スイスの高級時計「オーデマ ピゲ」はなぜゴルファーに愛されるのか?
EVEN 編集部
- 2021年11月15日
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世界のトップゴルファーが“ドリームチーム”を結成
スイスの高級時計ブランド「オーデマ ピゲ」はゴルフとの関わりが深い。1989年にニック・ファルドを最初のアンバサダーに迎えて以降、ダレン・クラーク、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、ビジェイ・シンら豪華なメンバーと契約し、ゴルフドリームチームを結成。現在もヘンリク・ステンソンやブランデン・グレース、ティレル・ハットン、リー・ウエストウッドらチームの面々が世界のツアーで活躍している。
洗練された技法で限界まで細部にこだわる
「オーデマ ピゲ」はジュネーブの北、ジュラ山脈に囲まれたジュウ渓谷で1875年に誕生した。以来、創業一族である「オーデマ家」と「ピゲ家」の手を離れていない。そのおかげで、ムーブメントの面取りやサテン仕上げ、鏡面磨きなど熟練の技を駆使した手作業が継承されており、それらの洗練された技法で限界まで細部にこだわり、時計に芸術的な生命を吹き込んで唯一無二のアート作品を作り出している。
革新的モデル『ロイヤル オーク オフショア』の最新コレクション
は、その象徴ともいえるモデルが、1972年に誕生した八角形のベゼルをもつ『ロイヤル オーク』だ。高級時計は金の素材が常識とされていた時代に、ステンレススティールのラグジュアリースポーツウォッチという新分野を確立し、1993年にはラグジュアリーウォッチ市場に『ロイヤル オーク オフショア』が登場。新素材、ケースサイズ、コンプリケーション、カラー、ダイヤルデザインなど多くの革新的な技術を誕生させている。
そして今年9月、『ロイヤル オーク オフショア』の43ミリのラインで待望の新作が登場。チタンケース2モデル、ステンレススティールケース2モデル、18K ピンクゴールドケース1モデルが発売された。
左からチタンケース¥4,445,000、チタンケース¥4,290,000、18K ピンクゴールドケース¥6,655,000、ステンレススティールケース¥4,445,000、ステンレススティールケース¥4,445,000
新しい『ロイヤル オーク オフショア』は、人間工学に基づいた最適なエルゴノミーにより手首のフィット感を向上させているほか、最新の一体型フライバッククロノグラフ、安全で効率的な交換可能ブレスレット、洗練されたスポーティなダイヤルを搭載。オリジナルの特徴を守りつつ、“次世代のオフショア”としてさらなる進化を遂げている。
ケースバックからはコラムホイールや、クロノグラフのハンマーが踊る様子など、通常は隠れている部品の動作を見ることができる。自動巻きキャリバー4401は約70時間のパワーリザーブ、10気圧防水の性能で『ロイヤル オーク オフショア』をしっかりと支えてくれる。
新境地を切り拓いたブラックセラミックの『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ』
2019年に初登場した『CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ』の新作もおすすめしたい逸品だ。18K ホワイトゴールドに質感の異なるブラックセラミックのミドルケースを組み合わせたクロノグラフはとにかくスタイリッシュ。スモークグレーのダイヤルをヘアライン加工しているほか、アクティブな印象を与えるラバー加工のストラップを採用するなど、「オーデマ ピゲ」の可能性をさらに広げる意欲作となっている。
ブラックセラミックのミドルケースにゴールドのベゼル、ラグ、ケースバックを組み合わせる。右は18K ピンクゴールドベゼル、左は18K ホワイトゴールドベゼルで、ともに41mm、¥5,335,000
ぴんと張ったアーチ型シルエットが奥行きや全体像、光と作用して独特の視覚を生み出す、現代的なサファイアクリスタルを創り出した。内側面はドーム形状で、12時位置から6時位置へ縦に曲線を描いている。
ターフの上でも、高級時計の世界でも、大切なのは精度の高さとエレガンスさ。スタイルにこだわる大人のゴルファーはぜひ、『オーデマ ピゲ』が贈る“オート・オルロジュリー”の世界にふれてみてはいかがだろうか。
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文/福田智生(EVEN編集部)
問/オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000 日本公式:https://www.audemarspiguet.com/com/ja
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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