EPON GOLF 45thアニバーサリーモデル第二弾はパーツブランドのベンチマークアイアン「AF-306」
藤井順一
- 2022年03月09日
エポン製アイアンの旗艦をなすAF-30、50、70の各モデルの中でも、最も競技志向に位置付けられるシリーズの最新作。
目指したのは弾道のコントロール性と前後飛距離のまとまり、さらなる振り抜きの良さだ。
その開発は前作AF-305をベンチマークとして行なわれた。
前作は軟鉄鍛造ボディのトゥ先端に比重の重いタングステンを搭載し、やや幅のあるソールを2段ソールでシャープに見せるなど随所に工夫を施したものの、より小ぶりでシャープな振り抜きを求める声があったという。
そこで前作よりも細身な抜けの良いソール幅や、フェース長を短くするなどミリ単位でコンパクト化を追求。
小ぶりとなった分、トゥ側先端に搭載するタングステンの量を前作比33%も増量することで慣性モーメントを維持しつつ、シャフト軸からフェース上の重心点までの距離を前作と共通とし、振り感を変えることなく弾道の安定感を実現。
アドレス時の日光の反射を抑えるフェースのレーザーミーリングなど全方位でアスリートファーストな仕様を徹底し、現時点で同社が競技アマチュアに提案する最高の一本だ。
AF-306
AF-30シリーズの原点に立ち返る小ぶりでシャープな軟鉄鍛造キャビティ。
前作AF-305からソール幅を狭く、ヘッド長を縮めるなどシャープさを追求しながら、全番手でトゥ側にタングステンを搭載し慣性モーメントをアップさせるなど、感性と扱いやすさを追求した。
参考価格:¥191,400[6本セット、MODUS3 TOUR 120(S)]
タングステンをトゥ側に大幅増量
前作AF-305 に続き、円柱状のタングステンをトゥ側内部に挿入し溶接。
前作比較で33%も重量をアップさせたことで、小ぶりなながら、さらなる慣性モーメントのアップとフェースのセンター寄りの重心位置を実現した。
振り抜けるシャープさ
前作比較で約10%ソール幅を薄くし、重心距離を維持したまま、フェース長を僅かに縮めるなどミリ単位の調整で小ぶりでシャープな見た目と振り抜きの良さ、操作性を追求した。
エポンゴルフ公式WEB: http://epongolf.co.jp/
エポンゴルフ公式Instagram: https://www.instagram.com/epon_golf/
エポンゴルフ公式Facebook: https://www.facebook.com/epongolf
電話:0256-64-5551
SHARE