スイングアークを大きくする意識を持てば飛距離は伸びる!
EVEN 編集部
- 2022年08月28日
1ヤードでも遠くへ飛ばしたいという思いは誰もが抱いているはず。そこで今回は意識せずとも自然とヘッドスピードが上がって、今より飛距離アップできてしまうコツを紹介する。
バックスイングのスピードを上げれば、切り返し以降のスピードも自然と上がる。ダウンスイングで意識するのはクラブを遠くへ動かすことと、アゴを右に向けることだ。
アゴの向きを意識するだけでインパクトの強さが変わる
飛距離をアップさせるには強いインパクトが必要です。バックスイングで上半身と下半身に捻転差をつくったら、切り返しからは下半身先行で捻転差をキープしたままクラブを振っていきます。
ポイントはアゴの向きです。アゴが飛球線方向へ向いてしまうと、捻転差がなくなってパワーをロスしてしまいます。インパクトからフォローにかけてもアゴがボールより右を向いているようにすると、ヘッドが走って、強いインパクトでより遠くへ飛ばすことができます。
アゴの向きがわかりにくい場合は、目線をボールの右側に向け続けるのも効果的です。起き上がり防止にもなって、しっかりと前傾角度がキープされるので一石二鳥です。
頭が右に傾くのが正解
自分から見て、打つボールの右側斜め上に別のボールを置き、そのボールを見続けながらスイングするとアゴを右に向けたままスイングできる。
ボールを打ったあともセットした別のボールを見続けるようにすることで、前傾角度がキープされた理想的なスイングへと近づける。
右サイドを見続ける
しっかり頭を残して振ることでクラブを走らせることができる。ダウンスイングではボールの右サイドを見続けよう。
クラブをなるべく遠くへ振っていくイメージ
ダウンスイングでタメをつくる意識は必要ない。むしろ、クラブを体から遠くへ振っていくように振ると、スイングアークが大きくなって飛距離アップにつながる。
イメージはデシャンボー
イメージはPGAツアー屈指の飛ばし屋、ブライソン・デシャンボーのスイングだ。ヒジをたたむよりも両腕を伸ばす意識でスイングしたほうがアークを大きくできる。
グリップエンドをお腹に当てて振ってみよう
できるだけ両腕を伸ばしてクラブを短く持ち、グリップエンドをお腹に当てて、体と腕、クラブに一体感を感じながら腰から腰の幅でシャドースイングするとイメージをつかみやすい。
解説
西村至央さん
東京や神奈川を中心に活動するゴルフコーチ。伊澤利光プロにスウィング理論を学び、様々なメディアで活躍中。ミライズゴルフアカデミーを主宰する。
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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