2021年には全英オープンを制し、押しも押されもせぬトップ選手へと成長しました。
そんなモリカワが初日のプレー終了後、テーラーメイドが協賛する大会の公式イベントに参加してデモンストレーションでショットを披露したほか、ファンからの質問に答えました。
自分の似顔絵が描かれた巨大なボールを見つけると「これ、持って帰っちゃダメかな?」とお茶目な一面も。
「ウォーミングアップは背中や肩をストレッチすることから始めます。ホテルで45分間ほど入念にストレッチをしてから、スタートの2時間ほど前にコースに入ります」(モリカワ)
「ドライビングレンジでは60度のウェッジでチップショットを6球打つことから始めます。自分の中でフィーリングを感じ取れるクラブだからです。どれだけスムーズに体が動いているか。クラブとボール、芝がどのようにコンタクトしているかを意識します。そのあと、トラックマンを使って65ヤード、75ヤード、85ヤードと飛距離を意識しながら打っていきます」(モリカワ)
「8番アイアンはとても好きなクラブです。飛距離は167〜168ヤード。だから、この距離が残った時はピンをデッドに狙ってやろうとワクワクドキドキします」(モリカワ)
「1週間試合がないとしたら、2〜3日は練習をしないでオフにします。練習をする日も、朝から晩までみっちりやることはないですね。練習のテーマや課題を明確にして、しっかり時間を決めて集中してやるほうが効果的だと思っています」(モリカワ)
イベントが終了する直前、キャディバッグからボールを取り出してサインを始めたモリカワ。このあと、ギャラリーの中のキッズにサプライズでプレゼントしていました。いやー、ナイスガイです。
思い返してみると、2年前の第1回大会でこの公式イベントに参加したのはタイガー・ウッズだったんですよね。その時の大会結果はご存じの通り、タイガーが松山との熾烈な優勝争いの末にツアー通算82勝目を挙げました。モリカワは初日1オーバーで42位タイとやや出遅れていますが、先週のPGAツアー「CJカップ」でも最終日に追い上げて優勝争いに加わり、2位になったばかり。ありますよ、これは。
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PROFILE
EVEN / EVEN副編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。