世界のツアープロも続々、パーカはゴルフ着こなしの常識になるのか
EVEN 編集部
- 2022年04月27日
米国、欧州、世界のツアーでは近年、パーカ(フーディ)を着用する選手を見かけるよう頻度がぐっと増した。スポーツウエアとしては、当たり前のものであっても、そこは伝統を重んじるゴルフの世界、ツアー優勝の会見にパーカ姿で現れた選手が、SNS上で物議を醸したのは記憶に新しいところだが、そもそもは快適にスポーツするためのアスレチックウエアである以上、それがゴルフの伝統に反するものであるかは疑問だ。ゴルフ規則にも「ゴルフウエアである」ことは名文化されているが、パーカは着用してはいけないとはない。もちろん、そうしたドレスコードを課すメンバーシップのコースが合っても良いが、アマチュアがカジュアルなコースで着用するのは、咎められるものではないだろう。ここではゴルファーウエアブランドを中心に、春のラウンドで着たいパーカを2回にわけてご紹介する(この記事はEVEN2022年5月号掲載の内容を一部加筆したものです)。
欧州ツアーでは試合で着用する選手も
ゴルフアパレルからスポーツウエア、サーフ&スケーター系まで、ブランド別に紹介します。
ヴィンテージを思わせるディテール
ダンボールニット素材で軽量
ナイキとヤンキースのWネーム
・ナイキエムエルビーコレクション(ファナティクス ジャパン)
切りっぱなしのようなこなれたデザイン
サステナブルなファブリックを採用
スケーターブランドを取り入れる
・ボルコム
立体感のあるニットの素材感が大人
・ゾーイ
上質コットンの杢グレーパーカ
海外土産のような味のあるグラフィック
・ジャングルス
秀逸イラストとこなれた風合い
スリーストライプ世代ですから
STYLE.1 杢グレーを上品にこなす
「定番杢グレーのパーカは使い勝手の良さの反面、カジュアルすぎて子供っぽく見えがちです。チェック柄のシャツやパンツをを組み合わせてプレッピー風にすると品良くまとまります。タイドアップ、チェック柄のアイテムなので、パーカのカジュアル感を上手く相殺してくれます。杢グレーのパーカは着回しやすいのでおすすめです」(スタイリスト水野)
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EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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