股関節の位置、把握してますか? – ゆらゆらストレッチ
シミズ
- 2024年03月20日
INDEX
飛距離アップと身体に負担のないスイングを手にいれる
身体の専門家として多くのゴルファーの悩みを解決してきた独自メソッドを惜しみなくレクチャーする連載企画。
飛距離と再現性のアップに繋がるストレッチでゴルフライフを充実させましょう。
思っていたよりも股関節は内側!
トップもフィニッシュも股関節の受け止めが重要!
今回の「ゆらゆらストレッチ」はボールを打ってからフィニッシュまで体重が右サイドに残ったまま上体が反り返ったフィニッシュになってしまうゴルファーにオススメのストレッチをご紹介します!股関節というとココというイメージがあると思いますが実際の股関節(大腿骨頭)は皆さんが思っている以上に身体の内側にあります。自身の股関節の位置を把握して今回ご紹介するストレッチを行うとしっかりと股関節に乗ったトップ&フィニッシュの形が身につきます。スイング一連の動きもスムーズになりグッと安定感も増すストレッチ。自宅でのトレーニングに取り入れたりラウンド中の空き時間に試してみてください!
Point 1 – 両足の幅内で受け止める
CHECK
肩が回って右サイドにしっかりと重心が乗ったトップを作ろうと意識し過ぎて足幅よりも外に腰が流れてしまっている方が多いですが股関節の位置は身体の内側。ポイント3で解説している大腿骨頭を意識するようにしましょう。
Point 2 – 股関節で受け止めるイメージ作り
全身の力を抜いた自然な立ち姿勢から垂直方向に軽くジャンプ。着地の際はしりもちをつく要領でストンと腰を落とす。数回繰り返して股関節で受け止める感覚をつかむ。
着地の際膝で体重を受け止めてしゃがみ込むのは×。脱力して垂直に腰を落とししゃがみ込むように。
Point 3 – ボール状の骨がポイント!
「股関節はどこか分かりますか?」と聞くと大半の方がかなり外側を指差します。実は身体の内側に入り込んでいるボール状の骨がいわゆる股関節。この意識変更が重要となります。
右の股関節でウエイトを受け止めるトップが出来れば、左サイドへのウエイト移動も行いやすくなり、綺麗なフィニッシュが取りやすくなります。
今回のポイントとおさらい
スイングの安定には股関節が重要
身体への負担が少ないスイング作りや安定感を高めるには股関節の働きが重要となります。今回ご紹介したジャンプストレッチの他にも股関節が安定しない方にオススメの動画を下のQRからチェックできます!自宅で過ごす時間が長い方暇つぶしにでもお試しください!
Web動画でさらにわかりやすく
だらんゴルフ
山本ゆう子
大学で治療とスポーツトレーナーについて学び、柔道整復師と日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。ゴルフ関節調律®という独自治療法を開発し、多くのゴルファーの悩みを改善する施術を行う。
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