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ゴルフ場が隣にあるってどんな感じ??

ゴルフ場は様々な立地にある。崖の上にあったり、山の中にあったり。都会的なゴルフ場だったら公園だったり、民家などもありうる。

GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスの隣には

ここ「GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス」は道路を隔てた先に砂浜、隣には街がある。そして、3番ホールの真横には浜須賀小学校がある。

普通の小学生からしたらゴルフ場ってどんなところだろうって謎でしかない。基本全方位囲われたクローズドな場所で、プレーヤー以外は入場不可。テレビでしか見たことないハズだからだ。

子供がゴルフ場を自由に歩き回ると確かに危ない。打球事故のもとになるし、下手したら迷子になるかもしれない……。

ゴルフをプレーしない子どもたちが、芝の上を遊び回れるってのは贅沢な話だ。とっておきのイベントが先日開催されたので、そんなステキな話をリポートしていきたい。

ゴルフ場はバカでかい公園ともいえる

3月9日、浜須賀小学校卒業記念イベントの一環として、午後からGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスが開放された。当日は校長先生の講話から始まり、アプローチゴルフ体験、フットゴルフ体験を各グループ毎に入れ替えて行われた。

フットゴルフは何箇所かに分けられ、一部は3番ホールグリーン手前のラフのあたりが舞台に。大きく切られたカップを目がけて、傾斜上側からボールを蹴る。これが下りのパットにも精通する難しさがあり、強さ、左右の曲がりを計算する力が求められる。ボール直径の2倍以上あるデカカップに苦悩する小学生たち。ゴルフ場って平らじゃないんだって、よくわかったハズ。

ゴルフ初体験でも意外とイケる

ところ変わってアプローチ体験へ。フットゴルフと同様のカップを使い、今度は本格的なクラブでボールを打つ実践編。初めてのゴルフという生徒も多く、うってかわってあの小さなボールを当てることに一苦労。それを狙ったところに入れるなんて……。

そこは飲み込みの早い子どもたちだけあって、何度かトライすると慣れてくるもの。練習を何度かこなし、チームでいかにカップインできるかの対抗戦へ。チーム毎に色違いのボールを打ち合い、それはまるで玉入れ合戦。最後はカップからチーム毎にボールを投げ出し、成績を競いあった。

鉛筆交換から始まる繋がり

そんなゴルフ場での遊びを一通り体験した小学生たち。最近の学校では、世の中の課題を解決する委員会があり、その活動報告をこの場で行った。内容はSDGs委員会の呼びかけで集めた使わなくなった、短い鉛筆をゴルフ場に寄付するというもの。ゴルフ場では来場者に無料でスコアを記入するペグシルを配ることが多いのだが、そのペグシルの代わりにGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスではこのエコ鉛筆を活用していくという取り組みになる。

そんなステキな小学生からのプレゼントに対して、ゴルフ場ではお礼にこれまた鉛筆をお返し! これがまたエコで、鉛筆として短くなって使い終わったら、鉢植えに植えると花や野菜の芽が出るというもの。エコがエコを生む、良い循環である。

各自想いをこめて風船を飛ばす

3年前から実施され、今年は茅ヶ崎市内4校の小学校を迎えてきた卒業記念イベント。オーラスは生徒一人ひとりが色とりどりな風船を大空に放つ恒例のアトラクションだ。卒業イベントらしく、皆で一緒にやるからこそ、壮大なフィナーレを迎える。遠くの空に消えゆく風船を最後までみんなで見送っていた。

地元地域との共存は、これからゴルフ場にとっても重要な課題。近隣の住民の憩いの場となるべく、様々な催しが行われるGDO茅ヶ崎ゴルフリンクス。また、自然界の生態系が残っていたり、環境問題を考えるにはうってつけのゴルフ場は、小学生たちにとっては良い教室にもなる。そんなウィンウィンな関係を、これからもずっと見守っていきたい。

「楽しい体験をありがとう!」

ゴルフ場を後にする生徒たち。みんな笑顔で帰路につくのだった。

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PROFILE

公文裕介

公文裕介

“邪悪なクモン”という業界内での異名を持つが、実は心優しいサウナー。独特なファッションセンスは異彩を放ち、本誌スタイリスト陣からも一目を置かれる存在。ゴルフショップ特集やグルメ特集などを好んで担当するが、それは単に旅に出たいだけという指摘もある。

公文裕介の記事一覧

“邪悪なクモン”という業界内での異名を持つが、実は心優しいサウナー。独特なファッションセンスは異彩を放ち、本誌スタイリスト陣からも一目を置かれる存在。ゴルフショップ特集やグルメ特集などを好んで担当するが、それは単に旅に出たいだけという指摘もある。

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