左手の使い方は右手が教えてくれる! 自分に合ったグリップを見つけよう
EVEN 編集部
- 2023年03月26日
INDEX
もっと飛ばしたい、スコアを安定させたいと考えるゴルファーにおすすめの練習方法がある。それはSNSで人気のコーチ、森山錬が提唱する『右手先生』を感じることだ。クラブを振るという本質をつかんで、超効率的なスイングを短期間でマスターしよう!
右手でクラブの特性を生かす振り方を覚えたら、両手で握った状態でも同じスイングができるようにしたい。ポイントは右手で片手素振りを繰り返しながら、そこに左手を合わせていくこと。クラブの動きを邪魔しないように、右手首を握ることから始めてみよう。
いきなり左手で握ろうとせず、少しずつ接する面積を増やしていく
スイング中、左手は非常に複雑な動きをしていて、そのぶんだけ悪い動きも出やすくなっています。ですから、まず右手でスイングを覚えて、その振り方に左手を合わせていったほうが正しい動きをスムーズに身につけることができるのです。
ポイントはいきなり左手でグリップを握ろうとせず、少しずつ接する面積を増やしていくこと。右手一本で連続素振りを行いながら、右手首をつかむことから始め、指を1本ずつ増やしながらグリップに合わせていきましょう。右手とクラブの動きを妨げないように意識することで、左手の使い方や体全体の動きがつかめてきて、両手でも同じスイングができるようになります。
右手の動きを邪魔しないように左手を少しずつ合わせていく
右手1本で素振りを繰り返しながら、クラブの動きを妨げないように左手をグリップに合わせていく。最初は右手首を握って、両腕を連動させながら動かす感覚をつかみ、だんだんに左手の指1本、2本とグリップに接する部分を増やしていく。
クラブへのアプローチ
右手首をつかむ
クラブへの影響が少ない右手首をつかむことからスタートするのがおすすめ。左腕や体の使い方はこれでも十分に体感できる。
左手の指1本をグリップにつける
左腕の動きがつかめてきたら、指1本をグリップにつけてみよう。クラブがどう動き、それに対して左手首をどう使えばいいのかがわかる。
左手の親指と人差し指でつまむ
握る前の最終段階として、左手の親指と人差し指でグリップをつまんでみよう。ここまでできたら、両手でも同じスイングができるはずだ。
フォロー側で左手を合わせよう
体で振る感覚が強い人は、上体や腰が横に動きやすくなる。体は腕が動きやすくなるようにサポートするイメージで使おう。
体の右サイドだと左手が届きづらい
テークバックやダウンでは左手からグリップが遠い位置にあるので、合わせにくい。上体が流れたりと、軸がズレて正しい振りが続けにくくなってしまう。
両手でスムーズに振れたらスイングを止めてグリップを見よう
自分に合ったグリップがわかります
クラブの特性を生かしてスムーズに振るには、その人の体に合ったグリップをつくる必要がある。裏を返すと、素振りでスムーズに振れているなら、理想的な握り方ができているということ。スムーズに素振りができるようになったらスイングを止めて、右手と左手がどのようにグリップを握っているかチェックして、その握り方が常にできるように練習しよう。
教えてくれた人
SNSで大バズリの人気コーチ
森山錬さん
1996年生まれ。「イーストゴルフスクール 五反田店」や「浜松町ゴルフ倶楽部」を中心にレッスン活動を行う。クラブの動きを『右手先生』で感じることでシンプルにスピード上達できる独自のメソッドを構築し、アマチュアの飛距離アップをサポート。自身の公式Instagram(@rengolf_54)で配信しているわかりやすいワンポイントレッスン動画も人気。
SHARE
PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。