– GOLF TRAINING CAMP – DAY.2 【レッスン編】
EVEN 編集部
- 2023年12月02日
INDEX
LESSON 1 – 早朝レッスン
マグレガーカントリークラブの練習専用ホールをお借りして、ショットの基本やアプローチを中心にレクチャーしてもらった。芝上でアンジュレーションもあり、より実践的な内容となった。朝早く起きて参加したシミちゃん、クモンはおかげでひと皮むけました‼
リサオの金言 – リリース上手はスイング上手
朝イチはウォーミングアップも兼ね、球を打たずにボールや短いクラブを投げる練習から。
“小石を放る水切りショット” の要領で勢いよく前腕を振れば、物体は勝手に手から離れ、真っ直ぐ鋭く飛んでいく。正しく手放すことができているシミちゃんとは対照的に、最後までホールドして自分で投げようとした結果、へなちょこ球でギコチないクモン。コレを習得すれば加速しながら勝手に当たる感覚が得られる!
リサオの金言 – 腕は体から離さず、同調させるべし
アプローチではいろいろやろうとして、体から腕が離れていくとミスになる。普段はグリーン手前でアレコレやらかすシミちゃんも、落ち着いてやれば理想的なスイング!それに比べ、手を使ってしまうクモンは、手元が体から外れて全く同調できていなかった。そこで荒療治、ゴムチューブでガンジガラメにされ自由の効かない状態でボールを打つのがてっとり早い!別に変な遊びじゃないんです。
リサオの金言 – ヒザカックンでなんでやねん~
グリーン周りの左足上がり下がりが苦手なクモンは不思議な呪文を授かった。
それが「ヒザカックンでなんでやねん ~」。始動で左ヒザをカクっと折ったら元に戻す。と同時に左の鎖骨あたり を軸に「ん?」っと左を向くだけ。その姿がまるでツッコミのよう?要は手を使わずにヒザの助けを借りて体を回 すのが得策かつ楽チンということ。ゴルフってのは奥が深い……。
1人ラウンドはガチで練習できる
マグレガーCCはゴルフの上達にうってつけという声をよく聞く。通常の18ホールズのラウンドの他、2ホールぶち抜きの練習ホールでは、時間制で貸し切りも可能。実践的な練習が可能で、自分の苦手を克服できる。また1人ラウンドも専用カートで可能。18ホールを黙々と練習できるのが嬉しい限りだ!
LESSON 2 – ラウンドレッスン
今回合宿参加メンバー7名は、リサオ先生の指導を受けながらラウンドをすることに。初心者のカヤノから、上級者のブチコさんまで、それぞれのゴルフの悩みをその場で解決頂いた。
リサオの金言 – 初心者はとにかく連続素振り
まだまだヘッピリ腰な初心者カヤノは球に当てること自体が難しい。クラブを振るのではなく、連続素振りでクラブに動かされる感覚がわかれば、自分の悪い動きが抑制され、リズミカルに振れる。それでも当たらないなら、ロボットのように右向いて左向く“棒人間” となってとにかく当てることを目標に。
リサオの金言 – 前下がりはう○こ座りで!
傾斜の強い前下がりは苦手な人が多い。ティショットを曲げたミズカミは2打目が極端な前下がりに。普通に立ってスイングしていては前のめってしまい、まともにヒットができない。こういうときはヒザをしっかり曲げて腰を落とし、カカト側に重心を置くことが大事。スイング中に左足が邪魔になるので、オープンに立ってフトコロを作りクラブの通り道を確保する。
リサオの金言 – ロングパットでは腹圧を使うべし
ロングパットで大きく振れば振るほどミート率が下がってしまったり、途中で緩んでしまったり……。ボールがよく転がらない。そんな時はパチンとトンカチを叩くようにするのが得策!インパクト時に「フンッ」と声を出すことで、お腹に力が入り、よりパワーがボールに伝わるように。お腹に力を入れるってなかなか難しい動作だけど、大きめの声を出すと簡単にできたりする。
リサオの金言 – ティショットは小文字のy字で!
イトーはショットで球が上がりにくいのが悩み。打ち下ろしでは問題ないが、打ち上げではそれでは中々飛んでくれない。アドレスを見直してみると大文字のYになっていて、インパクトでヘッドが最下点を迎えていた。それを小文字のyにしてあげることで、インパクト時にアッパーブローとなり球が上がってくれる。飛距離ロスがこれで軽減されるわけだ。
球が上がらないもう一つの理由が、上体が突っ込んでしまっているから。スイング中は常に体とクラブを拮抗させるべきなのだ。
リサオの金言 – 左足下がりはトトトと歩く
グリーンを狙える2打目が左足下がりだったら。よくあるミスが手前の地面にヘッドが入り、ダフってコロコロ……。それを解消するためには、ショットで左足を踏み込み、そのままトトトと前に歩き出すイメージ。それでロフトなりに球が打て、グリーンに寄ってくれるハズだ。。打ち終わったらそのまま歩く、コレが正解。
リサオの金言 – アドレスのセッティングがものすごく大事
クモンのアドレスは後方から見るとよく分かるが、重心が後ろに乗っていて手が突っ張っている状態。これではミスヒットも多くなる。アドレスでは拇指球に体重を乗せ、下を見下ろすような感じで前傾姿勢を取り、ヒザを少し緩める。あとは手を垂直に垂らしたところにグリップがあればOK。毎回同じ構えができるようになれば一人前だ!
リサオの金言 – パワーがいるときは、腹から声を出すべし
カップまでの距離が短く、左足下がり、おまけにラフが強い。こういう困ったシーンでは、とにかくラフから抜け出すことを心がけたい。ラフが強敵な時は手の力だけは負けてしまうので、よりインパクトでのパワーが必要。その際、お腹を下方に揺らすのが有効なのだが、先程のロングパットと同様、インパクト時に「フンッ」と声を出すと、あら不思議。自然と力が入ってくれるのだ。
リサオの金言 – アプローチは優しく球を投げるイメージ
いろんな悪さをしてしまうアプローチに悩むアベちゃん。誰しもがボールを打とうとし、力んで手が止まってしまう。イメージとしては、ピンに小さい子が構えていて、その子に優しく右手でボールを投げてあげる感覚。これがアプローチの基本となる。ボールを打つのではなく、運ぶイメージができれば、自然とヘッドが遅れてボールに当たる、クリーンなヒットが約束されるのだ。
ゴルフ場から立ち寄りたい洒落た、美味いレストラン
マグレガーカントリークラブからもほど近い、297号線沿いにありながら、草木で覆われていてなかなか分かりづらい名店がある。それが、ゴルフ場の松下さんも大のお気に入りの「シーガル」。洋食を中心に、お値段も手頃なメニューが豊富。レトロな店内も相まって、また行きたくなるレストランでした。
生姜焼きに、ナポリタン、舌平目のムニエルなど、ひと通りのメニューを注文してみたが、どれも美味しい。ゴハンの大盛りもボリュームがあり、ゴルフ帰りに立ち寄りたいものだ。
マリンレストラン シーガル
千葉県夷隅郡大多喜町 猿稲598-1 (0470-82-4588)
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PROFILE
EVEN 編集部
スタイリッシュでアスリートなゴルファーのためにつくられたマガジン。最旬のゴルフファッション、ギア、レッスン、海外ゴルフトリップまで、独自目線でゴルフの魅力をお届け。
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