装飾を一切省いたモードなキャップ「Membrana」×「SAWA VAUGHTERS」
公文裕介
- 2022年07月30日
切れ込みがクッキリと!
キャップは今はベースボールキャップが主流だが、ゴルフでの流行りも様々あった。フラットビルや、ドゴールキャップ、夏だけハーフメッシュなんてのも。一通り通ってきた自分だが、この初見のデザインには度肝を抜かれた。「あれ、ツバが一部切り取られるのかと……」
こんな斬新な手法は世界的帽子デザイナーのサワ・ヴォーターズ氏のなせる技。かつては海外のビッグアーティストの帽子を手がけたり、名門ブランドのデザイナーとして活躍した経歴を持つ。
天ボタンのないスッキリした5パネルデザインは、リサイクルポリエステル繊維を用い、ハリ感のある見た目に。ツバは一部ミリ単位の調整でカットされ、アバンギャルドな装いながら、ゴルフではツバが邪魔にならず、左面がしっかりと確認できるという。これをカブれば、パターもスコスコ入ったり、アプローチでしっかりボールにコンタクトできたり、美味しいとこだらけなキャップといえる。
装飾を一切省いたモードなキャップ。単色なので意外とゴルフウエアと合わせやすい。16,500円
裏側には汗止めの仕様もあり、夏場のラウンドも不快にならない。
問:丸和繊維工業(03-3624-6611)
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