ハワイ発のゴルフアパレルブランドが流行りのプルオーバーを作ったらどうなる?
フクダトモオ
- 2022年05月02日
「サルベージパブリックコレパ」のプルオーバージャケット
プルオーバージャケットが流行の兆しを見せている。ゴルフウエアでいえばスニードジャックが復権しつつあるのも、その流れを受けたものだろう。かくいう自分もプルオーバー好きで、クローゼットにはかなりの数のブルゾンやパーカーが収納されている。気になるお腹周りを目立たなくしてくれるゆったりとしたシルエットや、インナーを選ばずに着回せる使い勝手の良さがお気に入りポイントだ。
で、ハワイ生まれのブランド「SALVAGE PUBLIC Kolepa(サルベージパブリックコレパ)」がプルオーバーを作ったらどうなるのか。その最適解がこちらの『モックネック プルオーバージャケット』¥26,400だ。
「モックネック
プルオーバージャケット」の
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あらゆるシーンで着回せるユーティリティな一枚
天候の変化が激しいハワイでのプレーを想定して作られたプルオーバーは、1枚で様々なシチュエーションに対応できるのが大きな魅力。コットン感のある見た目ながら、リネンのようなドライタッチとナチュラルなストレッチ性を備え、かつ急な雨にも対応できる撥水性を備えたユーティリティな一着に仕上がっている。
「モックネック
プルオーバージャケット」の
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また、流行りのゆったりとしたシルエットながらスイングを妨げないパターンを採用するほか、袖口と裾の裏側にジャガードゴムが入っているため、動きにくさはまったく感じない。背中にはベンチレーションがあって、しっかり通気性を確保している。
右袖のロゴがリフレクター仕様に、胸元のロゴがさりげなくブランドカラーのセージになっているのもポイントで、「サルベージパブリックって本当にうまいなあ」と感じる。色はグレイとダークグレイの2色。今風のシルエットにストリートライクなデザインなので、筆者のような“脱おじさん”したいゴルファーの強い味方になってくれるはずだ。
「モックネック
プルオーバージャケット」の
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「SALVAGE PUBLIC Kolepa」はこうして生まれた
EVEN編集長 水上貴夫
僕たちのスタッフに「SALVAGE PUBLIC」のファンが多い。Tシャツやニット、パンツ等々、様々なアイテムを個人的に購入し愛用している。好きが高じて我々の会社名入りのマスクを同ブランドで制作して社員に配ったりもした。
SALVAGE PUBLICとは、ハワイのホノルル、ダイヤモンドヘッドの麓にある町のカイムキで2013年にスタートしたブランドだ。サーフィンを中心にした同地ならではのカルチャーをベースにしていて、どこかニューヨークで売っていそうなモード感すら漂うデザインが、圧倒的に異彩な存在感を放っていて、僕たちの心を掴んだ。
そのブランドがゴルフアパレルを始めるという話が入ってきた。ついてはEVENに手伝って欲しい、ゴルフウエアについてアドバイスを貰いたい、とのリクエストと共に。断る理由はない。敬愛するブランドのアパレル開発に参加できるなんて、考えただけでワクワクが止まらない。
そうして始まった「SALVAGE PUBLIC Kolepa(サルベージパブリックコレパ)」プロジェクト。心掛けたのは、“ブランドのイメージを壊さないようにゴルファー目線の意見をいう”。この一点だけ。完成したスタイリングをご覧になればお分かりいただけると思う。完璧だ。
SALVAGE PUBLIC Kolepa 2022 SSコレクションを見る
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PROFILE
EVEN / EVEN副編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。