ツアープロと一緒にプレーするとアマチュアゴルファーはどうなる?
フクダトモオ
- 2022年05月21日
ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント3日目の結果は?
茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部 東コースで行われている男子ツアー「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」は、バーディ合戦となった3日目を終えて、トータル19アンダーの大槻智春が単独首位、2打差の17アンダー2位タイに今平周吾、比嘉一貴、B・ケネディが続いている。
今大会は、2日間の予選ラウンド後に約60人のプロが決勝ラウンドに進出するのは通常通りだが、4日間を通じてプロ2人、アマ2人の4人1組でプレーするのが大きな特徴で、全国約30会場の予選会を勝ち抜いたアマチュアがプロと一緒にプレーしている。
「実力以上のことをしがち」(東幸司選手)
アマチュア部門は木・金曜日に行われたダブルス戦と、土・日曜日に行われているスクラッチ戦があり、ぞれぞれに順位を決定する仕組み。3日目終了後、スクラッチ戦の初日を終えた東幸司選手に話を聞いた。
「アマチュアの競技に出場する時も緊張しますが、それとはまた違った緊張感がありますね。目の前でプロのすごいショットを見ているのもあり、いつもより飛ばしてやろうとか、ベタピンに寄せてやろうとか、ついつい実力以上のことをしがちなんです。やっぱり冷静じゃなくなっているんでしょうね。普段はやらないようなミスがたくさんありました」(東選手)
そう振り返る東選手だが、初日5オーバーはスクラッチ戦の出場者50名中の10位タイとまずまずの成績。トップとは5打差あるが、まだまだ上位を狙える位置だ。
「優勝はまったく狙っていませんが(笑)、今日よりも良いスコアで回れるように頑張ります。それと、ツアープレーヤーと試合で一緒に回れるチャンスはなかなかないですから、緊張はするでしょうけど楽しんでプレーしたいですし、コースマネジメントやリズム、テンポなど勉強させてもらいたいです」(東選手)
ツアープロと一緒にプレーしたい人は…
ちなみに東選手が代表を務めるイーストパーク社は、ツアー優勝プロと一緒にラウンドができる予約サイト「EP GOLF」を運営している。予選を勝ち抜いて大会に出場しなくても、男子プロに真剣勝負を挑んだり、上達のアドバイスをもらったりできるサービスなので、興味のある方は利用してみてはいかがだろうか。
と、最後は自作自演的なオチになったが、「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」は明日22日が最終日。プロたちの優勝争いとあわせて、アマチュア選手のプレーにも注目だ。
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PROFILE
EVEN / EVEN副編集長
フクダトモオ
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。
1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。