
キャンプに行くならこの靴!アウトドアでも街でも快適なシューズ選び

FUNQスタッフ
- 2022年05月29日
INDEX
キャンプに履いていく靴というと、スニーカーやサンダルでしょうか。気軽なアウトドアなら「いつも履いている靴でいいや」と思うかもしれません。
ところが、いざ出かけてみると、虫だらけ泥だらけ、野外調理は火の粉が飛んでススまみれ。お気に入りの靴は、すっかり汚れてしまって、もはや街では履けないものに。
そんなカナシイ思いをした人もまだしていない人も、キャンプに履いていける靴を一足、手に入れませんか。どんな靴がいいの?と迷っていらっしゃるなら、この記事を参考にしてみてください。
キャンプやアウトドア向きのシューズ・ブーツ・サンダルなどの種類・選び方・注意点をご説明します。最後に、それぞれの種類ごとにおすすめのアイテムをピックアップしてみました。
キャンプやアウトドアに適した靴の種類と選び方
キャンプやアウトドアに適した靴を、大きく5つの種類に分けて、それぞれの特徴や選び方をご説明しましょう。
トレッキングシューズ
キャンプから登山まで幅広くカバーするトレッキングシューズ。品質と機能性から、まず間違いない選択です。ローカット・ミドルカットの2タイプをおすすめします。より本格的な登山向けのハイカットは歩きづらく着脱もしにくいので、キャンプにはあまり向いていません。
ローカット
ローカットタイプは、他の2タイプと違って足首が固定されていません。普通のスニーカー同様、歩きやすく着脱も便利。さらに、トレッキングシューズですので、グリップ力に優れています。価格の高いものは、防水透湿性などの機能も充実。
ミッドカット(ミドルカット)
ミッドカットは、足首周りにくるぶしが隠れる高さがあるタイプ。足首が適度にホールドされ、日帰り登山や整備された登山道を歩くのに向いています。砂や小石も入りにくいので、ローカットよりハイスペックな選択肢も有りですね。
アウトドアブーツ
キャンプをはじめ、アウトドアの幅広いシーンで活躍する靴。防水性や耐久性に優れています。また、デザイン性に富み、タウンユースとしても人気の高い靴です。
モックシューズ
キャンプで履く靴は、着脱がカンタンなほうがいいですよね。モックシューズは、靴ひももなく、スリッポンのように履いたり脱いだりできます。柔らかく包み込むようなフィット感で、室内履きとしても街中でも大人気の靴です。
スポーツサンダル
真夏のキャンプ、それも海や川の近くなら、サンダルが欲しくなりますね。スポーツサンダルは、アウトドアやレジャー向きに作られています。普通のサンダルより滑りにくく、クッション性やホールド感があるのが特徴です。
ウィンターシューズ、スノーブーツ
キャンプの朝晩は、冷え込みますね。秋や冬はなおさらです。そこで、防寒性に優れたウィンターシューズの登場。インナーに保温性のある素材を使用し、つま先から足元まで温かく包み込んでくれます。
なかでもスノーブーツは、凍結した地面や雪の上を歩けるグリップ力も備えています。滑りにくくするために靴底の素材や形状に工夫を凝らしており、寒冷地でも需要が高い靴です。
キャンプやアウトドアシューズの選び方、注意点
キャンプやアウトドア向けの靴は、使う時季・場所・状況に応じたものを選ぶようにしましょう。
暖かい時季か寒い時季か季節を考慮
キャンプやアウトドアの快適さは、暑さ寒さ対策に負うところが大きいですね。日本は四季の国。季節に応じた靴選びは大切です。
比較的暖かな春や暑い夏には、通気性のある靴がおすすめです。サンダルはもちろん重宝しますが、長時間歩くなら、ローカットタイプの靴で蒸れにくいものを選びましょう。
冷え込んでくる秋や寒さの厳しい冬は、保温性のある靴をおすすめします。足が温まらないと、どんなダウンジャケットを着ても寒く感じます。モックシューズやウインターシューズの出番です。雪中キャンプならスノーブーツが大活躍します。
水場でのアクティビテや雨を考慮するなら防水性を
キャンプでは突然の雨はつきもの。雨天時や水辺でのアウトドアを想定すると、防水性のある靴は必需品です。
防水透湿性(水蒸気は通すが、水は通さない性質)をもつメンブレン(薄い膜上の素材)を使った靴を選びましょう。GORE-TEX(ゴアテックス)が有名ですね。コロンビア社が独自開発したオムニテックなど各アウトドアメーカーが開発している素材も多くあります。
なお、アッパーに撥水加工が施されていると、防水性も高まります。防水とは水の侵入を防ぐ構造のことで、撥水とは、生地についた水を球状にしてはじく加工のことです。
夜は脱ぎやすい靴に履き替えてもOK
キャンプで一日中活動した後、テントに入ってほっと一息つく時間。重い靴を脱いで、軽いルームシューズに履き替えませんか。
冷気が地面から入り込み、夜のテントは底冷えがします。靴下を履いていてもつま先はなかなか温まりません。そんなときにモックシューズは心地よく足を包み込んでくれます。
LEDライトの普及で、テントの夜も長くなりました。温かいコーヒーと靴が欲しいですね。
焚き火をするなら難燃性も考慮
夜のキャンプで盛り上がるのが、赤々と闇を照らし出す焚き火。じっと炎を見つめていると時を忘れますよね。しかし、うっとりしていると、「危ないっ!靴に火が!」ということも。
革製品は、一般的な繊維に比べて燃えにくく、熱も伝わりにくいので、天然皮革の靴のほうが、より安心ですね。また、素材そのものに難燃性をもたせた靴も開発されており、焚き火キャンプの心強い味方になってくれます。
キャンプやアウトドアにおすすめメンズ&レディース靴
それでは、キャンプやアウトドアにおすすめの靴をご紹介しましょう。野外での活動に耐える機能性はもちろん、タウンユースとしてのデザイン性もあわせて選んでみました。
トレッキングシューズ
【MERRELLメレル】 カメレオン8ストームゴアテックス /メンズ/レディース
メレルのロングセラーシューズ、カメレオンストームシリーズの逸品。輸入代理店「丸紅フットウエア」の2020年プレスリリースの言葉を借りれば、「デザインは懐かしく機能はアップデート」!
魅力は、まさに「カメレオン」であることでしょう。いくつもの色を選べるカラフルなデザイン、トレッキングからタウンユースまで幅広く対応できる機能性を備えています。
メンブレンはGORE-TEX。アッパーには撥水素材。ソールは従来のビブラムソールより耐久性を増し、ラグ(突起)の深さを5mmにしたことでグリップ力を増しています。
【Columbiaコロンビア】セイバー4ロウ アウトドライ/メンズ/レディース
コロンビアの定番、セイバーです。
コロンビアのトレッキングシューズには、自社の防水技術が用いられています。ゴアテックスではなく、自社製を使用することで製品のコストも抑えられますので、一挙両得ですね。
その恩恵を受けて、手ごろな価格で高品質なシューズを購入できます。優れた防水除湿機能を備えたローカットシューズです。
アウトドアシューズ
【L.L.Beanエルエルビーン】メンズ ブーツ フルグレイン・レザー ビーン・ブーツ タン/ブラウン 本革
一見してわかる、革ならではの光沢感。アッパーには高品質のフルグレイン(加工されていない天然皮革)のレザーが使われており、本革の威力で雨雪をはじきます。
ゴム製のソールに入っているチェーンパターンの溝が、優れたグリップ力を発揮。頑丈で美しいトリプル・ステッチは、職人の手わざです。街歩きにも映えるブーツですね。
【 Timberlandティンバーランド】レディース 6インチ プレミアム ウォータープルーフ ブーツ
「イエローブーツ」の名称でおなじみのティンバーランドを代表するモデルです。
アッパーは、耐久性に優れた防水加工されたレザー。さらに、水の入り込みを防ぐシームシールド構造で、靴の中をドライな状態に維持します。
丈夫で長持ち、そしてどこでも気軽に履ける、それが人気の秘密かもしれませんね。
モックシューズ
【SHAKAシャカ】モックサンダル SNUG CLOG ユニセックス アウトドア
厳しい自然環境に適応する南アフリカ生まれのブランド。高機能の上、抗菌・防臭効果も!ストラップは取り外しができます。
スポーツサンダル
【Teva テバ】 サンダル Hurricane XLT2 /1019235 レディース/1019234 メンズ
優れた機能性・デザイン性・カラーバリエーションが魅力。この製品も16色から選べます。
ウィンターシューズ、スノーブーツ
【SORELソレル】ウィンターカーニバル NL3483 スノーブーツ レディース
極寒地でも暖かい、ウォッシャブル仕様の全天候アイテム。全4色。
【SORELソレル】1964 パックナイロン NM3487 スノーブーツ メンズ
定番のカリブよりカジュアル。軽量かつ防水・防寒に優れています。
自分にあった靴を選んでアウトドアを楽しもう!
キャンプやアウトドアには、タウンユースもできる、機能的でデザイン性に富む靴がたくさんありますね。
足さばきの良い2種類のトレッキングシューズ・堅固なアウトドアブーツ・ゆったりくつろげるモックシューズ・軽快なスポーツサンダル・暖かいウィンターシューズやスノーブーツ。
選ぶ際は、通気性・保温性・防水性・快適性・難燃性に注目して、どの季節にどんな場所で何をするのか、考えあわせて決めましょう。
お気に入りの一足に出会えたら、さあドアを開けて、山へ海へ川へ、そして街へ!
- TAG :
- BRAND :
- フィールドライフ
SHARE