BEVで避暑ゴルフが想像以上に快適だった!首都圏⇔長野を『LEXUS UX300e』で日帰り体験
藤井順一
- 2022年09月23日
気になるのは東京からの航続距離
近年、首都圏在住のゴルファーにとって夏ゴルフは過酷な荒行だ。ゆえに毎年夏場は長野県佐久市にある標高1100mに立地する高原のゴルフリゾート「サニーカントリークラブ」で涼しくプレーしているのだが、同コースが今回、電気自動車(EV)の充電ステーションを駐車場に設置した。
気になるのは東京から片道200キロ近く離れたリゾートゴルフはEVの航続距離的に大丈夫なのか。
そこで以前から気になっていた『UX300e』を駆り、真夏の遠方避暑ゴルフで実力をテストした。深夜、東京・新宿を出発。この時気温30度、航続可能距離はメーター読みで約300キロ。ストップ&ゴーのある一般道を利用し、電力消費が大きいエアコンもつけて、約180キロを4時間程で到着できた。この時点で航続可能距離は70キロ程に。これは電力消費の激しいワインディングの登り走行が大きく影響した模様だ。
同コースが設置したのは急速タイプではない普通充電器。スマホでQRコードを読み込み、手続きを済ませれば即充電スタート。気温23度の快適プレーを済ませ、クルマに戻るとEVはフル充電済みだった。ゴルフは現地に6時間は滞在するためEVの充電と相性が良いのだ。
ちなみに下りとなった帰路では電力消費も大幅抑制。リゾートへのEVゴルフ、おおいにアリというのが結論かと。
『LEXUSUX300e』で長野のサニーカントリークラブへGO!
都内を出発
夜明け前に東京・新宿を出発。車載ディスプレイ表示の外気温は30度の熱帯夜、一般道、EVには過酷な条件だ。
BEVの走りが
レクサスの静寂性に輪をかけたUX300e。EVならではのアクセルの応答性の高さ、未体験加速フィールが最高。
180km走行し充電
普通充電器(30A)2台を駐車場手前の特等席に設置。充電量20%、航続可能距離70kmの状態から充電した。
標高1100mで快適プレー
関東が猛暑日の中、気温23度。最高地点の標高は1218mにも達する空気が澄みわたる高原でプレーを満喫した。
フル充電!
約6時間ほどコースに滞在してクルマに戻るとフル充電が完了。高効率で信頼性の硬い充電システムも流石。
LEXUS UX300e Version L
レクサス初の電気自動車(BEV)。203馬力/300N・mの出力を誇り、航続可能距離はWLTCモードで367km。充電時間は定置型200V(30A)スタンドで約7.5時間。6,350,000円~
サニーカントリークラブ
住所:長野県佐久市協和3491
電話:0267-54-2121
SHARE