抜群のストレッチ性で人気のフリースは、ハワイのデザイナーらしい植物モチーフのデザインがかっこいい!
EVEN 編集部
- 2023年08月16日
ハワイ発「サルベージパブリック」とゴルフ雑誌「EVEN」のタッグで誕生したゴルフアパレルブランド「SALVAGE PUBLIC kolepa(サルベージパブリックコレパ)」。ハワイ在住のローカルのデザイナーが手掛ける南国の空気感に、日本のゴルフシーンでの快適な機能性を備えたコレクションが人気です。
今回は、サルベージパブリックの日本総代理店ジャパンディレクターの小野寺武人氏と、EVENの水上貴夫編集長に、「フリース上下」について、制作するにあたってこだわったポイントなどを教えてもらいました。
(左)小野寺氏、(右)EVEN水上編集長
ハワイアンキルトの老舗の柄をプリントした、唯一無二のアイテム
水上 続いてこちら、フリース。今回、フリースけっこうかっこ良いですね。
小野寺 モデル名が「ワレ フリース」。去年もやっているものを、フリース自体もアップデートして。今回、再生ポリエステルを使ったフリースに。(0:50チェック)
水上 去年もこの手のフリースありましたけど、またちょっと違う素材なんですか?
小野寺 変えました。ハワイ側からの、環境の事も含めてちょっとでも。そこを謳いにしているブランドではないんですけど、さらっとそういうところは、しっかりと意識をしてやっていこうというところで。
水上 なるほど。
小野寺 保温性とか、逆にこのストレッチが若干、去年のよりちょっと効いているような感じなんですね。
水上 なんか、僕の印象だと去年より、少し生地圧が薄くなって伸びるようになって、でも着てると暖かいんですよ。
小野寺 暖かいですよね。
水上 全然、暖かいんですよ。むしろ、暑いんですよね。
小野寺 実はこの生地の開発が、アウトドアの某P、再生、リサイクル系の得意な、Pの工場と一緒のところで作っている生地。
水上 そうなんですね、世界的な。
小野寺 そういう生地なんですよ。なので、機能性も含めて、もう絶対的に自信のあるところの生地を使わせていただいてるんで。
水上 そしてまたこのデザイン。
小野寺 英語だとシェニール、日本語だと相良刺繍って言うんですけど、わかりやすく言うとスタジャンとかのめっちゃ高いワッペンあるじゃないですか。
水上 ありますね。
小野寺 あの、要は…。
水上 あれですね! ちょっとパイルっぽい雰囲気のあるやつですね。
小野寺 あの技術。ちょっと凹凸が出てて。
水上 へぇ〜。
小野寺 この、相良刺繍を使ったデザインとなっています。
水上 これ(柄)はあれですよね。
小野寺 これは“ラウアエ”っていう、シダ系の植物のハワイアンキルトのデザイン。ジョーのおばさん、親族がやっている、ポアカラニハワイアンキルトっていう、ほんとにメジャーな老舗のところの柄を使わせていただいてるっていう。
水上 使えるブランドってジョーのところしかないですよね。
小野寺 他のブランドでは一切、使えないので。
水上 いいですねぇ。
小野寺 パーカーがセットインスリーブで、クールネックの方がラグランスリーブ。
水上 そうか、なるほど。これもいいですね。
水上 実はこれには、パンツもございまして。
小野寺 パンツは、通常フリースとかのパンツだと、もっとこうイージーパンツで、ジャージっぽいというか。
水上 これ、なんかちょっと、スラックス…。
小野寺 ベースはそうです。スラック、ストラウザーとかのパターンを活かしながら、それでこういうパンツ素材を縫うのって逆に難しいんですけども、それもあってワンタックが入ってっていう。
水上 だからちょっと大人っぽいんだ。
小野寺 だいたいこういうパンツってパッチポケットが多いと思うんですけど、後ろも玉縁ポケットで上品な感じというか。
水上 気になるのはこの、タグがパッチで付いているのがすごくかわいくて。これ、実はトップスにもあるんですよね。この、なんと言うか、そこはかとないと言うか、主張がね。
小野寺 なんかサラっと、上品で。このセットアップもおしゃれですよね。
水上 大人っぽいですねぇ。
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スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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