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新しいJCW(John Cooper Works/ジョン・クーパー・ワークス)。MINI60周年に生まれた「本物」がもつ違いとは?

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CREDIT :
文 サトータケシ 写真 MINI

あまりクルマに興味がない方でも、MINIという車名を聞けば「あぁ、あのクルマね」というイメージが湧くはずです。アイコニックな丸い目や個性的なボディカラーなど、MINIは強く印象に残るクルマなのです。

ところが日本では、MINIについてひとつだけ大きな誤解があります。MINIを見た時に、「あっ、MINIクーパーだ!」とおっしゃる方が非常に多いのです。MINIとMINIクーパーは、実はその出自がまったく違うクルマです。お勉強というと堅苦しくなりますが、ちょっとだけ歴史を振り返っておくと、MINIというクルマをもっと深く知ることができるはずです。

1959年に登場したオリジナルMINIは、小型車に革命をもたらした傑作でした。現代のコンパクトカーの原型を作ったといってもいいでしょう。

一方、当時のイギリスでは、ジョン・クーパーという技術者が立ち上げたF1チームが、圧倒的な強さを誇っていました。ある日、オリジナルMINIのポテンシャルに大いなる可能性を見出したクーパーさんは、このクルマをベースにレーシングマシンを製作することを思いつきます。こうして、F1コンストラクターズチャンピオンであるクーパーさんが仕立てたMINIクーパーが生まれたのです。MINIクーパーはモンテカルロラリーを筆頭に、勝って勝って勝ちまくりました。結果、MINIクーパーはひとつのブランドとなったのです。

そして現代において、ジョン・クーパーさんのレースに賭けるスピリットを継承しているのがJohn Cooper Worksレーシング・チーム。やはりダカールラリーなどで圧倒的な強さを披露しています。そしてレースに賭ける情熱と技術を市販モデルに注ぎ込んだのが、現在のMINIの最高性能バージョンであるJCW(ジェイ・シー・ダブリュー/John Cooper Works)ということになります。

JCWの特徴をひとことで言えば、「本物」ということに尽きます。極限のバトルや命懸けのタイムアタックで得たノウハウが、これでもかと注ぎ込まれているのです。そしてMINIクラブマンとMINIクロスオーバーのJCWが、一新されました。どこがどう変わったのか、まずはそのパフォーマンスからチェックしてみましょう。

MINI史上初の306馬力を搭載した二つのJCW

MINI史上初の306馬力を搭載した二つのJCW

クルマのパフォーマンスを語る上で真っ先に取り上げるべきはエンジンです。新しいJCWの2ℓ直列4気筒ターボエンジンも、従来型を75psも上回る、306psという最高出力を誇ります。こうして、“MINI史上最速”のモデルが生まれました。

けれども、テクノロジーが発達したいま、ただエンジンの出力を上げるだけならそれほど難しくはありません。難しいのは、そのパワフルなエンジンでいかに楽しく走ることができるか、ということです。ここで、JCWのモータースポーツのノウハウが威力を発揮します。

MINI JCW クラブマンもMINI JCW クロスオーバーも、いずれも4輪駆動システム(ALL4)を備えています。したがって圧倒的なエンジンパフォーマンスは、8速スポーツATを介して4本のタイヤに伝えられます。

ここで、JCWの8速スポーツATには、レースのように素早いスタートダッシュを可能にするローンチコントロールというシステムが備わるのです。同時に、最新トルクコンバーターのロックアップ機構により、ドライバーはエンジンとダイレクトに繋がっているようなドライブ・フィーリングを得られるのです。

ブレーキも従来より大型化され、大幅に向上したエンジンパワーに合わせて改良されました。また、左右のフロントタイヤの駆動力をコントロールするディファレンシャル・ロックという仕組みが、意のままの操縦性と、コーナリング時の安定をもたらします。

つまりパワフルで速いだけでなく、まるで手足のように動くのです。こうした人間の感性に寄り添うチューニングは、モータースポーツ活動の賜物だといっていいでしょう。

また、ハイパワー化による冷却対策にもしっかり取り組み、フロントバンパー内左右に配置した2つのラジエーターと大型化されたリザーバー・タンクなどでサーキット走行にも耐えうる新しい次元のスポーツ・ドライビングを提供するJohn Cooper Worksとなりました。

クラブマンが「ジェントルマン」と称される理由

クラブマンが「ジェントルマン」と称される理由

MINIファミリーにはいくつかのバリエーションが存在しますが、その中でクラブマンは、「ジェントルマン」的な存在でしょう。余裕のある室内空間や広々としたラゲッジスペースは、家族や友人と出かけるのにうってつけ。しかも、伝統的なステーションワゴンやシューティングブレイク(狩猟用のワゴン)を思わせるスタイルはノーブルで、ビジネスシーンにもなじみます。

家族を守り、仕事もバリバリこなすジェントルマンが、クラブマンというモデルの特徴です。

英国のジェントルマンのようにフライフィッシングを楽しんだり、ガーデニング用のかさばる土や肥料を買いに行くショッピングだったりにもうってつけ。しかもJCWは前述したように圧倒的な動力性能と4輪駆動システム(ALL4)を備えますから、悪天候下の長距離ドライブも涼しい顔でこなします。まさに、頼りになるジェントルマンなのです。

冒険心を駆り立てるMINI JCW クロスオーバー

クロスオーバーとはご存じのように、異なるジャンルを股にかけることを意味します。たとえば音楽の世界では、「ジャズとロックのクロスオーバー」なんていう使い方をします。では、MINIクロスオーバーは、何と何をクロスオーバーしているのでしょうか?

答は、5ドアのハッチバック車とSUVが交差している、ということでしょう。ハッチバック車の実用性や使い勝手のよさと、SUVのタフさやヘビーデューティ性を兼ね備えているのです。都心部で買い物などに出かけるもよし、ゲレンデを目指して轍が残る雪道を走ってもよし、サーフィンに出かけて凸凹を乗り越えてポイントに近づいてもよし。しかも快足を誇るうえに安心の4輪駆動システム(ALL4)搭載のMINI JCW クロスオーバーですから、気持ちよく“冒険”に挑むことができます。

時計だったらラグスポ(ラグジュアリー+スポーツ)、ファッションだったらアスレジャー(アスリート+レジャー)。クロスオーバーはあらゆる分野のトレンドですから、このクルマは極めて現代的な一台だといえるかもしれません。

ジョン・クーパーという稀代の技術者の名を冠するJCWの最新モデル。エンジンや足回りなどの走りに直結する部分のみならず、コックピットの仕様、シートの縫製一つひとつにまで、クラフトマンシップを感じさせてくれる一台です。今後、さらに詳しい情報を追記してまいりますので、お楽しみに!

動画から紐解く、John Cooper Worksの高性能

そのスピードを意のままに操れる

2リッターの直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・エンジンは、最高出力306HPと最大トルク450Nm、最高速度250km/hという圧倒的なパフォーマンスを誇る。けれども、ただパワフルなだけではない。レースで培ったテクノロジーを投入することで、思った通りに走る洗練されたエンジンに仕立てているのだ。

強力なエンジン VS 驚異のブレーキング

エンジンのパワーが上がれば上がるほど、それを受け止めるブレーキや足まわりも強靱にならなくてはならない。JCWの開発にあたっては、大型ブレーキ・ディスクを導入するとともに、フロントには専用の4ピストン・ブレーキ・キャリパーを設計。超高速域からタイトコーナーに進入する際のハードブレーキングで、その真価を発揮する。さらにThe New MINI John Cooper Works Clubmanにおいては、ブレーキの冷却向上のため、フロント・バンパーのデザインも一新された。

あらゆる路面を捉えつづけるトラクション

どんなにエンジンにパワーがあっても、それを路面に伝えることができなければ意味はない。The New MINI John Cooper Works Clubman 及びThe New MINI John Cooper Works Crossoverの四輪駆動システム(ALL4)は、あらゆる路面でエンジンのパワーを無駄にせず、路面に伝える。アクセルペダルを踏み込むドライバーの意志が、100%反映される。だからドライバーの集中力はいかなる場面でも途切れることはなく、絶対的な安心感を感じながら、目的地までのドライビングを楽しむことができる。

路面を選ばない究極の走破性

The New MINI John Cooper Works Clubman、The New MINI John Cooper Works Crossoverの四輪駆動システム(ALL4)は、フロント・アクスルに機械式ディファレンシャルロックを備えた。グリップ性能、およびコントロール性能が大幅に向上していることから、悪天候時や路面コンディションが悪い場面でも、盤石の安定感をキープしながら走行することができる。

「306馬力の体験」をプレゼント!

MINIでは、The New MINI JCW Clubman & Crossoverを体験できる2つのキャンペーンを実施中! 詳細はMINIのJohn Cooper Worksページをご覧ください。

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