アドレスのバランス崩れてない? 体の連動を確認するポイントは“ヒジの向き”
EVEN 編集部
- 2022年04月28日
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体のもつパワーを最大限に発揮し、ボールに効率良く力を伝える動きを追求した「最大効率スイング」。アマチュアゴルファーの悩みのひとつがどうしても手打ちになってしまうこと。体と連動して打つ感覚をつかむためのコツをご紹介しましょう。
体の回転で打つために必要な腕と体を連動をつくる
体の回転で引っ張って打つためには、腕と体の一体感が必要です。これがないと振り遅れや手打ちなど、様々なエラーの原因になります。一体感を生むためにアドレスで左右の手の力関係とヒジの向きを確認します。
右手引く、左手押すの力関係が重要で、これができていれば自然と腕と体が連動します。このバランスがアドレスで崩れてしまっている人が多いのです。この力関係を体感するために、左手を下に押して右手で受け止める形を作ってみてください。普段、両手で押さえつけるように構えている人は違和感を感じるかもしれませんが、それが正しい右手と左手の力関係です。
また、ヒジの向きが外を向くと腕と体が切り離されてしまいます。ワキを軽く締めるようにヒジを自分に向けてアドレスできているかを確認しましょう。
左手を右手で支えるグリップの力関係
左手を下に押して、右手で受け止めてみよう。右手引く、左手押すの力関係を体感できる。両手で押さえるように構えると手打ちの原因になる。
【OK】右手で左手を支える
【NG】両手で上から抑えつける
両ヒジが自分を向くようにアドレスする
両ヒジが自分を向くようにすれば、腕と体に一体感が生まれる。ヒジが外を向くと手だけで動かしやすくなってしまう。
【OK】両ヒジが自分を向く
【NG】ヒジが外を向く
「手打ちにならないグリップとヒジの向き」を動画でチェック
解説:ティーチングプロ/菅原大地
1989年生まれ、神奈川県出身。PGAティーチングプロA級資格を保有。2019年に開設したYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」は37万人を超える登録者数を誇る。今大注目の若手レッスンプロ。プルーフコーポレーション所属。
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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