ラウンジレンジ初の郊外型モデルともいうべき松江店
シミズ
- 2024年08月30日
完全個室のラグジュアリーなプライベート空間で24時間いつでもゴルフを楽しむことができる、インドアゴルフ場を展開する「ラウンジレンジ」。業界のトップランナーである同施設に携わり、ゴルフの楽しみを探求する面々が登場。
Lounge Range 松江
テクニカルカンパニー 代表取締役CEO 青山真将樹
今回はラウンジレンジ初の郊外型モデルともいうべき松江店。島根・松江を拠点に足場建設で身近な街づくりに貢献している株式会社テクニカルカンパニーで代表取締役CEOを務める青山真将樹氏に話を伺った。
編集部 まずはラウンジレンジのフランチャイズオーナーとして運営に参加した経緯をお聞かせください。
青山氏 私自身、松江が地元になりますが、長らく東京で働いていたこともあり、生活基盤は現在も東京になります。弊社の東京出張所が五反田にあるのですが、約2年前にゴルフを始めるにあたりラウンジレンジ五反田を利用したのが、現在に至る最初のきっかけになりますね。
編集部 ということはラウンジレンジの入会がきっかけに?
青山氏 そうですね。元々、会員として練習に通っていましたが、これだけ快適な練習場が地元の松江にもあったらいいな、という想いからフランチャイズオーナーとして運営を行う流れになりました。
編集部 ラウンジレンジの〝良さ〞を実際に体感してとなると、こちらの店舗オープンあたり、会員募集をする際にも説得力がありますね。
青山氏 実は松江のオープン時には、いわゆる会員募集というものを行っておらず……。私の気持ち的に、シミュレーション機器設置当初の不具合やオペレーションの心配が多少なりとも有ったので、最初の数カ月は地元の気心が知れた友人数名に使ってもらおうと考えていました。利用した際のリアルな感想や意見を聞きたい気持ちがあったので、そういった形でスタートしましたが、懸念していたトラブルもなく、あまりにも快適なゴルフ練習場の環境に、いつのまにか「ラウンジレンジいいよ」という話が広がってしまい(笑)。
編集部 ラウンジレンジを体験した私の感想もそうだったので、その感じ分かります。
青山氏 土地柄、東京とは違ってラグジュアリーな空間に加え〝広さ〞も重要な要素として考えていたので、独立したコンテナを敷地に3つ設置して、空間としてのプライベート感を演出しつつ、天井高や奥行きといった広々とした室内空間の心地良さを感じてもらえる作りに拘りました。その辺りも松江の県民性に受け入れられ、友人から仕事の取引先様へと輪が広がり、法人会員様として入会を希望するお話を多く頂戴するようになりました。ご紹介での入会を基本として運営して参りましたが、早々に、ストレスなく利用できる会員数の上限に達してしまったこともあり、現在は入会をお待ちいただいている状況です。
編集部 現在の3ブース体制から、さらに別店舗の運営開始予定は?
青山氏 もちろんそういった気持ちもあり物件を探していますが、松江市の建築条例もあって、高い建物があまりなく、天井高が3メートル以上ある物件がなかなか無いという事情もあります。豪華で大きいものを好む県民性ではありますが、あえてコンパクトな室内練習場作りにもチャレンジしてみたいという考えもありますね。全国のラウンジレンジと同様、室内空間に拘りたいので、物件問題が一番の課題かも知れません。
編集部 東京と松江の土地柄の違いが店舗運営面でも大きいようですが、ゴルフを楽しむ環境面でも違いはありますか?
青山氏 東京との違いというと雪がありますね。冬はドカ雪が降りますから(笑)。中国地方でメインコースといわれる大山ゴルフクラブというコースがありますが、冬はクローズします。そういう気候という印象はあまりないですよね?
編集部 島根県と聞いて、そのイメージは無かったですね。
青山氏 冬はそんな状況です。今日、松江に来ていただいて感じたかも知れませんが、湿度も高いので、夏の蒸し暑さもゴルフを楽しむ上で大敵です。街で1番大きい打ちっぱなしに行ってみた時も「もう暑くてやってらんない!」という方、多かったです。そういった面でも、「快適でいいね」と思ってもらえる練習場を作りたかったという事になりますね。〝仲間内で贅沢を共有する遊び場〞として、この地域のゴルファーを含めた皆さんが、ハッピーになれるように、これからも色々と取り組んでいきたいなぁと思っています。これほど集中して快適に練習できる環境は他には無いので、今後もゴルフの輪を広げていきたいです。
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