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「マークアンドロナ」世界で愛されるビッグブランドへの確かな道程

マークアンドロナの最新アイテム

シャツはストレッチ性に優れ、肩パーツにメッシュ素材を採用し通気性が高い。ショーツはニット素材で高級感があり動きも軽快。シャツ28,600円、ショーツ33,000円

“ビッグメゾン”と呼ばれるブランドの共通点は、飽くなき挑戦の歴史とブランディングの巧みさだ。ファンを飽きさせない商品開発に加え、所有欲を大いに満たすブランドバリューがある。

「マーク&ロナ」を見ていると、それら世界の大物たちと同等のアクションを行なえているように思う。次々と発表される新コレクションやコラボ、大掛かりなイベントやポップアップと、矢継ぎ早にプロジェクトが進む。最近ではアジア圏への出店の動きが活発だ。

昨年好評だった「T-LINE」の新作が面白い。モダンでシンプルで幾何学的な同コレクションのテーマをさらに進化させたアイテムが並ぶ。3シーズンも続くカプセルコレクションは中々珍しいが、今までにないファン層からも非常に評価が高いのである。続けて当然、そういうところも実に巧い。

今の彼ら見ていると、50年後に“ビッグメゾン”と呼ばれているかも、と本気で思えてくる。

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左:耐久性と防水性に優れたターポリン素材のポーチ。サイズ約H16×W30×D13㎝ 30,800円
右:マットでドライタッチが特徴のポリエステル素材。ツバ先にロゴが入る。11,000円

問い合わせ:マーク&ロナ青山店(03-6805-1551)

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

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