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「アディダスゴルフ」のニューシューズ『コードカオス25』

紐を選ぶ理由は見た目だけではない

「アディダスゴルフ」の『コードカオス22』は、まあ兎に角履き倒した。色違いで2足持っていたけど、これを履く為にコーディネートを考えることも屡々。で、何故そんなに気に入っていたかというと、何より柔らかい。アッパーに履き口、歩いているときのクッション、その全てが柔らかく快適。それでいてスイングした時のホールド感やグリップ力は良い。横にブレる不安定さは感じない。ゴルフシューズ史上最も売れた、というのも頷ける。

そして待望の新作『コードカオス25』。まずはボアタイプを試してみた。クッション性はキープされつつ、ホールド感がかなり強くなった印象。少し硬さを感じる。どちらかというと前作というより、2024年の年始に登場した『ツアー360 24』に似ている。実際、グリップ力はかなり向上しているとのこと。

とはいえ、だ。それならツアー360 24で良いというのが正直な感想。歩行時の快適さも悪くないし、クリーツが付いているからグリップ力も強い。

そこへ試履き用として届いたのが紐タイプのコードカオス25。早速履いてみる。「おお、こ、これは!」。というのが最初の反応。そう、履き心地が抜群に柔らかい。前作を想起させる包まれ方だ。歩行時のクッションの入り方も完璧。そして特筆すべきはスイングした時の横ブレに対する安定感。前作を完全に超えている。素晴らしい、これは文句なく名作だ。

スタイリスト・オゴちゃんに教えてあげよう。

シューレースタイプは4色展開。オーセンティックなカラーをセレクトしたという。18,700円(参考価格)

問い合わせ:アディダスゴルフお客様窓口(0570-033-033)

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

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