冬キャンプを快適に過ごす8つのアイデア

澄んだ空気と一面の雪景色。この時期だからこその味わいが冬キャンプにはあります。快適に冬キャンプを楽しむためのポイントを、アウトドアプロデューサーの長谷部雅一さんに教えていただきましょう。ちょっとしたコツで、もっと冬キャンプが快適になりますよ!

【教えてくれた人】アウトドアプロデューサー 長谷部雅一さん
アウトドアイベントのプロデュースから安全管理、自然体験のレクチャーなどで全国を飛び回る。自然のなかですごす力や知識をどのように身に付けるかを解説する著書も多数。

その1. テント設営時は真ん中が高くなるように雪を重ねる

快適なテント泊のためには地面の雪をしっかりとならすことが大事。そのとき、テントの真ん中にあたる部分が少し高くなるように雪を固めておきましょう。じつは寝ているときに雪は体温で少しずつ解けていくのです。全体を平らにならすと自分が寝ている部分がへこんで、埋もれてしまうことも。

その2. マットやラグを数枚重ねて底冷えを防ぐ

 

テントで自分が寝るマットを2枚、もしくはそれ以上重ねれば、地面から伝わってくる冷気を大幅にシャットダウンすることが可能。テント内に厚手のテントマットなどを敷いておけばさらに効果大。マットは結露で濡れにくいものを選びましょう。

その3. ガッツリ料理は火力の強いガソリンストーブで

軽さが人気のガスバーナーですが、寒い時期はどうしても火力が下がってしまいます。冬場に活躍するのはやはりガソリンバーナー。外気が低くても強い火力が得られ、長い時間煮込むスープや鍋料理もストレスなく作れます。ただしテント内では火気厳禁なので注意。

その4. クーラーボックスで食材の凍結を防ぐ

外気がマイナスになると、外に放置した食材は凍ってしまいます。文字通り通常であれば冷やすために使うクーラーボックスですが、その断熱効果を活かして、冬は食材が凍結しないように中に入れておきましょう。肉などの水分が多いものはもちろん、意外とオリーブオイルなども固まってしまうので入れておいて。

その5. ちょい足しで味を変えて鍋料理を楽しむ

寒いなか毎食イチから作るのは面倒。ということで、味を変えながら楽しめる鍋料理を伝授。はじめはコンソメやダシベース。次はトマト缶を投入して洋風、または味噌で和風に。その次はカレールウを入れてカレー味に。最後に白米、チーズ、作ったカレー、チーズを重ね、カレードリアにします。ぜひお試しを。

その6. 寝る前に足湯で足を温める

 

冬場はどうしても足がかじかんでしまうもの。そのままだと眠れなかったりすることもあります。そんなときは寝る前の足湯が効果的。バケツなど水を貯めておけるものに湯を張り、寝る直前に足を温めてポカポカに。終わったら足の水気はすぐに拭き取ります。

その7. ペットボトルを湯たんぽにする

まずホット用のペットボトルに熱湯を入れます。このときヤケドには注意を。次にペットボトルにまだ使っていない厚手のソックスをかぶせます。これをふたつ作って、ひとつはウエアの中、もうひとつは寝る30分くらい前に寝袋の中に入れておけば、寝袋が暖まり気持ちよく眠れるのです。

その8. 防寒対策はすぐに暖かくなれる極厚ジャケット

テントで寝袋に入っているときはヌクヌクでも、やはり外は寒いものです。夜中のトイレや起床時など、寝袋を抜け出して外に出るという行為はそれこそ修行です。そんなときに便利なのが極厚のダウンジャケット。一枚羽織るだけですぐに暖かくなり、暑くなってきたらさっと脱げます。冬は一点集中主義で。

冬キャンプに必要な持ち物リスト

出発前にチェックできるよう、必要な持ち物リストを作りました。到着してから「忘れた!」とならないようご活用を!

テント周り

テント・タープ
スノーペグ・ペグハンマー
テント用グラウンドシート
テントマット
テーブル
チェア
寝袋・枕
ブランケット(ウールがおすすめ)
ランタン・ランタンスタンド
スコップ

キッチン周り

ダッチオーブン・クッカー
バーナー
カップ
食器・カトラリー
ナイフ・包丁
まな板
ゴミ袋
ウォータージャグ
クーラーボックス
保温ポット

その他

ヘッドランプ
焚き火台
焚き火用グローブ、火バサミetc.
使い捨てカイロ
燃料(ガソリン・ガス)※ガスは寒冷地仕様のもの

冬キャンプに持って行くと役立つ意外なアイテム

「こんなものも使えるの?」というアイテムもご紹介。荷物に余裕があれば役立つこと間違いなし!

保温ポット

 

毎回沸かさなくても湯が使える、冬キャンプ救世主。料理やホットドリンクを作る際はもちろん、朝の洗顔や歯磨きなどのシーンでも活躍します。

ミニほうき

雪がウエアに付いたままテントに入ると、雪も入り込んでしまいます。こちらは雪を払うために使用。手で払うとウエアの濡れにつながりやすいので注意。

冬用ゴム手袋

雪に触れても手が濡れず、内側にはボアが付いているので保温力もあり。ホームセンターなどでさまざまな種類のものが売っています。

出典

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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