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「オデッセイ」の『トライビーム』パターはなぜミスヒットに強いのか?

新開発のラケットホーゼルが広い範囲でヘッドを支える!

国内男女ツアーで使用選手が増えている「オデッセイ」の『TRI-BEAM(トライビーム)』シリーズ。4月29日に一般発売が開始されると「ミスヒットに強い」、「球の転がりが良い」といった声が多くのアマチュアゴルファーから聞かれ、プロアマを問わずに高い評価を集めている。

ツアー選手からのフィードバックで誕生

トライビームは、建物を支える梁を意味するビームに、三角形のトライアングル、さらには『TRI-HOT 5K』など高慣性モーメントモデルに使われているトライを組み合わせて名付けられた。

開発のきっかけは、ツアー選手からの「操作性と寛容性を両立したパターを使いたい」というフィードバックだった。この要望に浅重心+高慣性モーメントで応えたのが『TRI-HOT 5K』シリーズであり、現在も高い人気を誇っているのは周知の通りだ。

当初のネック形状は三角形ではなかった

一方でオデッセイの開発陣は、「薄い3枚の板を組み合わせた梁の構造によってヘッドを支えられないか」というアイデアをもっていた。その時点でのネック形状は三角形ではなかったという。

ネックを太くすれば、構えにくくなって重心が上がる。細くすれば強度の問題が生じる。また、ネックがヒール側にあるとL字パターのような見え方になり、トゥ寄りにもっていくとフェースが短く見えてしまうとうデメリットがある。こうした様々な課題をクリアするための構造が、ヒール側をストレート、トゥ側を斜めにしたトライアングル形状だったのだ。

ミスヒット時にフェース面がねじれない

こうして誕生した三角ネックは、フェース部分とグリップ部分の間のシャフトが2本に分かれた形状がテニスのラケットと同じような形状であることから「ラケットホーゼル」と名付けられた。この形状は、スイートスポットを外した時のフェース面のねじれが少なく、ボールをコントロールしやすくなる効果をもたらす。つまり、ミスヒットした時にブレないヘッドというわけだ。

ラケットホーゼルはヘッドの重心位置が上がらないように通常のクランクホーゼルと変わらない重量でつくられている。また、トライアングルのヒール側が垂直でストレートに立ち上げられているため、ネック部分に違和感なく構えることができるのも大きな特徴となっている。

浅重心によりコントロール性が高い

ソールのフェース寄りトウ・ヒール部には約15グラム(一部モデルは約10グラム)のウェイトを配置し、高慣性モーメントと同時に浅重心化が図られており、ボールスピードをコントロールしやすいヘッドに仕上がっている点も見逃せない。

人気のホワイト・ホット インサートを搭載

フェースにはオデッセイパターの象徴的存在である「ホワイト・ホット インサート」を搭載。ボールのカバーと同じ素材を使用しているためインパクトでのボールとの相性が良く、ソフトでありながらしっかりと反発する性能を実現している。

幅広いニーズに応える6機種をラインナップ

ヘッドは6種類をラインナップ。コンベンショナルなブレードの『#1』、フランジ部分が直線的な造形となっているブレードの『#2』、幅広いブレードの『DOUBLE WIDE』、DOUBLE WIDEにセンターシャフトを組み合わせた『DOUBLE WIDE CS』、ブレードヘッドの後端を丸く延長させたようなフォルムの『#6M』、そしてツノ型の『#7』で、いずれも人気の「STROKE LAB」シャフトを装着している。価格は各42,900円〜。

常にスイートスポットでインパクトするのはプロであっても難しいもの。三角ネックの『トライビーム』なら、少しぐらい打点がズレても当たり負けせずに転がってくれる。皆さんも試してみてはいかがだろうか。

オデッセイ公式サイト https://www.callawaygolf.jp/odyssey

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PROFILE

フクダトモオ

EVEN / 副編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

フクダトモオの記事一覧

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

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