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ツアー選手が求めた新スタイルの“ユーティリティウッド”ってどんなクラブ?

「キャロウェイ」の『APEX UW』が国内男子ツアーで人気

ツアーの現場ではプレーヤーの飛距離が年々伸びており、それに伴ってクラブセッティングにも様々な選択肢が広がっている。例えば、長い距離をピンポイントで狙っていくユーティリティ。近年は男子プロの間でも大きな武器となっており、バッグに入れる選手は多い。

そんな中、「キャロウェイ」がユーティリティよりボールが上がって距離を稼げる一方、フェアウェイウッド以上の優れた操作性までも有するユーティリティウッド『APEX UW』を完成させた。

「コントロールが効いて初速も出る」(中里光之介)

すでに国内男子ツアーを中心に使用者が増えており、ロフト17度のモデルを実戦に投入しているキャロウェイスタッフプレーヤーの中里光之介は「ファアウェイウッドより短くできることでコントロールが効きます。なおかつボール初速もしっかり出ますね」と話す。

フェアウェイウッドとユーティリティの良いところ取り

『APEX UW』はその名前の通り、フェアウェイウッドとユーティリティを掛け合わせたようなクラブとして開発されたとのこと。両者を比べると、打ち出し角とスピン量はフェアウェイウッドが上である一方、操作性はユーティリティのほうが優れているのが一般的だ。しかし、『APEX UW』は両者の良いところを組み合わせたようなクラブとなっており、フェアウェイウッドよりも弾道の高さが 抑えられ、スピン量は少なく、かつユーティリティに近い操作性も併せ持っているという。

進化したあのテクノロジーでボール初速アップ

フェースの裏側には「JAILBREAK AI VELOCITY BLADES」の文字が読み取れる。『EPIC』シリーズのフェアウェイウッドや『APEXユーティリティ』において登場した新しい「ジェイルブレイクテクノロジー」によって、ボール初速を高めていることは間違いなさそうだ。

また、ソールにはスクリューウェイトが装着されているほか、ヘッド内部前方には特殊な成形法でつくられてタングステンウェイトも搭載しているとのこと。これらによってヘッドを低・浅重心化し、打ち出し角の最適化やフェースのどの部分で打っても安定したスピン量が得られる性能を実現しているという。

“ユーティリティウッド”という新カテゴリークラブの登場は、クラブセッティングに新たな潮流を生み出すのか!?『APEX UW』の発売予定やスペック、価格など詳細情報が待たれる!

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PROFILE

フクダトモオ

EVEN / EVEN副編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

フクダトモオの記事一覧

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

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