左右の手をバランス良く使える!合掌握りで練習しよう「プロに学ぶパッティング術」
EVEN 編集部
- 2021年12月14日
プロゴルファーのパッティングを見ると様々な工夫をしており、その中にはアマチュアゴルファーにも役に立つものがいっぱい。今回はキャメロン・スミスのグリップを参考にした練習方法を紹介します。挟み込むように握るので、左右の手をバランス良く使えて手と体の同調も感じやすいので効果的です。
【Check!】キャメロン・スミス(Cameron Smith)
PGAツアー平均パット数1位のグリップ
PGAツアーで平均パット数一位(2021年8月28日現在)のキャメロン・スミス。両手のひらがぴったりと合うグリップではなく、左手と右手の中指までが重なる順手の握り。
体の大きい筋肉を使ったストロークが身につく
パッティングで最も大切なのは再現性です。腹筋や背筋などの大きい筋肉を使うことで再現性の高いストロークをすることができます。小手先でパターを操ってしまうと安定性を損なってしまうのです。
そこでぜひ試してみて欲しいのが、グリップを両手で挟むだけで打つ練習です。体の動きを使わないと振れないので、手と体の同調が分かります。練習だけでなく、コースでももちろん有効。両手を合わせて握っても「挟んでいるだけ」のイメージで手先に頼らないストロークができます。
“挟むだけ”でストローク
握らずに両手のひらで左右からグリップを挟み込む。手をまったく使えないので手首を曲げずにストロークすれば体の動きで打つ感覚が分かる。
両手を均等に動かす
両手を平行のまま動かすイメージでストロークしよう。
右手が強いと手首が折れたり、腕が捻れてしまってバランス良く打てない。
解説してくれた人:吉田洋一郎(スイングコンサルタント)
欧米のツアー会場にも足を運んで選手・コーチの取材を行っている。これまで現場で様々なパッテイングスタイルを直接見てきた経験から本記事を解説。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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