初心者にやさしい「チキンゴルフ」で上手くなる 目指せ100切りカヤノッチ

楽しむことに重点をおいた”やさしいゴルフレッスン”が初心者や女性のゴルファーに人気の「チキンゴルフ」に、
ＥＶＥＮチームのカヤノッチが初心者代表として通い、半年で100切りを目指す本誌ガチ連載企画です。

インストラクター 増田瑠花さん

沖学園ゴルフ部出身。日本女子アマ出場経験あり。分かりやすく丁寧なレッスンは初心者の強い味方。YouTube「るか＆こうきの楽しくなければゴルフじゃない！」も要チェック！

今回は飛距離の出ない初心者や女性ゴルファーが、ラウンドで使用する機会が多くなるフェアウェイウッドと、グリーン周りで使用頻度の高いピッチ＆ランのアプローチショットの打ち方をレッスンします。セカンドショットでピンまでの距離が残りやすいのは、女性ゴルファーあるあるの一つ。力まずにグリーン近くまで運んで、アプローチショットで寄せてパーセーブ。そんなラウンドを可能にする今回の2つのレッスン。確実に身につけることでスコアが大きく変わるのは、全てのゴルファーに共通するポイントでもあります。初心者ならずとも、今回のレッスンを確実に習得して、絶好の秋ゴルフを満喫してください！

 

フェアウェイウッド編

前後の重心は母指球、左右の体重配分は5：5に保つ。股関節から骨盤を倒すイメージで前傾姿勢を取り、重力に任せて自然と腕が下りる位置でグリップ。ボールは真ん中～1個左足側に。

過度なハンドアップはミスショットの原因になるので要注意。腕に力が入り過ぎるとハンドアップになりやすい。

フェアウェイウッドでも基本アドレスの習得が正しいフォームと安定したショットを可能にします。まずはハーフショットで感覚を掴みつつ、前号の美しいフィニッシュを目指しましょう。

アプローチ編

基本アドレス

短い距離を狙うアプローチショットのスタンスは両足を閉じて打つのがおすすめ。余計な力が入りにくく、身体の軸がブレにくくなることで安定したスイングに。30ヤード以内では、このアドレスが基本。

10ヤード

真ん中から1個程度右足側に置いたボールを振り子の要領で打つ。10ヤードを狙う振り幅を時計の針に見立ててスイングしよう。

20ヤード

少し距離が伸びた20ヤードのアプローチショットでは、振り幅も少し大きくし8時から4時に設定。スイングスピードは一定に。

30ヤード

30ヤードを狙うアプローチショットは9時から3時の振り幅でスイング。脇を締め、振り子の要領で身体と腕を同調させるように。

アプローチショットでは、時計の針に見立てた振り幅をベースに、振り幅と飛距離の感覚値を自分なりに把握しておくことが大切です。腕とシャフトが作る小文字のyをキープしたままスイングすることも重要です！

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