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パーリーゲイツの今季が面白い! ブランドデザイナーと編集長ミズカミのお店探訪

「パーリーゲイツ」の24AWコレクションがかなり面白い。ユニークなボールのキャラクターやスヌーピーファミリーとのコラボレーションなど、本誌10月号にて掲載したファッション特集の中でも特に目を引いた。ということでさらに深掘りすべく、お店を訪ねることに。とはいえ、一人で行っても面白くないので、いつもお世話になっているブランドデザイナーの酒井昭征氏を誘って、都内3店舗の看板娘と共に今季の注目アイテムを解説してもらった。

 

 

最新作をチェック!

THE PEARLY GATES FLAG(丸の内)

ブランドの全てが詰まった文字通りの旗艦店

ここはその名の通りパーリーゲイツのフラッグシップショップ。丸の内の高級ブランド街の一画という立地からもこのブランドのバリューが伺えるというもの。広大な敷地の中にほぼ全ての商品が並ぶだけでなく、ここでしか買えない限定品も展開する。ディレクター酒井氏曰く、「今季の注目はスヌーピーのビーグル・スカウトとの地域限定コラボです」、と。特産品などをモチーフに国内の様々な地域の特徴を表現したコラボアイテムをここでは一堂に手に取れるのだ。しかも、ここから各地域の店舗にオーダーできるというのもポイントである。フラッグシップの名は伊達ではない。

旗艦店ということもあり、地方のパーリーゲイツファンが東京に来た際に立ち寄る場所にもなっている。FLAGでしか購入できない限定品も。

FLAGならではのイベント(MEET)。10月はスヌーピーファミリーとの地域限定コラボを展開。

THE PEARLY GATES FLAG

東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビル1F 馬場先通り沿い

03-6206-3745

11:00〜20:00

PEARLY GATES 松屋銀座店

伝統的なファッションの街に似合うトラッドな装い

ファッションストリートとして長い歴史を誇る銀座中央通り。その中にあって老舗の百貨店、松屋銀座は今も多くのファンに愛され続けている。そんな名店でもパーリーゲイツの直営店は存在感を放ち、多くのユーザーが訪れている。この店舗のお薦めアイテムも特徴的。ビジネス相手とのゴルフ用という需要が非常に多いということもあり、トラディショナルなスタイルが人気だという。さて、そんな同店の今季は特にヘリンボーン調の織柄が印象的なニットベストをレコメンドする。「落ち着いた印象でありながら遊び心の利いたデザインは、ラグジュアリーかつお洒落なイメージに仕立てました」と酒井氏は話す。ブランドの持つ圧倒的なバリューも相まって、ビジネスパーソンには間違いなく高相性である。

メンズ、レディースともに毎年人気のリバーシブルベスト。前あきタイプで脱ぎ着もしやすい。

PEARLY GATES 松屋銀座店

東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座6F

03-3563-5652

11:00~20:00 ※日曜・祝前日は19:30閉店

the HOUSE HIROO

個性的な店が並ぶ街では前衛的なスタイルが人気

最後に訪れたのは広尾。ここはゴルフウェア専門のセレクトショップなのだが、中でもパーリーゲイツは一番人気だという。知る人ぞ知るお洒落ブランドがひしめくこの街にあって高い人気を誇るとは、やはりこのブランドは凄いのだ。さて、同店で人気なアイテムは高機能素材「パーテックス」を採用したブルゾンである。酒井氏はいう「この素材は元々パラシュートの生地を製造しているメーカーのファブリックで、軽いのにとても丈夫。撥水も効いていてゴルフウェアには相性が良いんです」。このお店では特に人気なのはオレンジとのこと。華やかなアイテムの多いこのブランドとはいえ、中々攻めたユーザーが多いらしい。モダンな街の洒落者はやはりセンスが良いようだ。

今シーズンのオススメは本誌10月号のファッション特集でも特に目を引いたオレンジのブルゾン。

the HOUSE HIROO

東京都渋谷区広尾5-7-35 広尾コンプレックスビル1F

03-3442-1591

11:00~20:00(不定休)

PEALY GATES 公式サイト

 

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PROFILE

水上貴夫

EVEN / 編集長

水上貴夫

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

水上貴夫の記事一覧

モノ誌、ファッション誌を渡り歩き2008年に『Real Design』を作りたいと、枻出版社に入社。わずか1年半で編集長となるもその数か月後、朝4時に担当役員から「来週から『EVEN』の編集長やって」といわれて早10年を数える。もうすっかりゴルキチ。

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