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ゴルフタレントSabuさんが体験!「ザ レーサム」のオールインクルーシヴゴルフが国内リゾートゴルフ最高峰と感じた理由

滞在型のゴルフリゾートとして注目が集まる群馬県の「ザ・レーサム」。数年にわたるリニューアルを済ませた今年、満を持して始まった「オールインクルーシヴプラン」をゴルフタレントSabuさんがリポート!
※当該記事は2022年6月5日発売のゴルフ雑誌「EVEN2022年7月号」掲載の内容を一部加筆、修正したものです。

Sabu プロフィール

各種メディアやゴルフイベントなどで活躍するタレント。キャッチフレーズは“あなたのサブグリーン”。インスタグラム@sabu_golf

THE RAYSUM
群馬県安中市安中5853

東京から北陸新幹線に乗り「安中榛名」駅下車、送迎バス含め約1時間10分。クルマでもいけるがオールインクルーシヴプランには電車がオススメ。

THE RAYSUM に到着した瞬間、想像した以上の体験が

「EVEN」さんから久々のお仕事依頼は群馬県の「ザ・レーサム」での宿泊付きラウンド体験。あいにく取材予定日は別件が入っていたのでお断りしようかと思ったら、夕方からの前泊で、翌日プレーという前乗りのスケジュール。ザ・レーサムの評判は以前から聞いていたこともあり、時間の調整もできたので喜んでお引受けしました。

取材当日、前のお仕事がちょっと押してしまって夕方17時半、東京駅からJR北陸新幹線に乗り、コースの最寄り駅である安中榛名駅までは約1時間。改札を出るとコース手配の高級ミニバンがお出迎え。なんだかVIPな気分。駅からはクルマで10分程、都内からトータル70分ほどでコースまで到着できました。

今回、私が体験させてもらう「オールインクルーシヴプラン」は、1泊1ラウンド、3度の食事や送迎など、滞在中にかかるほとんどのサービスが含まれたパッケージ。珍しいですよね。レセプションでお部屋のキーを預かり、荷物をおいたら、クラブハウス2階のレストランへ。まるでラグジュアリーなホテルみたいな設えで、ここがゴルフ場だなんて信じられない光景が広がっていました。

クラブハウスのエントランスに設けられたネオンサイン。館内の各所にアートやデザイナーズ家具が置かれ“映え” に事欠かない。

#BBQのTボーンステーキが極厚

クラブハウス2階のレストランを抜けた、屋外のテラス席ではグランピングよろしく、焚き火を使ったセルフBBQが楽しめます。食材は写真のTボーンステーキや地元産のお野菜など新鮮な食材ばかり。もちろん食事とのマリアージュが楽しめるアルコールもFreeFlow、つまり飲み放題なんです。ディナーはこのBBQの他、和食とフレンチが、曜日毎に日替わりで設定されているので、何度でも通いたくなってしまいますね。

赤城牛、赤城鳥、氷室豚など群馬が誇るブランド肉を中心にこだわり、吟味した食材のBBQセット。※写真は4名シェアを想定。

#カウンター席で和のもてなしディナー

ザ・レーサムといえばソムリエが常住し、星付きレストランで腕を磨いたシェフによる本格フレンチが楽しめるオーベルジュがあると聞いていたのですが、リニューアル後、新たに加わったのがこの和食がいただけるスペース。オープンキッチンで手際よく作業する大将とカウンター越しに交わす会話と美しくも繊細な和のコース。自家栽培のお野菜や漁師さんから空輸で届くお魚などどれも美味。オススメの日本酒が絶品で、普段は日本酒をあまり飲まない私でもお酒が進みました。

一人だとイメージがわかない、と急遽モデルで登場させられていた松原GM、スタッフさんのホスピタリティがとにかくすばらしい。

愛媛宇和島で鮮魚店を営む板長の実家から直送で届く新鮮な魚介類。お刺身や天ぷらなど季節のコースでいただける和食

#ホテルクオリティのホスピタリティ

「食事の際のドリンクはアルコールを含めすべて料金に含まれております。朝のシャンパンもスパークリングではなくシャンパーニュ地方の本物。飲み放題だからと質を落とすようなことはしたくないんです。心の底から癒しを感じてほしいから」とマネージャーの松原さん。食事の前にちょっとテラスで乾杯したい、テイクアウトで温かいコーヒーが飲みたい、こんなわがままなリクエストにも応えてくれるから、ついお酒が進みます。

サービスはもちろん、食器や什器に家具、目につくところ、触れる場所、すべてに気配りが行き届いて、思わずセレブな気分。

翌日のラウンドは早めに起きてやってみたいことがありました。〝朝シャン”です。高級シャンパンの「モエ・エ・シャンドン」を朝からいただけるサービスがあるんです。これも電車ゴルフと送迎付きのオールインクルーシヴプランならではの楽しみ方ですね。なんとこれもフリーだそうで、プレー前なので私は雰囲気だけでしたが、お酒好きな方ならこれだけで元が取れちゃうんじゃないでしょうか。 モーニングでジュースとクロワッサンをいただいた後、コーヒーはテイクアウトでお願いできました。

オールンイクルーシヴプランだけでなく、通常のラウンドでも朝食はフリー。クロワッサンは外パリ、中フワで、オレンジジュースは生搾り、ゆで玉子は朝取れ。まるで海外のラグジュアリーホテルみたいです。

#モエ・エ・シャンドン ロゼで“朝シャン”

ラウンド前にゴルフ場で朝からいただくシャンパン、通称“朝シャン”。このオールインクルーシブプランなら、お酒に詳しくない私でも知っている「MOET &CHANDON」のロゼが、滞在中のCafe Morningではなんと飲み放題! これヤバくないですか? グラスに注がれた透き通ったローズゴールドの美しさに、何度もスマホで自撮りしました。

朝のゴルフコースで、まずはシャンパンなんて、なんか悪いことしてみるみたいです。
チアーズ、朝から沁みるー!
朝からサプライズなサービス。ラウンド前に張り切り過ぎちゃ駄目ですよ。

#全面改修のトーナメントコースのエグさ

今年10月には国内男子ツアーも開催されるコースは、全面的な改修が行われたそう。上の写真の16番パー3は、昨年左サイドに新たに池を設置。白砂のパウダー状のバンカー、うねるアンジュレーション、深くて絡むラフ、取材時10.5フィートだったグリーン。コンディションの良さと美しさの反面、かなりの難易度。リゾートコースと油断していた私はパーを取るのもやっと。組数が控えめでスムーズに回れるのも◎。

コース全長は7162ヤード。今年10月には国内男子ツアーの「For The Players ByThe Players」の開催も決定しています。トーナメント招致に向けて数年がかりで全面的な改修が行われたコースは、コンディション抜群で、戦略性の高さはもちろん、バンカーをすべて白砂に、池の水を入れ替えるなど、美しさも一級品で、グリーンの速さもトップクラスです。フェアウェイはうねりがキツいし、リゾートコースと甘く見るときっと痛い目にあいますよ。

グリーンの左サイドの斜面はしっかり刈り込まれて、落とし所を謝れば当然のように池に、、。
コース内の池は鏡のように景色が写り込んでフォトジェニックです。
コース改修にあたって、コース内のバンカーはすべてホワイトサンドに。サラサラで手強いです。

 

コースのいたるところが美しくて、スコアはいまいちでもつい楽しくなってしまいます。
途中、茶店に設けられたドリンクもフリー。撮影時はバナナまで用意されていました。アスリートみたいに食べて、と編集スタッフのリクエストもあり、コーヒーと一緒にいただきました。

2打目でグリーンを捉えたと思っても、グリーンが早くて止まらずに奥にこぼれる。コースの方に聞いたら、トーナメントコースにみられるコレクションエリアという、こぼれたボールが集るすり鉢のようなしかけを随所に作ったんのだそう。見た目の深さ以上に絡むラフ、池にむかって刈り込まれた芝、スコアは完全にヤラれっ放し。言うまでもなくリベンジを誓いました。

ハーフターンのランチではふわとろオムライスをチョイス。EVENのスタッフさんが選んでいた坦々麺もすごく美味しそうでした。ちなみに茶店のドリンクはもちろんフリーです。ラウンド後は温泉とサウナでしっかりと疲れを癒やし、新幹線で帰宅の途に付きました。これだけの内容で平日一人4万円は絶対お得。私のゴルフ場ランキング、ナンバーに認定させていただきます。

#300ヤードのドライビングレンジで復習

ラウンド後、あまりの不甲斐なさにドライビングレンジで反省を兼ねてコソ練。オールインクルーシヴプランなら練習場コインはもちろんフリー。大会では選手が芝から打てる300ヤード超のきれいな屋根付きレンジは高級感あり。PGA認定のティーチングプロが在籍するアカデミーもあって、奥にはガラス張りの特別室も。

全17打席、奥行き300ヤードの本球で打てる練習場。暖炉付きの個室もあり。オールインクルーシヴプランなら練習場コインがフリー。

#コースビューのホテルからの絶景

クラブハウスのお隣に立つ4階建てのホテルは、和室から洋室まで様々なタイプがあり、写真のようなスイートルームまで完備。客室ベッドのマットレスはSIMMONS社製。コースビューのお部屋の窓からは、眼下に10番ホールが見下ろせます。実は、取材の際に非公開の貴賓室も見せてもらったのですが、これが本当に素晴らしかった。今後メンバーなどが利用できる仕組みを検討中だとか。

#美しすぎる露天とサウナ、お風呂上がりに

前泊なら夜の24時まで入れる上、ラウンド後はしっかり疲れを癒せる天然温泉の露天風呂と内湯、2種類のサウナ。「ととのえ親方」ことプロサウナーの松尾大さん監修によるモダンな球体サウナでたっぷり汗を流した後は、風呂上がりのコーヒー牛乳やアイスもフリー。アメニティもオーガニックだったり、ドライヤーがダイソンだったり、本当どこまでも抜け目がないのやら。

 

 

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PROFILE

藤井順一

藤井順一

長野を拠点としたテレワーカーを標榜する本誌元副編集長。ストリート誌やモノ誌で培った、重箱の隅を突きまくるギアインプレッションや、誰も聞いたことないアパレルブランドを発見すると嬉々として原稿に向かう。

藤井順一の記事一覧

長野を拠点としたテレワーカーを標榜する本誌元副編集長。ストリート誌やモノ誌で培った、重箱の隅を突きまくるギアインプレッションや、誰も聞いたことないアパレルブランドを発見すると嬉々として原稿に向かう。

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