理想的なスイングが素早く身に付く“水平素振り”|超わかりやすいゴルフの始め方
EVEN 編集部
- 2022年06月23日
以前は7番アイアンでスイングの基礎を学ぶケースが多かったが、中井学プロは「今の7番はロフトが立っているので初心者にはハードルが高い。9番が絶対にオススメです」と話す。その上で、フルスイングはせずに肩の高さよりも小さい振り幅でスイングすることが大切という。今回はスイングに欠かせない体の動きが身に付く練習方法を紹介する。
体の回転と連動した腕の動きをマスターしよう
初心者の方々にぜひやっていただきたい練習があります。それが水平素振りです。直立の姿勢でクラブヘッドが顔の高さくらいとなるようにクラブを胸の前で構え、クラブヘッドの高さをキープしながら真横に振りましょう。
バックスイングでは左腕をなるべく伸ばしたままで付け根を右に回します。すると右ヒジが自然にたたまれることが分かります。そしてフォロースルー方向に向かうとインパクトの地点を境目にして、今度は両腕が入れ替わって右腕がすっと伸びてきます。付け根を回しつ続ければ左ヒジがたたまれるのです。
水平素振りは付け根の回転とナチュラルな腕の動きのバランス感覚をつかむのに最適な練習です。難しい理論を頭に詰め込まなくても水平素振りをしていれば理想的なスイングが早く身につきます。
水平素振りでスイングの練習
両足を広げた直立姿勢のままで、クラブヘッドを自分の顔を高さにキープしてスイングする。スイングの様々な要素を体感する練習に最適だ。水平素振りをすると体の回転とリンクした腕の動きやクラブヘッドの軌道などを体感でき、正しいスイングのイメージがつかめてくる。
教えてくれた人:プロゴルファー 中井 学
大阪府豊中市出身のプロゴルファー/ゴルフコーチ。14歳でゴルフを始める。高校卒業後に渡米し、独自のゴルフ理論を構築する。帰国後、2003年からプロコーチ活動を開始。2021年1月に自身のYoutubeチャンネル「中井学ゴルフチャンネル」をスタート。若い女性からベテランゴルファーまで幅広い人気を誇る。
(出典:『超わかりやすいゴルフの始め方と上達法』)
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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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