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機能モックネックこそ、注目のハワイブランド「サルベージパブリック コレパ」の真骨頂なり!

編集長のミズカミです。「SALVAGE PUBLIC Kolepaが弊社ECでだけ謎に売れていないから応援しよう。EC担当セキハラよ、俺たちは頑張る!」企画です。晴れてGWに突入しましたが原稿書いてます。休んでなんかいられませんw

SALVAGE PUBLIC Kolepa(サルベージパブリックコレパ)モックネックシャツ

さて、ワタクシからのレコメンド第二弾はこちらのモックネックシャツ。鹿の子ですね。

このアイテムの企画の出発点は、この素材を使おうってことでした。確か同ブランドのジャパンディレクター・小野寺さんと企画の打ち合わせをしていた時に、「やっぱゴルフっていったら鹿の子っすよねぇ」、「確かに、でも普通に鹿の子ポロってのもつまらないすよね」、「ですよねぇ……、じゃモックネックでいきます?」、「お、良いすねぇ。しかも機能性の高めな生地だと嬉しいすね」、「スポーティな雰囲気になって良いかも」、ってな感じの会話があって作られました。実に安直なトークですが、企画なんて往々にしてそういうものです。

「モックネック ショートスリーブ(カノコ/Kolepaスタンプ)」のサイズやカラバリはこちら

立体パターンに吸汗速乾にUVカット、しかも再生ポリエステル使用の超高機能シャツ

そうやって出来上がったサンプルを見ると、実に良い仕上がり。まず目に着くのは背面や脇に備わる切替え。スイングの動きを妨げないように配慮された立体パターンが印象的。特に前見頃の袖付けをセットイン、後ろをラグランスリーブにする、所謂スプリットラグランになっている点に注目。前からのルックスがスマートに纏まって、その実後ろ姿はスポーティっていう算段です。

素材にもかなり拘っていて、吸汗速乾にUVカットを備えていて、盛夏のゴルフでの活躍が期待できます。さらにそれを再生ポリエステル生地で実現しているというのも特筆したい。というのもこのブランドは自然溢れるハワイ出身なだけに、非常に環境意識が高いのです。そのフィロソフィがここに表れているのですね。

ブランドデザイナーのJoseph Serrao氏もお気に入り

このシャツのサンプルが上がってきた時に、ちょっと気になることが。それはハワイのデザイナー陣がこのシャツをどう捉えているのか? ということ。というのもサルベージパブリックというと、やはりリラックスムード漂うリゾートテイストが持ち味、このシャツはパッと見アスリート感すら醸し出している。その辺どう思ってるんだろう、なんてこと危惧していると、前述の小野寺さんは「勿論、デザイナーのジョー(Joseph Serrao)と綿密に打ち合わせながらデザインは進めてますよ」と、「彼は実はテクノロジーの利いた服は大好きなんですよ。インラインでも実は高機能という服を結構作ってます」とのこと。

なるほど、そりゃそうだ。いくらリクエストがあったからって、デザイナーが納得しない服を作るわけがない。「それに……」と、小野寺さんは続け、「このシャツ着てみると分かるんですけど、ボックスフィットでゆったりめに着られるんです」という。そこで、いわれたまま着てみると、おお、確かにゆったりめ。リラックスした雰囲気がイマドキ感満載。なるほど、そういうことか。サルベージパブリックの人気の秘密、ハワイのリゾート感を醸しながら、どこかニューヨークのストリートを思わせるようなモダンなテイストも兼ね備えるというデザイン。それがこのシャツにも表現されいるのか。まさにブランドの真骨頂、凄い。売れるブランドってこういうことね。

「モックネック ショートスリーブ(カノコ/Kolepaスタンプ)」のサイズやカラバリはこちら

ゆったり着るならいつも通りのサイズを。ジャストで着るなら一つ下げるのもアリ

と、まあ関心しきりな仕上がりとなったこちら。カラバリはホワイトとダークネイビーとオリーブの3色展開。サイズ感でいうと、少しゆったりめの作りなので、ジャストで着たいという方は一つサイズを下げるのもアリです。僕は普段通りのXLをゆったりめで着ようと思ってます。色は悩みますがオリーブですかね。ちなみにパンツは普段通りのサイズで買うのが良いです。

リゾートな御仁からアーバンゴルファーまで、幅広くオススメです!

サイズ:S、M、L、XL

カラー:ホワイト、ネイビー、オリーブ

価格:9,680円

「モックネック ショートスリーブ(カノコ/Kolepaスタンプ)」のサイズやカラバリはこちら

「SALVAGE PUBLIC Kolepa」はこうして生まれた

僕たちのスタッフに「SALVAGE PUBLIC」のファンが多い。Tシャツやニット、パンツ等々、様々なアイテムを個人的に購入し愛用している。好きが高じて我々の会社名入りのマスクを同ブランドで制作して社員に配ったりもした。

SALVAGE PUBLICとは、ハワイのホノルル、ダイヤモンドヘッドの麓にある町のカイムキで2013年にスタートしたブランドだ。サーフィンを中心にした同地ならではのカルチャーをベースにしていて、どこかニューヨークで売っていそうなモード感すら漂うデザインが、圧倒的に異彩な存在感を放っていて、僕たちの心を掴んだ。

そのブランドがゴルフアパレルを始めるという話が入ってきた。ついてはEVENに手伝って欲しい、ゴルフウエアについてアドバイスを貰いたい、とのリクエストと共に。断る理由はない。敬愛するブランドのアパレル開発に参加できるなんて、考えただけでワクワクが止まらない。

そうして始まった「SALVAGE PUBLIC Kolepa(サルベージパブリックコレパ)」プロジェクト。心掛けたのは、“ブランドのイメージを壊さないようにゴルファー目線の意見をいう”。この一点だけ。完成したスタイリングをご覧になればお分かりいただけると思う。完璧だ。

 

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

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