キャンプ&ハイクのためのアウトドア用品を買い求め「ららぽーと横浜」へ|ミドルエイジから始めるアウトドアLIFE(前編)
フィールドライフ 編集部
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長年にわたって安定した仕事を続けてきて、子供たちも親離れをはじめた40代〜50代のミドルエイジ世代。この夏、キャンプに出かけようと思い立って、アウトドア道具の下見へと神奈川県横浜市にある三井ショッピングパーク「ららぽーと横浜」へでかけることにした。のんびりとした時間をキャンプ場で過ごしながらも、ちょっとしたハイキングにもでかけて少しアクティブな休日にしたい。そんな思いを胸にショッピングへと向かった。
文◉村石太郎 Text by Taro Muraishi
写真◉落合明人 Photo by Akito Ochiai
大人だけのアウトドア・ライフを過ごす
コロナ禍によってテレワークが続き、旅行に出かける機会も減ってしまった。そうしたなかで、人混みをさけながら新鮮な空気を求めてキャンプへと出かけてみたい。
キャンプに出かけようと思っても、まずはなにを手にいれればいいのだろうか。そんな疑問に答えてくれるのが、ららぽーと横浜である。館内には、経験豊富なスタッフと機能的なアウトドアウェア、本格的なキャンプ道具が揃うアウトドアショップがいくつも展開されている。
お買い物をしたのは
(左)フードコーディネーター 中村亮子さん
食をテーマにもの作りをする料理創作ユニットGomaのメンバー。山と温泉を愛する「岳泉会」にも所属。山関係の執筆、山おやつや無理せず楽しいアウトドアご飯も研究中。
(右)アウトドアライター 村石太郎さん
登山やアウトドア・アクティビティに精通しており、登山専門誌などの誌面を賑わしている。海外遠征の経験も豊富で、とくに四半世紀に渡って通い続けるアラスカの北極圏について第2の故郷と呼ぶほどである。
THE NORTH FACE
まずは、ららぽーと横浜の3階へと向かった。ここには、自分も街中で着慣れているアウトドアウェアを手がける「THE NORTH FACE」がある。木目調のインテリアを基調とした落ち着いた店構えも、敷居が高く感じることもあるアウトドアショップにおいて入店しやすいと感じる雰囲気だ。
THE NORTH FACEで商品を案内していただいたのは成田優さんである。まず彼女が手に取ったのは、激しい雨を防ぐ防水性を保ちながら、不快なムレを解消する透湿性を備えたゴアテックス素材を採用した「クライムライトジャケット(¥35,970)」であった。マイクログリッドバッカーという耐久性に優れた裏地を採用しながら、着心地がしなやかなためアウターシェル素材に馴れていない人も比較的違和感なく着ることができるということだ。
ハイキングに出かけるときに、ちょっとした食料や飲料水などを入れるためのバックパックは、ビギナーも安心して使うことができる「テルス25(¥18,150)」、軽量で背中の不快なムレを解消する「ウラノス25(¥22,000)」がおすすめだ。足元は、踝近くまでを覆っているため安定感が高い「クレストン ミッド フューチャーライト(¥22,000)」が人気という。高い防水透湿性も確保されているうえ、比較的クッション性が高いため「登山靴ははじめてという人も履きやすい」と成田さんは話す。
A&F COUNTRY
ららぽーと横浜の中央部にあたるセントラルガーデンKiLaLaに面した「A&F COUNTRY」。その店内に一歩足を踏み入れると、キャンプチェアやテーブル、ダッチオーブンなどが並び、そうしたアイテムの数々に誰もが魅了されてしまうであろう。そんななかで、ハイキングに出かけるときにぴったりなバックパック、ミステリーランチの2モデルを紹介してくれたのがA&F COUNTRY・スタッフの宮田大輔さんだった。
宮田さんは、小型パック「インアンドアウト22(¥12,100)」を折りたたむと、本体にあるメッシュポケットのなかに小さく収納できることを見せてくれる。山で使うだけではなく、旅行などにも気軽に持っていけるのでとても便利だ。もうひとつの「スクリー32(¥25,300)」は、より本格的なデイパックである。Y字型になったジッパーがついたデザインは、大きな荷物を出し入れしたり、ボトム付近のものを直接取り出すこともできるのでとても使いやすいのだと教えてくれる。
店の天井に目を向けるとハンモックが吊り下げられており、その視線に気がついた宮田さんは、寝袋と併用するインナーシーツが有名なコクーンの「ウルトラライトハンモック(¥9,900)」だと教えてくれる。固定金具のカラビナがついているため、木に巻く別売りのストラップを追加して、素早く簡単に設営することができる。そのうえ、とても薄い生地を使っているのでコンパクトに収納できて、耐久性も申し分ない。
次に宮田さんが取り出したのが、クックウェアに定評があるGSIが作る「ハルライト・マイクロデュアリスト2(¥9,900)」であった。傷つきなどを防ぐハードアノダイズド加工を施したアルミクッカーのなかには、2人用のマグカップとボウル、スポークが収納されていて、マグカップには保温性を高めたり、熱い飲み物を入れても手がやけどしないようEVAフォームが巻いてあるという優れものだ。
myX COSTA
A&F COUNTRYのすぐ隣にあり、同じくセントラルガーデンKiLaLaに面した「myX COSTA」は、キャンピング仕様のカスタム・カーなどを展開するトヨタモビリティ神奈川が展開するアウトドアショップだ。日本全国に展開されるトヨタの販売店のなかでも、ここにしかない車のほか、ほかではなかなか見ることのできない上質なアウトドアギアが数多く揃えられている。
スタッフの米野友梨映さんが店を訪れた僕たちに見せてくれたのが、10to10(テントテン)の「滴火(TEKIKA)(¥28,050)」という焚き火台であった。重厚な鉄板には、炎が滴る様子をモチーフにしたスリットがあり、その隙間から焚き火を眺めることができる。あえて燃えすぎないように設計され、ゆっくりと最後まできれいに薪が燃えるように考えられているのも特徴だ。
焚き火を眺めるために腰掛けたいのが、兵庫県の家具メーカーIKIKIが作った「グランドチェアオーク(¥56,000)」である。極上の座り心地のローチェアは、フレームを分解して折りたたんで収納することができるので車での移動でも運搬しやすい。
さらに、「いま一番のおすすめです」と米野さんが指さしたのが、亀の子束子の「白いたわし(¥550〜1,100)」だった。ベーグル型の形状で、柔らかめのサイザル麻、硬めのホワイトパームを使った2種類があり、ダッチオーブンやクッカーなどを洗うときのほか、泥で汚れてしまったトレッキングブーツをきれいにするなど幅広い用途で使って欲しいと教えてくれるのであった。
アルペンアウトドアーズ
最後は、キャンプでもっとも重要な装備といえるテントを見に行くために、オートキャンプやソロキャンプ用品が4万点以上も揃う「アルペンアウトドアーズ」へと向かった。ここでは寝袋や調理をするためのバーナーなども見ておきたい。店長の長谷川真清さんに「キャンプに行くとともに、近くのトレイルを少し歩いてデイハイキングにも出かけたいんです」と相談した。そのうえで、まずはおすすめのテントを紹介してほしいことを伝える。
「40〜50代のお客さまには、できるだけ時間を有意義に使ってもらったほうがいいと思っているんです。そこでおすすめしたいのが組み立てと後片付けができるだけ簡単で、重量も軽いテントです」
そう話す長谷川さんに案内されたのは、オガワの「ステイシーST-Ⅱ(¥48,400)」であった。大人ふたりが充分に横になれる室内に、前庭のようになった前室空間が大きく張り出したデザインが特徴だ。通常のファミリーテントに必要な設営時間は20〜30分程度かかるものが多いなかで、これなら馴れてしまえば10分もかからない。予期せぬ雨が降ってきても、大きな前室があることで快適に過ごすことができるだろう。
あわせて用意したいのが寝袋と、寝袋の下に敷いて地面の固さや冷たさを和らげるマットレスである。長谷川さん一押しは、高品質な寝袋を作ることで有名なナンガの「オーロラライト 450 DX(¥45,000)」というモデルだ。玄人もうなる高品質ダウンを採用しながら、結露などで中綿が濡れてしまわないように防水透湿性素材を表生地に使っている。マットレスは、テント同様に手早く後片付けができるという理由で、発泡素材を使ったニーモの「スイッチバックレギュラー」である。
最後に、長谷川さんは道具好きたちの心をくすぐるソトの「マイクロレギュレーターストーブ フュージョントレック(¥9,900)」を取り出して、使い勝手などを丁寧に教えてくれる。キャンプといえば大型のツーバーナーを思い浮かべるが、軽くて扱いが簡単で、後片付けも早い。しかもクッカーを載せる五徳が大型のため「これがベストチョイスだと思います」と話す。カセットガスでなく、ダルマ型のOD缶を燃料にしており、寒い時期にも対応できるところが良いし、本格的な登山でも活躍する。
ふたりが見つけたお気に入りの商品はこちら!
中村亮子さんのお気に入り
(左)THE NORTH FACEで中村さんが手に入れたのは、スリップオンタイプのシューズ「ベロシティ ニット II ゴアテックス インディビジブル フィット」(¥20,900)。紐を解かずに履くことができるので、キャンプでも脱ぎ履きがしやすそうだ。あわせて丈夫なキャンバス地の「ファイブパネル キャップ」(¥4,620)も被りたい。
(右)アルペンアウトドアーズでは、キャンプでの調理時に使いやすいアンドパッカブルの「パッカブルエプロン」(¥2,620)を手に取った中村さん。折りたたんで大きなポケットのなかに収納できるのも嬉しい。
村石太郎さんのお気に入り
(左)A&F COUNTRYで見つけた、大好きなテントメーカー・ヒルバーグが作る「タープ20 UL」(¥66,000)は、個人的に気に入って使っているタープの大型モデル。車で移動するキャンプ用に、今年50周年を迎えた記念に制作された「ヒルバーグ 50th ステンレスシェラカップ」(¥1,980)と一緒に手に入れたい。
(右)myX COSTAで一目惚れしたのは、キャンプチェアと同じ家具メーカーIKIKIが作った「シェルフコンテナ」。キャンプで椅子の代わりにしてもいいし、自宅のインテリアとしても使いたい。上に置いたMサイズと、下にあるLサイズどちらが良いか悩んでいる。
>>>次回はららぽーと横浜で見つけたアイテムとともにキャンプ&ハイクへ。後編はこちらから!
※金額表記はすべて税込みです。
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文◉村石太郎 Text by Taro Muraishi
写真◉落合明人 Photo by Akito Ochiai
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PROFILE
フィールドライフ 編集部
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。
2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。