スイングスピードが落ちる原因は切り返しにあり【飛ばせるスイング】
EVEN 編集部
- 2022年03月23日
ドラコンプロといえば飛ばしのプロフェッショナルだが、安楽拓也の理論はひと味もふた味も違う。ちょっとした考え方の工夫で、ヘッドを加速させることも減速させることもできる安楽流のスイング術。今回は切り返しによってスイングスピードが変化してしまう原因を解き明かす。
トップの位置や形は気にしない
ボールを飛ばそうとするとインパクトで強く叩きたくなる。その結果、トップから切り返しで力んでしまうとクラブは逆に減速してしまうという。
「ボールを投げる時に切り返しなんて気にしませんよね。ゴルフは道具を使うスポーツなのでそこは難しい点ですが、そのクラブが動きたい方向にクラブを動かしてあげる意識が大切です」(安楽)
切り返しで力むのはNG
切り返しで腕に力が入るとクラブには余計な力が加わり、不自然な方向に動いて軌道がバラバラになる。
クラブの重さを感じることが重要。クラブの重さを感じながら切り返せば「振る」から「振られる」へと変化する。
操作しようとしてはダメ
トップの形は位置を気にしていると腕に余計な力が入って、クラブは理想的な動きから外れてしまう。
教えてくれた人:安楽拓也
あんらく・たくや。1970 年生まれ。日本を代表するドラコンプロであり、ツアープロのコーチを務めるなどその指導力は高い評価を得ている。2019年は「第6 回JPDA 全日本決勝大会」でロングドライブシニア部門とアキュラシードライブオープン部門で優勝を飾っている。ゴルフパートナー所属。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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