キャンプごはんの最強メニューは鍋料理だ!
フィールドライフ 編集部
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キャンプごはんは考える楽しみもあるけど、準備や献立に毎回手間取る……という人も多いのでは。そこでおすすめなのが「鍋料理」。キャンプでは季節を問わず鍋料理を楽しむことが多いという、しゅとカフェのオーナー・首藤洋介さんに鍋料理の良さをリサーチ!
しゅとカフェ オーナー 首藤洋介さん
経堂で完全予約制のカフェを営む。大学時代は山岳部に所属、国内外の山で縦走経験を積む。また旅好きでもあり、国内はもとよりアジア諸国を自転車で縦断するなどアクティブに活動中。その国ならではのごはんもチェックするのが楽しみ
キャンプに鍋料理がおすすめの理由とは?
「鍋料理の1番のメリットは、テーブルを囲んで座ったまま調理ができる点です。BBQのように、少し離れたところで焼いてから運んでくるという手間もありません。みんなでワイワイしながら調理できるし、カセットコンロがあれば鍋ごと卓上においてゆっくりごはんの時間を楽しめます。
味や調理の失敗がないうえ、〆の料理を考える楽しみもあります。ごはん、うどん、パスタ、ラーメン……、アイデア次第で我が家の定番が生まれるかもしれません。とくに最近は鍋つゆの種類が豊富なので、〆料理のバリエーションもますます広がっています。
そうそう、BBQのように生焼けの心配がない点もおすすめのポイントです。野菜も肉もスープのなかに入れてしっかり火をとおすので安心。とくにこれからの季節はタープの下などで鍋を囲むとあったまっていいですよ」。
美味しくて見栄えする、自由度の高いレシピ
【1】グリルスペアリブと根菜のラグー
炭火で焼いたスペアリブと皮付き野菜を丸ごと煮込んだ鍋。グリルした食材から滲み出る洋風感と鍋つゆの和風な味わいが混ざりあい、深みのある一品に! 包丁を使わずにできるのも嬉しいポイントです。〆にはネギとゆずで風味付けをした蕎麦を作ります。
【材料】
- スペアリブ 400〜500g(豚がおすすめ、牛、羊でもOK)
- 玉ネギ 1個
- ニンジン 1本
- ジャガイモ 2〜3個
- 長ネギ 2本
- トマト 1個
- 塩コショウ 適量
- 蕎麦 100g〜200g(乾麺か生麺かはお好みで)
- 刻みネギ カットしてあるもの(白ネギでも青ネギでも好みで)適量
- ゆずの皮 お好みで
- 七味とうがらし お好みで
- 〆まで美味しい 焼あごだし鍋つゆ 1パック
【作り方 〜鍋編〜】
1.スペアリブは常温に戻し、強めに塩コショウしておく
2.玉ネギは皮をむき、ジャガイモとニンジンは皮ごと入れるのでよく洗っておく。長ネギとトマトも洗っておく
3.スペアリブと玉ねぎをグリルする(BBQグリルがない場合は、フライパンなどでもOK)
4.ダッチオーブンにグリルしたスペアリブと玉ネギ、よく洗ったジャガイモとニンジン、長ネギをいれて、「〆まで美味しい 焼あごだし鍋つゆ」を注ぎ入れ、煮込む
5.ジャガイモとニンジンが柔らかくなったら、トマトを丸ごと入れてさらに煮込む
6.トマトが好みの具合になったら火からおろして具を取り分ける
【作り方 〜〆編〜】
1.お腹いっぱいなる前に蕎麦を茹で始める
2.茹で上がったら冷水でしめて、水気を切り、ザルなどに盛り付ける
3.ダッチオーブンに残っているつゆを温めてとりわけ、刻みネギとゆずの皮を入れる
4.蕎麦を鍋つゆにつけながら食べる。お好みで七味とうがらしも加える
【2】丸ごとロールキャベツ鍋
芯をくり抜いたキャベツに挽肉を詰めて丸ごと煮込んだロールキャベツ鍋。ごま豆乳鍋つゆのまろやかさに生姜のアクセントが絶品! 〆は茹でたペンネ(ショートパスタ)にパルミジャーノレッジャーノと粗挽きコショウをかけてワインに合うクリームパスタに。
【材料】
- キャベツ 1玉
- 合い挽き肉 150g
- 玉ねぎ 1個
- ショウガ 適量
- ナツメグ 適量
- 小麦粉 大さじ2
- 卵 1個
- モッツァレラチーズ 30g
- ペンネ 150〜200g
- パルミジャーノレッジャーノ100〜200g
- 塩、粗挽きコショウ 適量
- 〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ 1パック
【作り方 〜鍋編〜】
1.保存袋にペンネを入れ、水を入れつけておく
2.キャベツは、外側の葉を3〜4枚取ってから芯をくり抜き、中心部分を半分程度包丁でくり抜く
3.合い挽き肉、みじん切りにした玉ねぎ、ショウガ、ナツメグ、小麦粉、卵を混ぜて、ねばりができるまでこねる
4. 3とモッツァレラチーズを交互にキャベツの中につめる
5.ダッチオーブンにキャベツの葉をしきつめてから4を入れ、「〆まで美味しい ごま豆乳鍋つゆ」を加える
6.やわらかくなるまで煮込む
※キャベツのくりぬいた部分は肉だねに混ぜても、鍋にそのまま入れてやわらかく煮込んでもOK
【作り方 〜〆編〜】
1.ロールキャベルを食べ終えたダッチオーブンに、水につけておいたペンネを入れる。つゆが煮詰まって味が濃い場合は適宜水を加えて調整する
2.ペンネが適度なやわらかさになったらパルミジャーノレッジャーノを削っていれる。大人用は好みに応じて塩、粗挽きコショウを加える
アウトドア鍋を楽しもう!
家族そろって食べるアウトドア料理は特別においしくて、鍋のフタを開ける瞬間が待ち遠しいほど。普段は野菜が苦手な子どもも、ペロリと食べられることも。みんなで役割分担してクッキングをすれば、会話も食事もめいっぱい楽しめます!
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商品に関するお問い合わせ先:
ミツカンお客様相談センター TEL.0120-261-330(9:00〜17:00/土日祝を除く)
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文◎編集部 Text by Field Life
写真◎宮田幸司 Photo by Koji Miyata
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PROFILE
フィールドライフ 編集部
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。