安定したスイングは仙骨から – ゆらゆらストレッチ
シミズ
- 2024年03月14日
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飛距離アップと身体に負担のないスイングを手にいれる
身体の専門家として多くのゴルファーの悩みを解決してきた独自メソッドを惜しみなくレクチャーする連載企画。
飛距離と再現性のアップに繋がるストレッチでゴルフライフを充実させましょう。
スイングの始動は仙骨です!
お腹周りがギュッと絞られている感覚
今回の「ゆらゆらストレッチ」は、ヒョイッとクラブを手で上げてしまうことが多いゴルファーに試してもらいたいストレッチです。身体が硬くなったり、ラウンド後半で疲れがたまると、ついつい手でクラブを上げてしまいがちですが、自身が持つパワーを発揮させ、安定したスイングをする為には、仙骨から始動することが重要になります。多くのゴルファーを見てきて感じるのは、脇を締める意識が強すぎることによって身体の回転が妨げられ窮屈なスイングになってしまっているという問題。腕の意識は無くして背骨を回す、この意識を明確にすることで、しっかりと身体が回り負担も軽減、安定したスイングが身につくようになりますよ!
Point 1 – 身体の動きだしは仙骨
ゆらゆらストレッチの基本でもある“仙骨”から始動する意識を高めてバックスイングすることで、形をつくる意識を持たなくても肩が入ってキレイなトップポジションに。
脇を締める意識が過剰に強すぎると、肩回りに力が入って捻転が妨げられてしまうので要注意。手を高く上げる意識は無くす。
Point 2 – ゆっくりと身体の動きを確認
手を交差して胸の前にセット。上半身を軽く前傾させてストレッチ開始。腰(仙骨)から始動して、背骨の一つ一つを意識しながら上に向かってゆっくりと順番に骨を回していく。首の骨までしっかり回しましょう。
Point 3 – 腰と手の始動に時差を感じるのが正解
ポイント2の動きを5回程度繰り返したら、腕を自然にダラーンと下げて手を合わせる。仙骨から始動し、遅れて右手がついてくる感覚をチェック。自然に胸を開いたポジションから仙骨始動の切り替えしへ。
しっかりと身体が捻られたら、、、
身体の前でパチンッ!
しっかりと身体が捻られたポジションから仙骨の始動で勢いよく右手を振って身体の前で合わせる。毎回パチンと安定して音が鳴るように繰り返す。
今回のポイントとおさらい
身体が縮こまる人にはコチラの動画も
今回ご紹介したストレッチは、ご自宅で行うほか、スタート前やラウンド中の空き時間に行ってもらうのが効果的です。ヒョイッと手でクラブを上げてしまう人や身体が縮こまってしまい小さな動きになってしまう人には、コチラの動画をオススメです。是非お試しください!
Web動画でさらにわかりやすく
だらんゴルフ
山本ゆう子
大学で治療とスポーツトレーナーについて学び、柔道整復師と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。ゴルフ関節調律®という独自治療法を開発し、多くのゴルファーの悩みを改善する施術を行う。
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