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女子プロ絶賛! ツアー会場でブリヂストンゴルフのNEWアイアンを発見

2025年モデル『258CBP』アイアンの気になる性能は?

千葉県のグレートアイランド倶楽部で11月8日〜10日に行われる国内女子ツアー「伊藤園レディス」の練習日に、ブリヂストンゴルフのツアーバンを訪れるとバックフェースに『258CBP』と刻まれたアイアンを発見。

最近のブリヂストンゴルフのアイアンはモデル名に3ケタの数字が入っているが、そのアタマの2ケタは年代のことで、現在大ヒット中の『241CB』や『242CB+』であれば2024年モデルを示す。となると、『258CBP』は2025年モデルということだろう。メーカーの担当者に聞くと、「詳しいことはお話できませんが、来春発売予定です」とだけ教えてくれた。

そして『CBP』といえば、2018年に同社から『ツアーB X-CBP』というアイアンが発売されている。本格形状のツアーアイアンでありながら、やや大きめのヘッドを採用し、ポケットキャビティ構造により高弾道を追求したモデルだった。今回の『258CBP』も、『241CB』や『242CB+』と似たデザインのシャープな形状ながら、ヘッドサイズはやや大きめで、ソール幅も広め。おそらく、ツアーアイアンの中でも球が上がりやすく、寛容性が高いモデルという位置づけだろう。

「楽に球が上がって、抜けも良い」(佐藤心結)

練習ラウンドを終えたブリヂストンスポーツ契約選手が、ドライビングレンジで『258CBP』をテストするというので立ち会わせてもらった。まずは今季、「スタンレーレディスホンダ」(10月4〜6日)でツアー初優勝を遂げたばかりの佐藤心結。5番アイアンを一発打つと、「すごく良い!」と笑顔を見せた。

「(球を)上げようとしなくても勝手に上がってくれます。あと、ソールの抜けが抜群。少しぐらい噛んでもスッと抜けてくれるので、方向性も良いです。今使っている『233HF』の5番アイアンよりもやさしく感じますね」(佐藤)

佐藤は「見た目がやさしければやさしいほど振りやすいですし、ミスが大きくならないので、6番とか7番とか下の番手も打ってみたいです」と、すっかり気に入った様子だ。

「好きな“イケメン顔”のアイアンです」(阿部未悠)

続いては、こちらも今季「スタジオアリス女子オープン」(4月5日〜7日)でツアー初優勝を遂げている阿部未悠が、『258CBP』の6番アイアンと現在使用中の『221CB』の6番アイアンを打ち比べた。

「私の場合、この手のアイアンはスピン量が少なくなりすぎてしまうので使っていませんでしたが、これはしっかりスピンが入ります」(阿部)

アイアン選びは“顔重視”という阿部だが、「やさしめのクラブの割にはグースがきつくないですし、ソールも厚すぎないのでカッコ良い。イケメンですね(笑)。すぐに使うとなっても違和感もないし、支障ありません」と手応えを感じたようだ。

開催中の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」(11月7日〜10日)の会場でも、比嘉一貴が「やさしさは抜群。クラブとしての性能が高いですね」と語るなどプロの間で高評価を得ている『258CBP』アイアン。詳細な情報の発表が待たれる。

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PROFILE

フクダトモオ

EVEN / EVEN副編集長

フクダトモオ

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

フクダトモオの記事一覧

1973年生まれ。業界紙記者、フリーライター、ゴルフ週刊誌編集を経て枻出版社へ。187センチの長身で、自称“用賀のビッグイージー”。スイング理論からPGAツアー、ギア、コース、さらにはゴルフ女子に至るまで守備範囲は広い。ベストスコア78、平均スコア90。

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