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AI導入から3年。その技術はキャロウェイに何をもらたしたのか?

2019年キャロウェイが初めてAIを開発に取りいれた『エピック フラッシュ』の登場から約3年。AI技術はキャロウェイの進化をさらに加速させている。

業界屈指の開発力に人智を超えた発想をプラス

初めてキャロウェイがクラブ開発にAIを導入したというニュースを聞いた時、ここまで大きく彼らのモノづくりが変わると誰が予想しただろう。キャロウェイのR&Dチームを率いるアラン・ホックネル氏にクラブ開発にAI技術を導入した理由をたずねると次のように語った。

「導入を決めた一番の理由は、開発チームの考え方やモノづくりが変化するきっかけになると考えたからです。AIは時に我々エンジニアの想像を超えた解答を導くことがあります。それが我々の開発力を押上げてくれるのです。AIは我々が気づいていない素晴らしい発明のヒントとなる存在なのです。

最新のAIデザインフェースは初代のAIによるフェースから大きく変貌しました。JAILBREAK AIスピードフレームも同様。この数年でAIを司るスーパーコンピューター自体やソフトウェアもパワーアップし、我々開発チームの担当も、よりゴルフに特化したカスタマイズや扱い方の練度を上げ、より複雑な条件設定での算出を可能にしました。フェースでいえば、ボール初速の最大化だけでなく、ヘッド形状の違いやスピン量や打ち出し角までを網羅したフェース形状や複雑なフレーム形状を具現できるようになったのです」

従来のゴルフクラブのドライバーのモデルバリエーションといえば、シェイプやウエイトの搭載位置などは違ってもフェース形状は大きく変わらなかった。キャロウェイの開発チームは、AIを駆使し、ターゲットユーザーの打点傾向などから、それぞれに最適なフェース形状を算出し、設計に取り入れている。極端にいえば、アイアンの番手ごとにも最適化させることが可能なのだ。

こうした技術的な進化は、彼らが近年、同一シリーズで多くのバリエーションを持つことと無関係ではない。選べるモデルが増えれば、それだけ幅広いゴルファーに当てはまるモデルが用意できる。ゴルファーは多くの選択肢の中から自分に合った一本を探せるわけだ。

無論、それらは各モデルごとにしっかり差別化できることが前提。キャロウエイはAI技術の導入により多様化したモデルを、ユーザー自身が的確に選べるような、新たなフィッティングの概念をアラン氏に担わせるつもりらしい。彼らはすでに別次元のクラブ開発と市場を見据えて動き出しているのである。

AI導入がもたらした4つの進化ポイント

もはやスピードだけではない

21年リリースの『EPIC』と『ROGUE ST』の「AIデザインフェース」のフェース構造の比較。フェースに厚みのある赤や黄色の部分がより入り組んだ形状となっているのが分かる。ボール初速だけでなく、スピン量や打ち出し角までをも考慮された形状なのだ。

スピードフーレムの構造を補強

『ROGUE ST』ドライバーの「JAILBREAK AIスピードフレーム」は、AIにより高度な構造計算をさせることで、フレームの土台部分の構造を上下で変更した方がより反発性能を向上することを導き出したという。

FW、UTが柱ではなくなった理由

従来の柱状の構造から大幅に進化を遂げたフェアウェイウッドやユーティリティの「JAILBREAK ST」も、ドライバーとは異なる形状でフェースのたわみを最大化するために適切な形状としてAIが算出した。

AIが可能にした多モデル展開

ROGUE STシリーズの豊富なモデルバリエーションは、AIを使用した開発の練度が上がり、より詳細な性能差を実現できるようになったことが大きい。ユーザーは幅広い選択肢から自分にマッチするモデルが選べるのだ。

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PROFILE

藤井順一

EVEN / 副編集長

藤井順一

本誌副編集長。長野を拠点としたテレワーカーを標榜するも、「会社に住んでいるのか?」という噂もチラホラ。ストリート誌やモノ誌で培った、重箱の隅を突きまくるギアインプレッションや、誰も聞いたことないアパレルブランドを発見すると嬉々として原稿に向かう。

藤井順一の記事一覧

本誌副編集長。長野を拠点としたテレワーカーを標榜するも、「会社に住んでいるのか?」という噂もチラホラ。ストリート誌やモノ誌で培った、重箱の隅を突きまくるギアインプレッションや、誰も聞いたことないアパレルブランドを発見すると嬉々として原稿に向かう。

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