「R」、「M」、「SIM」…20年にわたるテクノロジーの集約。すべては“STEALTH”のため

EVEN 編集部

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真紅のカーボン製フェースでゴルフファンの度肝を抜いたテーラーメイドの「STEALTH（ステルス）」ドライバーは、長年の同社の素材への探求が結実した歴史的プロダクトだ。

今後主要なドライバーは全てカーボンフェースと断言

パーシモンからメタル、そしてカーボンへ。ゴルフクラブの進化は素材の進化だ。メタルウッドの先駆者たる「テーラーメイド」の「ステルス」ドライバーは、フェース素材に従来からのチタンでなく、カーボンを使用した革新的モデルだ。その名称“ステルス”が意味する通り、密かに彼らがカーボンフェースのヘッドの開発をスタートさせたのは今から20年以上も前。以来、製品化に向けた様々な課題を解決しつつ、13年には初のカーボンフェースを採用した『グローレリザーブ』、カーボンの優位性を知らしめた『M1』など、密かにカーボンへの転換点を探ってきたのだ。
カーボンフェース採用の最大の利点は強度と軽さ、設計の自由度にある。ステルスのフェースはチタン製に比べ約半分に軽量。その余剰重量をヘッド周辺に配分し高いMOIが実現。また60層に及ぶシート状のカーボンは金属では不可能だったボール初速も獲得。軽量なため『SIM』比較で20％もフェースサイズがアップし、高初速エリアも拡がった。しかも、カーボンフェースのヘッドにつきものだった打感や打球音への違和感も払拭。ロリー・マキロイとタイガー・ウッズの両雄が即実戦投入したのはその証明だ。ステルスを手にし、クラブの歴史的転換点に立ち会おう。

テーラーメイド STEALTHシリーズ

STEALTHへの歴史

2000年

開発スタート

2013年

グローレリザーブ
ウレタン素材の表面と70層のカーボンシートを重ねた史上初のカーボンフェース搭載モデル。

2015年

M1ドライバー
ボディにチタン、クラウンにカーボンを使用。現在主流の複合構造に先鞭をつけたヒット作。

2021年

SIM2ドライバー
アルミ製のフレームとチタンフェースながら、ボディの大部分にカーボンを採用したモデル。

カーボンフェースという未体験

60層カーボンフェースの初速と低スピン性能

異なるカーボンシートを60層も重ね合わせることで強度と高い設計自由度を誇り、チタン素材では不可能だった強度とたわみがもたらすボール初速を実現。『SIMドライバー』比でフェース面積を20%拡大させ、見た目の安心感や、高初速エリアの拡大など、寛容性も大幅に強化。素材の変革で従来では不可能な性能を実現した。

チタン比約半分に軽量フェースが生む可能性

メタルウッドでは最も重量が重いパーツだったフェースの素材をカーボンとすることで、従来のチタン製に比べ重量を約半分という大幅な軽量化を実現。余剰重量をヘッド内外に最適に配置することで、フェースサイズの大型化、慣性モーメントの最大化といったヘッド性能全体を押し上げることに成功。

振動周波数管理による打感と打球音

カーボンフェースのヘッドにつきまとう打球音や打感への違和感。直接ボールとコンタクトするフェース部のカーボン化は本作の命題といえるが、フェース厚や構造、ヘッド内部に設けた音響用のリブなどによりこれを解決。振動周波数を計測し、調整を繰り返すなど言われなければカーボン製フェースとは気づかないほどの仕上がりだ。

テーラーメイド STEALTHシリーズ

STEALTHシリーズ

STEALTH DRIVER

直進性が高くオートマチックでベーシックな位置付け。フェースが大きく、ミスヒットに強い。86,900円～

STEALTH HD DRIVER

「ドローバイアスイナーシャジェネレーター」をヒール側に設置したドローバイアス設計。86,900円～

STEALTH PLUS DRIVER

シリーズで最も低スピンなツアーモデル。10gの「スライディングウェイト」を搭載し、弾道調整が可能。90,200円～※セレクトフィットストア限定

テーラーメイド STEALTHシリーズ

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