「ゴルフプライド」のリバーステーパーをてらゆーが試打！

ゴルフプライドの新機軸「リバーステーパー」が登場し、そのテクノロジーに今注目が集まっている。
パターグリップのグリップエンドからヘッドへ向けて徐々に太くなるという、いわゆる“逆”テーパー型。
その新しい形状のインプレッションをEVENでも連載を手がける人気ゴルフコーチ「てらゆー」氏にお願いしてみた。
彼のようなレッスン目線でのギアインプレッション、てらゆー氏なりの解説が実に面白いものとなった。

逆テーパーのメリットとは？

パターのレッスンをアマチュアゴルファーに向けてよくやりますが、いつもお伝えしていることはパターこそ再現性が重要になります。

よくヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出すとやっている方を見かけますが、ここに集中するがために、なかなかスイングがブレると思うんです。腕で振らざるをえないので。

ベストのパタースイングとは、肩、腕、手首を固定し、体の振り子運動をするのがブレなく再現性の高いものといえます。五角形を作るといわれますが、体がブレなければ必ずしもヘッド軌道はまっすぐとはならなくても問題ありません。インパクトでフェースがスクエアにヒットするようにしましょう。

さて、今回初めて見るこちらのゴルフプライドのパターグリップ、グリップエンドからヘッド方向へ向けて太くなっているのが特徴みたいですね。
グリップエンド側は通常左手のグリップ位置になります。ここが細くて、中指、薬指、小指の3本でしっかり握れるのがポイントですね。コレがパターグリップの基本中の基本となります。あまりに太いと、しっかり握れませんからね。

てらゆーが３種類をテスト！

今回３種類ある中で私が最も気に入ったのが「フラット」でした。

左右の断面がしっかり出ていて、いわゆる四角っぽい形状ですね。この形状だと左右から同じ力の入れ加減で挟むようにグリップすることが可能になります。

左右からグリップを挟んでパターを釣り上げてみて下さい。そうすると腹筋を使うことによって、腕が固定されたブレないゾーンに入ります。こうして余計なことをしがちな各筋肉をロックすることが最善になります。

この挟み込む感覚を掴みやすいので、私はこのフラットがオススメなんです。

あと他の形状を見てみますと、左手主体の、右手を添えるだけのクローグリップのタイプの人にはこのピストル型がピッタリきますね。

このリバーステーパーグリップには3種類もあるのですが、残りのラウンド型はいわゆる一般的な太いグリップの形状ですよね。このタイプを使い慣れている方には同じフィーリングで握れるのでベターですね。

リバーステーパーは3タイプをラインナップ

RTピストル

グリップ上部、背面部分のピストルキックが手の付け根部分をしっかり固定できる。

RTフラット

手のひらで包むようなグリップでのストロークを可能にするデザイン。

RTラウンド

丸みをおびた背面と、フラットなフロント面でオーソドックスに握れるモデル。

各モデルミディアム、ラージサイズを用意。オープン価格。

詳しくはコチラで　https://www.fawick.co.jp/gp/

パターに悩むゴルファーは実に多いそうだ。てらゆー氏いわく、上達のコツはスイングの再現性にあるという。もちろんアドレス、グリップがあってこそのスイングであるからして、握りやすい自分に合ったグリップ選びは、最重要といえるかもしれない。

Information

人気ゴルフコーチ、てらゆー氏のレッスンが受けられる場所が「TERA-YOU- GOLF-STUDIO」。現在新橋店、横浜馬車道店、日本橋店の3店舗あり。

https://terayougolf.jp/