FW派か、UT派かに決着! キャロウェイの2つの異端なるUTの秘密
藤井順一
- 2022年04月30日
フェアウェイウッド派かユーティリティ派か。ゴルファーなら必ず一度は聞いたことのあるこの議論にキャロウェイはあっさりとそれならこんなモデルはどう?と答えるのだ。
そこまでやるかのニッチな選択肢
『エピック スーパー ハイブリッド』と『エイペックス UW』。間隔を開けずにリリースされた2本のユーティリティに驚いたユーザーも多いだろう。この2本、全くその性格が異なるのが今のキャロウェイの勢いを感じるのだ。
エピック スーパー ハイブリッドは、クルマで例えるならいわばコンセプトカーだ。より良い素材、構造を採用し、パフォーマンスを追求。フルチタンのヘッドにカーボンクラウン、JAILBREAK AIベロシティブレードテクノロジーに、タングステン・インナーウエイトを搭載、易しく高弾道で飛ばせる究極の性能をそなえたグローバルモデルだ。
一方のエイペックス UWは、反対に日本国内、特にツアーフィードバックを受けて開発されたもので、ハイトゥタイプのアイアンの流れを組む顔に構えにくさを感じるプロ仕様。UTより高く、FWより低い弾道と17、19、21度のロフト設定という完全なるアスリートモデルだ。 ローグ STシリーズだけでも4種のUT、このニッチなニーズも見捨てない姿勢が素晴らしいのだ。
FWのような顔でUTよりも上がるアスリートモデル
APEX UW
ツアープロの要望を受け、フェアウェイウッドよりも弾道の高さが抑えられ、スピン量は少なく、ユーティリティに近い操作性を併せ持った両者の良いとこどりモデル。17、19、21° 41,800円
ドライバー並にテクノロジー満載な究極ユーティリティ
EPIC SUPERHYBRID
フルチタンのボディにFLASHフェースSS21、JAILBREAK AIベロシティブレードテクノロジーなど、ドライバー並のテクノロジーを搭載したまさにスーパーなUT。2H~6H、49,500円~
SHARE