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便利ギアを家でも活用。CAMP TOOLSインテリアスタイリング

収納場所に頭を悩ませるキャンプギアはデイリーユースでも活用すれば一石二鳥! インテリアスタイリストが提案する目からウロコのアイデアをさっそく取り入れよう。

文◎小田巻美穂子 Text by Mihoko Odamaki
写真◎佐々木孝憲 Photo by Takanori Sasaki
スタイリング◎遠藤慎也 Styling by Shinya Endo
取材協力◎BESSの家
出典◎CAMP TOOLS

キャンプツールを置くときのポイント

キャンプファニチャーは、従来のリビングテーブルやチェストのように据え置きではないので、片付けやすいのが最大の利点。手軽に模様替えもしやすい。そのポイントをスタイリストの遠藤さんに聞いた。

「テーブルやチェア、クーラーボックスなど、大型ギアをリビングに置くときのポイントは、ワントーンにカラーを揃えること。そのうえで部屋にもともとあったものを組み合わせると、違和感なくなじみます」

いきなり大物を取り入れるのが難しい場合は玄関やキッチンから始めるのがおすすめ。

「わざわざ取り出さないといけない場所では結局活用できないので、目につくところに置くのがいいですね。食器やカトラリーは普段から使えるので、ジャンル分けせずに食器棚にいっしょに収納してしまえば使いやすいと思います」

スペースをとるのはなかなか難しいが、サービスルームや踊り場など、部屋としてはちょっと狭いスペースを趣味部屋としてスタイリングできたら理想。読書をしたりギアのメンテナンスをしたり、心ゆくまで自由な時間をすごせたら最高だ。

お気に入りのキャンプツールが揃ってきたら普段も活用したくなるし、道具が増えればそのぶん親和性が高い家に住みたくなる。温かみのある木材を贅沢に使った開放的な空間で、普段からアウトドアの気分を満喫できるよう、家そのものからリデザインするのもありかも!?

リビング

テーブルとチェアはそのままリビングアイテムとして活用。掃除の際はサッと折りたためて作業もスムーズ。軽いのでそのまま窓際やテラスに移動させればすぐにピクニック気分に。

大型ファニチャーはそのまま活用

気合いを入れて購入したハードクーラーボックスは、上にミニサイズのフェイクファーラグを掛けるだけでおしゃれなベンチに。

組み立て式の木製ラックはしまい込まずにリビングの収納棚として活用。普段の買い物やピクニックに便利な小さめのクーラーボックスを置いておけばサッと出掛けられ、活用度も上がる。

どこでもしっくりくるサイドテーブル

アウトドアブランドのサイドテーブルは素材も大きさも豊富なのでインテリアに合うものを見つけやすい。使わないときはコンパクトになるので、ちょっとテーブルがほしいときや、大勢が集まったときはエキストラテーブルとしても活躍してくれる。

ハンガー付きアイテムは天井から吊して保管

天井も収納場所として活用できる。吊り下がっていて違和感がないのがランタン。S字フックで引っ掛けておくだけで雰囲気のあるオブジェになる。サイズやカラーリングが違うと、より動きが出ておもしろい。

キッチン

オープンシェルフはどこになにがあるのが一目瞭然。と同時にいちばん目につく場所でもあるので、普段使いの食器の合間にお気に入りギアのみをポイント置きするのがコツ。

目に見えるところに置いて普段から活用

ウォータージャグやダッチオーブンの使用はキャンプだけではもったいない! ウォータージャグはこれからの季節は冷たい麦茶などを常備しておくと小さな子どもでも自分でサーブできる。カトラリーケースは普段使いの箸やスプーン、フォークを入れておくとテーブルセッティングがラクになる。

ダイニング

直火に掛けられるシェラカップやスキレット、丈夫なホーロー食器もデイリーユース向き。カトラリーはキャンプにアウトドアでも使えそうなものをセレクトしておけば迷わない。

普段使いの食器といっしょに収納しておく

食器はインとアウトの境界がないので積極的に活用できるアイテム。アウトドア用の食器も、アルミ、ホーロー、ステンレス、陶器、漆器など従来の食器と遜色ないラインナップ。普段使いの食器の一部にしてしまえば、収納場所に悩む必要がなくなる。いつものメニューもちょっと違った料理に見えてくるかも!?

ポーチ

玄関先のラックは絶好のディスプレイスペース。物置だけどあえてオープンにして、いつものシューズのほかにランタンやアウトドアブーツ、ハンドアックスもディスプレイ。

見せる収納で手入れもしやすく

玄関先に棚があれば、ランタンコレクションはぜひ見せる収納で。手に取りやすい場所にあれば気になったときにメンテナンスがしやすいというメリットも。LEDランタンは万が一の備えとしても◎。普段も気まぐれにランタンの灯りですごしてみるのも楽しい。コンパクトなキャンプチェアは出入り口に常備しておくとなにかと便利だ。

家の中では用途を変えてみる

トライポッド&ハンガーはよく見ると便利な大きさ。ショッピングバックや羽織物、帽子やカギの定位置に。置き場所に困る長傘などもすっきりまとまる。逆に普段は出さずに来客時の荷物や上着置き場として活用するのもアリ。

テラス

キャンプギアがもっともしっくりくる場所。夕涼みにテーブル&チェアをセッティングすれば出掛けなくてもキャンプ気分。大きめのテーブルで食事を楽しんでみても◎

ストレージボックスは濡れる&汚れる屋外でこそ本領発揮

トラスコ、無印良品、リンゴ箱、プエブコ、スノーピークのシェルコンテナ……など、アウトドアギアはストレージボックスも豊富。四角いフォルムが多いなか、アメリカの業務用品メーカー・トラストのソーはラウンド型。テラスの細々したものの収納や、ランドリーボックスとしても活用できる。

最新の夕涼みグッズを活用

これからの季節、屋外で役立つのが灯り、虫よけ、ポータブルスピーカー。いずれもデイリーユースと兼用できるものばかりなので、これから購入を検討している場合はインテリアとのバランスも見て選べば、使うのはキャンプのときだけ、なんていう残念な事態も防げて、家の中でもキャンプ気分を味わえる。

シークレットベース

部屋でもない納戸でもないスペースを趣味部屋にチェンジ。コットやシェルフ、組み立て式のミニテーブルなど気分によって使い方や組み合わせを変えると楽しい。

折りたたみのラックにハマっているものを飾ろう

壁側のスペースには飾りにくいコレクションを思う存分披露しよう。リビングに置いたウッドラックよりも手軽なものを選べば、レイアウトも気分で変えられる。ポイントは下段に置いたボックス。普段はラックの収納袋だけを入れて置いておき、キャンプに行く際に棚の上に置いていたコレクションをボックスに動かすだけですむ。

トラッシュボックスは羽物の収納にぴったり

寝袋やダウンジャケットはふんわり収納しておきたいけれど、クローゼットにはもうそのスペースがない……。そんなときは同じくアウトドアアイテムのポップアップ式のトラッシュボックスを活用。手軽に置き場所を動かせるのもメリット。たまには出して寝袋&コットで寝てみるのも楽しい。

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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