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【プレイヤー部門】EVEN オブ・ザ・イヤー 2023-24

PLAYER OF THE YEAR 2023–2024

今年もたくさんのドラマが生まれた世界最高峰のPGAツアーで、 その活躍が印象に残った選手をスイングコンサルタントの吉田洋一郎氏に選出してもらった。 栄えあるNO.1に輝いたのは、全米オープン覇者のウィンダム・クラークだ。

吉田洋一郎

選定しました!

デビッド・レッドベターら世界の一流コーチから直接学んだスイングコンサルタント。PGAツアーの解説者として も活躍している。

PGA NO.1 ウィンダム・クラーク/Wyndham Clark

ツアー初優勝から5週間後の全米オープンでメジャー初制覇。3度目の出場にして初めて予選を通過すると、ローリー・マキロイやスコッティ・シェフラーら実力者との優勝争いを制した。

パターの変更がショットにも好影響を与えた

「2022年は予選落ちが9回でシードギリギリの選手でしたが、今年は1回しか予選落ちしておらず、トップ10が8回。要因はリッキー・ファウラーと同じパターにスイッチして、パッティングに自信がもてたこと。それによってショットも余裕をもって狙えるようになりました。年明けのワールドランキング163位からベスト10まで躍進したのは、今季最大の下剋上だったと思います。ライダーカップのメンバーにも選ばれ、劇的なシーズンでした」

ツアーを盛り上げた覚醒と復活

今シーズンを振り返ってみると、マスターズを含む4勝を挙げたジョン・ラームや、世界ランキング1位で抜群の安定感を誇るスコッティ・ シェフラー、同2位でドライビングディスタンス1位のローリー・マキロイなどビッグネームが相変わらず存在感を示しました。

そんな中で私が注目したのは、ともに劇的なシーズンを過ごしたウインダム・クラークとルーカス・グローバーです。大学時代から活躍し、将来を嘱望されながら伸び悩んでいたクラーク、そして全米オープン覇者でありながら休養を考えるまでに低迷していたグローバー。両選手ともに、今シーズンの序盤はなかなか結果が出ませんでしたが、パターの変更をきっかけに飛躍を遂げ、ビッグトーナメントで勝利を挙げるまでの結果を出しました。

こういうドラマティックな展開があるのもPGAツアーの大きな魅力。来シーズンは松山英樹選手の優勝にも期待したいところです。

11月に行われた国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」に初出場。大会初日は松山英樹、ブルックス・ケプカと同組となり、大勢のギャラリーの前でプレーした。

PGA NO.2 ルーカス・グローバー/Lucas Glover

長尺パターを手に華麗なる復活

「全米オープンを勝ったこともある選手でショットのスタッツは一流でしたが、パッティングに悩み、今季は6月までに出場した18試合中9試合で予選落ち。36位タイが最高で休養を考えるまでに追い込まれていました。
しかし、長尺パターを手にしたことで迷いがなくなって復活。6月の時点でポイントランキング185位でしたが、最終19位まで上げたのは本当に驚異的な活躍でした」

レギュラーシーズン最終戦の「ウィンダム選手権」で2年ぶりの優勝を果たすと、翌週のプレーオフシリーズ初戦「フェデックス・セントジュード選手権」で2週連続優勝を遂げた。

SPECIAL★スコッティ・ シェフラー/Scottie Scheffler

抜群のショット精度でツアーを牽引

「今シーズンは予選落ちがなく、トップ5率が50%以上で平均スコアもパーオン率も1位と圧倒的なスタッツを残しました。とにかくショットの精度が高く、アイアンはシーズンを通してキレキレでした。それだけ良いゴルフをしてもメジャーには勝てず、年間王者もとれなかったので失望感もあったと思います。それだけに来シーズンはさらに気合いが入ったプレーを見せてくれるでしょう」

国内ツアーからは編集部フクダが選定!

JGTO NO.1★中島啓太

日本の賞金王から世界の“NAKAJIMA”へ

若手の躍進が目立つ男子ツアーの中でも抜群の存在感を見せ、2022年9月のプロ転向から1年あまりで賞金王を獲得。スタッツも軒並み上位に入っており、隙のないゴルフで「強さ」を感じさせた。出場を予定しているPGAツアーの最終予選会も期待される。若者の間で人気が高まっているテーラーメイドアパレルのウェアの着こなしも上手で、色の合わせ方などはぜひ参考にしたい。

JLPGA NO.1★櫻井心那

アンパスィのお洒落なウェアがよく似合う

2022年にステップ・アップ・ツアーで年間5勝を挙げて注目を集めると、今シーズンはレギュラーツアーで4勝を挙げてメルセデスランキング5位と飛躍の1年になった。まだ19歳とは思えない落ち着きと安定感があり、目標に掲げる米女子ツアーでの将来的な活躍も楽しみだ。大人のお洒落にぴったりなデザインの遊び心を取り入れた「アンパスィ」のウェアもよく似合っている。

 

「2023年のPGAツアーは、新旧の才能が融合したシーズンであり、特にウィンダム・クラークとルーカス・グローバーのような選手たちの驚異的な復活は、ゴルフファンにとって大きな感動を与えました。このようなドラマチックな展開がPGAツアーの魅力をさらに高め、来シーズンも世界中のゴルフファンが期待するシーズンとなるでしょう!

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PROFILE

フクダトモオ

EVEN / EVEN副編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

フクダトモオの記事一覧

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

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