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車中泊に向いている・いないSUVを徹底解説!おすすめ車種やグッズも紹介

SUVといえば、街乗りもできるかっこいいアウトドア車の代名詞ですね。そんなスタイリッシュなSUVで、車中泊を楽しみたいという方も多いことでしょう。

しかし、ひと口にSUVといっても、ジャンルが広く、性能もさまざまです。いったい、どんなSUVが車中泊に向いているのでしょうか?

こちらの記事では、車中泊に向いているSUVを選ぶポイントを、中古車も含めて詳しく解説します。おすすめの車種と、SUVでの車中泊を快適にしてくれるグッズもご紹介しますので、どうぞ最後まで読んで、参考にしてください。

車中泊に向いているSUVの3つの特徴

SUVは大容量の荷室を備えています。たくさんの荷物をのせて、スポーツやレジャーに出かけるのに最適な車です。そんなSUVの車中泊では、広々とした荷室も寝室に使えます。ただ、快適かどうかは別問題。車中泊向きのSUVを選ぶポイントを、3つご紹介しましょう。

1.車中泊向きのSUVはフルフラットになる

車中泊をするSUVに最も求められることは、就寝スペースが「フルフラット(=すべて平らな状態)」になること。寝床が平らでない車はスッキリ寝られず、車中泊に不向きだからです。

SUVは室内空間が広く、どちらかといえば車中泊に適していますが、実は完全な「フルフラット」になるモデルは多くありません。したがって、初めから「フルフラット」に近い状態が作れるSUVを選ぶのがベターです。そのためには、以下の3点を必ずチェックしましょう。

  • 段差の有無
  • スキマの有無
  • 傾斜の有無

基本的にSUVは、段差やスキマを改善して「フルフラット」に近づける必要があります。もし気になるSUVにマットや荷物を使ってもカバーしづらい段差・スキマ・傾斜ができるなら、車中泊には不向きといえるでしょう。

2.荷室長(荷室フロア長)が十分にある

車中泊向きのSUVを選ぶ第2のポイントは「身長に合う荷室の長さ」です。長さが足りないと、斜めに寝たり、体を折り曲げて寝たりする必要があります。こんな状態での快眠は難しく、車中泊には不向きですよね。

気になるSUVがあなたの身長に合うかは、まず主要諸元表(スペック表)で確認しましょう。以下の数字が、判断材料になります。

  • 荷室フロア長:リアゲートから荷室フロア(平らな面)の最前までの距離
  • 荷室長:リアゲートからフロントシート背面までの距離
  • 室内長:運転席の計器類からリアシート後端部までの距離

最も参考になる数字は、実際に寝転がれるスペースになる「荷室フロア長」です。「室内長」や「荷室長」からは、寝転がれるスペースが正確にはわかりません。スペック表の荷室長だけを見て横になってみたら、頭が最前列の席との間にできたスキマに落ちることも…。

多くの場合、車の主要諸元表(スペック表)には「室内長」か「荷室長」しか記載されていません。理想のSUVを手に入れるには、まず「荷室長(なければ室内長)」を参考にし、最終的に「荷室フロア長」を実際に確かめるのがベストです。

3.室内高が十分にある

車中泊向きのSUVを選ぶ第3のポイントは、室内高が十分にあることです。室内高を重視すべき理由は、以下の3つ。

  • 心理的な圧迫感が少ない
  • スムーズに動ける
  • 疲れにくい

2段ベッドの上で寝ると、ちょっと圧迫感がありますよね。車内でも同じで、いざ寝ようと横になったときに天井が低いと窮屈に感じます。天井が低いとスムーズに行動できませんし、背中や腰をかがめて過ごすので疲れやすくなるでしょう。

SUVは走破性を高めるために車高を高くしていますが、室内高は低めです。一般的なミニバンの室内高の1400mm前後に対し、ミドルクラスのSUVは1,300mmを超えません。どのSUVにも共通する弱点なので、体格を考慮して、できるだけ室内高が高い車を選びましょう。

【+α】燃費性能がいい

車中泊に適したSUVをお探しの方は、車の燃費性能にも注目しましょう。車中泊をする方は、旅行やアウトドアに出かけるアクティブなユーザーが多く、長距離を運転することが多いはずです。

車を所有すると、車検や税金だけでなく、部品の交換や修理費まで想定する必要があります。少しでも日頃の運転にかかる燃料代を節約できれば、長く乗りやすいですよね。

車中泊ができるSUVには、ハイブリッドやディーゼルエンジンを採用したコスパのいいモデルも豊富にあります。車を選ぶときの判断材料に、燃費性能もぜひ加えてみてはいかがでしょうか。

車中泊におすすめのSUV車種【サイズ別】

それでは、ここからは車中泊に向いているSUVをサイズ別に分けて紹介します。以下の4つのカテゴリーに分類しているので、あなたの気になるサイズのSUVをチェックしてください。

メーカー参考価格と燃費性能については、購入する車の仕様・グレードによって異なります。また、室内サイズや荷室サイズも、年式によって異なる場合があります。

車中泊におすすめの大型SUV6選

全長が5.0mに近い大きなサイズのSUVは、フルサイズSUVとも呼ばれます。国内の車種は少なく、外車もおすすめしています。車好きな方が、一度は所有してみたい贅沢なモデルが豊富です。

トヨタ ランドクルーザー AX(7人乗り)

荷室長が1,865mmあるので、大柄な人でも寝ることが可能です。ただし、完全な「フルフラット」にはなりません。快適に寝るためには、段差を埋めてマットを敷くことを推奨します。

力強いデザインと上質なインテリア、そして安定感のある走行性能が根強いファンを惹きつけてやまないトヨタの名作SUVです。最新の安全性能はもちろん、グレードやオプションも豊富なので、自分らしく快適な空間が作れるでしょう。

  • メーカー参考価格:550万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,690×1,640×1,170
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,865(最大)×1,320×945
  • 燃費性能(ガソリン):8.0km/L〜

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トヨタ ランドクルーザープラド TX2.7L(7人乗り)

「プラド」はポルトガル語で「平原」を意味しており、兄弟車種の「ランドクルーザー」よりも少し小柄なサイズになっています。外見はゴツゴツした大地のなかで映えるダイナミックなフォルムですが、インテリアは洗練された市街地でも乗りたいおしゃれデザインです。

荷室長が最大約2m確保でき、身長の高い方でも横になれるスペースを確保可能。ただし快適に寝るには、荷室の床にできるスキマを埋めながらマットを敷くことが必要です。横荷室の幅は、最大1.3mあるので大人2人なら問題ないでしょう。

  • メーカー参考価格:383.4万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,520×1,565×1,240
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):2,070(最大)×1,095×860
  • 燃費性能(ガソリン):8.3km/L〜

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レクサス LX600 OFFROAD(7人乗り)

2〜3列目のシートを倒すことで、かなり完全なフルフラット状態になります。段差やスキマが生まれず、大人2名が十分に寝られる広さがあるので、車中泊に寝るのに適しています。ただし、金属が体にあたる部分があるのでマットは必須です。

「レクサス LX600」に乗れば、どんな地形も走破する4WDが持つ走行性能と高級車の特別な乗り心地を同時に味わえます。すべてにおいて上質な世界を代表するSUVです。

  • メーカー参考価格:1,250万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,755×1,630×1,190
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):2,082(最大)×1,006×590(シートまで)
  • 1燃費性能(ガソリン):8.1km/L〜(WLTCモード)

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マツダ CX-8 XD 4WD(6EC-AT)(7人乗り)

2〜3列目のシートを倒すと、荷室をフラットに使えます。身長170cmくらいの方ならそのまま横になっても問題ありませんが、さらに広くすることも可能。助手席シートを最前の位置まで動かせば、縦に2m以上の空間が確保できます。

フロア面に段差はありませんが、2列目と3列目の間に10cm程度のスキマができるので、快適に寝るためにはマットが必須でしょう。マツダ車独自の「クリーンディーゼル」や美しいデザインだけでなく、同サイズのSUVの中で別格のコスパも魅力です。

  • メーカー参考価格:361.35万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,690×1,540×1,250
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):2,320(最大)×1,000×740
  • 燃費性能(ディーゼル):15.4km/L〜(WLTCモード)

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AUDI(アウディ) Q7 50 TDI quattro(7人乗り)

「アウディQ7」は、ブランドを代表する大型SUVです。全長5mを超えるボディがあり、セカンドシートとサードシートを格納すれば、余裕で持って寝転がるスペースができます。立ち上がれるほどの高さはありませんが、室内で移動も可能です。

車間距離や車線を保持する機能など最新の安全装備を備え、上空から眺めるような「サラウンドビューカメラ」などで快適な運転をサポートしてくれます。街乗りからアウトドアまで、幅広く活躍する使い勝手のよさも魅力です。

  • メーカー参考価格:1,042万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):記載なし
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):記載なし(※参考 容量1,925L)
  • 燃費性能(ディーゼル):11.6km/L〜(WLTCモード)

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Mercedes Benz(メルセデス ベンツ) GLS 400 d 4MATIC(7人乗り)

2〜3列目の後部シートを倒せば、ほぼ完全にフラットな状態になり、広々としたラゲッジルームが現れます。これにより、大人2名がしっかり寝られるスペースを確保可能。マットがあれば、とても快適な居住空間になります。

完成度の高いディーゼルエンジンは、パワフルながら静かな走行を可能に。最高級SUVにふさわしい贅沢な室内空間は、文句なしの快適さを実現しています。

  • メーカー参考価格:1,465万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):記載なし
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):(※参考 容量2,000L以上)
  • 燃費性能(ディーゼル):10.9km/L(WLTCモード)

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車中泊におすすめのミドルSUV9選

続いて、車体の全長が約4.4〜4.9mのミドルクラスのSUVを紹介します。大型のSUVより乗りやすく使い勝手がいいため、普段のドライブにも活躍する人気SUVが豊富です。

トヨタ RAV4  X ハイブリッド E-Four(5人乗り)

RAV4は後部座席を倒したとき、やや傾斜はあるものの段差ができないのが魅力です。マットやクッションも利用すれば、問題なく横になれるでしょう。ただし、荷室の底板の高さを下段にセットしていると段差ができてしまうので、注意が必要です。

SUVのアウトドア感を残しつつも都会的なフロントマスクは、どんなシーンにも相性バッチリ。ボディカラーも豊富なので、あなたのお気に入りのスタイルで乗れる1台です。

  • メーカー参考価格:379.1万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,890×1,515×1,230
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,855(最大)×1,000×845
  • 燃費性能(ハイブリッド):20.6km/L〜(WLTCモード)

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トヨタ ハリアー G ハイブリッド E-Four (5人乗り)

街乗りにぴったりなエレガントなフォルムが魅力のハリアーは、意外にも車中泊に対応できる仕様になっています。後部座席を前へ倒せば、荷室がほぼフラットに。ただし、前席との間に空間ができるので、身長のある人は荷物やマットでスキマを埋めて横になりましょう。

ハイブリッドのハリアーは、車内でコンセント(1,500W)が使えます。エンジンをかけずに家電を使ってもバッテリーが上がらない仕組みになっているので、車中泊に最適です。

  • メーカー参考価格:433.9万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,880×1,520×1,215mm
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,805(最大)×1,265mm×750mm
  • 燃費性能(ガソリン):21.6km/L〜(WLTCモード)

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ホンダ CR-V EX FF(5人乗り)

車中泊の際は、2列目シートを倒すだけでOK。カンタンに限りなくフラットな空間が作れます。ただし、前席を通常セッティングにしていると、縦の長さが足りず斜めに寝るしかありません。まっすぐ寝るためには、前席をギリギリまでスライドし、踏み台などでスキマを埋めましょう。1〜2cm程度の段差があるため、気持ちよく寝るにはマットも必須です。

外観もインテリアも無駄のないスッキリとした印象で、シンプルなデザインが好きな方におすすめです。走破性を求める方は4WD、燃費が気になる方はハイブリッドモデルも選べます。お好みに応じてグレードアップできる点も、うれしいポイント。

  • メーカー参考価格:336.16万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1.970×1.550×1.230
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,560(最大)×1,040×995
  • 燃費性能(ガソリン):14.2km/L〜(WLTCモード)
  • 備考:現行モデルは2022年に生産終了

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ホンダ ZR-V e:HEV X ハイブリッド 4WD(5人乗り)

後席を倒せば「縦に約159cm」「斜めに約188cm」のフラットなスペースができて、ソロであれば斜めに寝ることが可能です。前席を最前までスライドすれば「縦に約202cm」まで広がるので、余裕のあるスペースを作りたい方は、もうひと手間加えましょう。

ただし、前席との間に約40cmほど空間ができるため、荷物やマットを使ってスキマを埋めることが必要です。SUVらしい力強いスタイルとモダンな雰囲気が、独特な存在感を放つ1台です。

  • メーカー参考価格:361.9万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,930×1,530×1,195
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,590(最大)×1,030×750
  • 燃費性能(ガソリン):21.7km/L〜(WLTCモード)

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スバル フォレスター Touring AWD(5人乗り)

SUVではめずらしく、荷室フロアに段差ができない「フルフラット」を実現。車体の前方に向かって高くなる傾斜はありますが、ほぼ気になりません。ただし、荷室のフロアが1,547mmなので頭が落ちます。ソロなら斜めに寝ればOKですが、まっすぐ寝たい人は前席の間の空間を荷物やマットで埋めましょう。

フォレスターは全モデルが4輪駆動で、重心の低い水平対向型エンジンを採用しており、悪路での走破性に定評があります。アウトドアユーザー好みのゴツっとしたボディが、タフな冒険を楽しみたい方に最適です。ニーズに応じて4段階のグレードアップも可能。

  • メーカー参考価格:306.9万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,140×1,545×1,275
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,856(最大)×1,300×884
  • 燃費性能(ガソリン):14.0km/L〜(WLTCモード)

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スバル レガシィ アウトバック X-BREAK EX AWD(5人乗り)

「レガシィ アウトバック」は、ほぼフルフラットのスペースが簡単にでき、2名の車中泊

にも十分に対応可能。後席のラゲッジのフロア面と前列の背もたれが接続でき、最大2m以上の奥行きが生まれるため、マットを敷けば快適な空間が広がります。

オプションで「180×50×4cm」のサイズのメーカー純正ウレタンマットもあり、快適に眠りたい人におすすめ。チラホラと見られる漆黒のパーツとインテリア、アウトドア使用の撥水シートなど、男の冒険心をくすぐること間違いなしです。

  • メーカー参考価格:425.7万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,030×1,545×1,240
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,677(最大)×1,100×815
  • 燃費性能(ガソリン):13.0km/L〜(WLTCモード)

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日産 エクストレイル X e-4ORCE 2列(5人乗り)

2022〜2023の「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したSUVです。独自技術の「e-POWER」とともに、電動で4輪駆動を制御する技術「e-4ORCE」を搭載し、エンジン車とEVの特徴を併せ持つ1台になっています。

後席を倒して作った荷室の奥行きは、ミドルクラスSUVの中でもトップの広さを誇り、ほぼフルフラットになるのでソロならそのまま車中泊が可能です。さらに運転席を前にスライドすれば、最大2メートル以上の奥行きも確保でき、さらに広く使えます。ただし、このとき荷室フロアと運転席に間が空く点だけ注意が必要です。

  • メーカー参考価格:404.91万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,980×1,540×1,255
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,745(最大)×1,305mm(最大)×845
  • 燃費性能(ガソリン+EV):18.4km/L〜(WLTCモード)

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三菱 アウトランダー PHEV P(7人乗り)

やや傾斜している箇所もありますが、リアゲートを閉めた状態でも身長170cmほどの人が頭をぶつけず寝転べます。ただし、リアゲートから前席までの距離は2000mmありますが、荷室のフロア面は1600mmほどしかありません。大人2名が一緒に寝たり、まっすぐ寝たりするには前席とのスキマを埋める工夫が必要でしょう。

車中泊をする人には魅力的な、コンセント(1500W)があり、電子レンジやIHクッキングヒーターが使えます。PHEVは国や自治体などの補助金が使えて、最高で100万円以上のコストカットが見込める点も魅力です。

  • メーカー参考価格:570.57万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,920×1,520×1,240
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):2,040(最大)×1,070×865
  • 燃費性能(ガソリン):16.2km/L〜(WLTCモード)

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三菱 デリカD:5 P(8人乗り)

「ミニバン×SUV」のクロスモデルであり、SUVとミニバンのいいとこ取りを実現した1台です。本格的なオフロード車である、同社のパジェロ譲りの走破性を保持し、ゴツっとした見た目もアウトドアユーザーの支持を得ています。

最も車中泊に向いている後席のアレンジは、セカンドシートとサードシートを連結するパターン。ミニバンのボディを活かした広々とした空間は居住性が抜群で、ベッドルームがカンタンに作れます。奥行きは2m近くあり、大人2人が余裕を持って寝ることが可能です。

  • メーカー参考価格:447.59万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,980×1,505×1,310mm
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,610(最大)×1,245(最大)×1,130
  • 燃費性能(ディーゼル):12.6km/L〜(WLTCモード)

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車中泊におすすめのコンパクトSUV6選

全長が約4.4mクラス以下のSUVを、ここでは6モデル紹介します。名前のとおりコンパクトカーが中心ですが、どれも車中泊に対応できるスペースを保持している優れものです。

ホンダ ヴェゼル e:HEV X 4WD(5人乗り)

車中泊をするときは、後席を倒すだけでOK。手軽にフラットなスペース(縦が約153cm、斜めに約180cm)が作れて、ソロであればそのまま寝られます。さらに、助手席を最前までスライドすることで、縦方向の長さを最大約184cmまで広げることも可能。ただし、約25cmのスキマができるため、荷物を詰めてマット敷きましょう。

フロントのデザインにはスマートな美しさを感じますが、車全体にはSUVの力強さも感じられます。EV車に近いハイブリッド車であるため、燃費性能が非常に優秀なところも魅力。

  • メーカー参考価格:299.86万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,010m×1,445×1,225
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1530(最大)×1,000×780
  • 燃費性能(ガソリン):22.0km/L〜(WLTCモード)

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スバル クロストレック Touring AWD(5人乗り)

最も荷室フロアを広く使えるのは後席を倒してフラットにした状態で、奥行きが1,700mmほど確保できます。身長170cmほどの方1人なら、このまま寝転ぶことが可能です。もう少し広い空間を作るためには、前席をギリギリまでスライドしてヘッドレストを外してください。あとは少しの段差と傾斜をマットや荷物で解消すれば、快適に眠れます。

SUVらしい外観が、2023年のグッドデザイン賞を受賞しています。スバル独自の先進の安全技術「アイサイト」をはじめ、運転中の視認性を高める設計・システムが豊富な点も魅力です。

  • メーカー参考価格:288.2万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,930×1,505×1,200
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):1,591(最大)×1,042×708
  • 燃費性能(ハイブリッド):16.4km/L〜(WLTCモード)

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トヨタ ライズ X 4WD(5人乗り)

荷室スペースがそれほど広くないライズでも、車中泊は可能です。ただし、ちょっとひと手間は必要。後席を前に倒すだけでフラットにはなりますが、そのまま寝るのには窮屈です。縦に2人寝るには、まず前席をグッと前までスライドさせてください。さらに倒した後席とのスキマを荷物で埋め、その上からマットを敷きましょう。190cmほどの空間ができます。

排気量の少ないコンパクトカーとは思えない、堂々とした外観が人気で、たくさんの方がアレンジしながら車中泊を楽しんでいます。YouTubeなどでも快適な居住空間を作る工夫が垣間見れるので、ぜひ参考にしてみてください。

  • メーカー参考価格:199.48万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,955×1,420×1,250
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):755×1,000×865
  • 燃費性能(ガソリン):17.4km/L〜(WLTCモード)

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トヨタ ヤリスクロス X 1.5L・CVT・4WD

調整できる荷室床面のデッキボードを上段にして後席の背もたれを倒せば、少し傾斜はありますが平らな面が作れます。さらに、前席を最前端にスライドさせることで、縦の長さは1700mmまで延長が可能。身長170cmまでの人なら、マットを準備して真っ直ぐに寝られます。大人2名となると狭くはなりますが、なんとか寝転がれるでしょう。

「ヤリスクロス」は、いずれも燃費性能が非常に高く、世界トップレベルの数字を誇ります。おサイフにも地球にもやさしい、経済的なSUVと言えるでしょう。

  • メーカー参考価格:212.7万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,845×1,430×1,205
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):820×1,400×732
  • 燃費性能(ガソリン):18.5 km/L〜(WLTCモード)

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トヨタ カローラ クロス HYBRID G(E-Four)

後席を倒して、前席をギリギリまでスライドさせれば、荷室長が最大1,885mmまで延長できるため車中泊は可能です。しかし「後席の背もたれ」と「荷室床面」に15cm以上の段差ができる点と、「前席の背もたれ」と「倒した後席」の間のスキマができる点を解消しなければ快適には寝られません。

段差の解消には、トヨタ純正アクセサリーの「ラゲージアクティブボックス」がおすすめです。また、スキマに荷物を詰めてマットを敷けばかなり快適になるでしょう。荷室スペースだけでなく、細かな収納も豊富で、とても使い勝手のよい車です。

  • メーカー参考価格:279.9万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,800×1,505×1,260
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):849×947×957
  • 燃費性能(ガソリン):24.2km/L〜(WLTCモード)

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スズキ ジムニー シエラ JL 4WD・4AT

通常の奥行きが220mmの荷室スペースは、後席と助手席を倒すことで、約2mほどの長さの空間に変わります。車中泊にはありがたい、ほぼフルフラット状態になるので非常に便利です。大柄な男性でもバッチリ寝られるでしょう。

兄弟車種のジムニーとサイズがほぼ同じなので混同しがちですが、ジムニーシエラは普通車です。シエラには「連峰」「山脈」という意味があり、簡単に言えば「ジムニーの強化版」にあたります。

  • メーカー参考価格:196.24万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,795×1,300×1,200
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):220×1,300(最大)×770
  • 燃費性能(ガソリン):14.3km/L〜(WLTCモード)

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車中泊におすすめの軽SUV4選

定員4人以下の軽SUVも、あなどれません!しっかり車中泊ができて、なかには2m以上の広さを確保できるモデルもありますよ。

スズキ ジムニー XG 4WD・4AT

室内の構造は、兄弟車種の「ジムニー」と基本的に同じで、後席と助手席を倒して連結すればフルフラットが実現します。大人1人の車中泊であれば、問題なく寝られるでしょう。もちろん、マットがあったほうが快適です。

当記事でも紹介している「ジムニーシエラ」と、非常によく似ていますが、ジムニーは軽自動車に分類されます。しかしながら、40年以上進化を続けてきたジムニーの構造には悪路に負けない強さがあり、走破性は抜群です。

  • メーカー参考価格:165.44万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):1,795×1,300×1,200
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):220×1,300(最大)×770
  • 燃費性能(ガソリン):14.3km/L〜(WLTCモード)

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スズキ ハスラー HYBRID G 2WD・CVT

最も広いフラットスペースは、前席をリクライニングして、後席を前に倒すことで作れます。およそ2.1mほどの長さが取れて、2人の車中泊も可能です。ただし、リクライニングした助手席と倒した後席の間に段差が生まれます。また、荷室は硬い樹脂ボード製です。段差やゴツゴツ感の解消のために、マットが必要になるでしょう。

4WDモデルや上級モデルの「Gターボ」「X」や「Xターボ」など、理想の走りに合わせてグレードを選択できます。豊富でポップなカラーや外観が「遊び」を極めたい人にぴったりな1台です。

  • メーカー参考価格:138.71万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,215×1,330×1,270
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):290×1,010×900
  • 燃費性能(ハイブリッド):25.0km/L〜(WLTCモード)

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ダイハツ タフト X 2WD CVT

後席を倒し、前席のヘッドレストを外してギリギリまでリクライニングすれば、フルフラットな空間が完成します。およそ2mの奥行きが作れるので、大柄な人も問題なく横になることが可能です。大人2人の車中泊もできるでしょう。

「スカイフィールトップ」を全グレードに標準装備しており、頭上に広がるガラスルーフが大きな視界と開放感を提供します。4WDモデルや特別仕様車など、ラインナップも豊富で、ニーズに合わせて選べる点も素敵なポイント。

  • メーカー参考価格:135.3万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,050×1,305×1,270
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):360×1,100(最大)×710
  • 燃費性能(ガソリン):21.4km/L〜(WLTCモード)

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三菱 eKクロス M 2WD

就寝スペースを作るためには、前席を限界までリクライニングしてヘッドレストを外しましょう。あとは後席をギリギリまで下げて倒せばOKです。段差やスキマがあるので、しっかりしたマットで解消できれば、大人1人が寝られる空間が作れます。

少し車中泊には手間のかかる車ですが、USBポートの標準装備や圧迫感の少ない室内高など、車中泊に適したポイントもあります。5段階のグレードや4WDも選択でき、安全性能や燃費性能など、魅力の多いシリーズです。

  • メーカー参考価格:146.3万円〜
  • 室内サイズ(室内長×室内幅×室内高mm):2,065×1,340×1,270
  • 荷室サイズ(荷室長×荷室幅×荷室高mm):355×1,115(最大)×1,080
  • 燃費性能(ガソリン):23.3km/L〜(WLTCモード)

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SUVに限らず、実は車中泊向きの車種が多い軽自動車。限られた空間を有効活用して、車中泊におあつらえ向きの工夫をこらしています。燃費がよくて価格も手ごろ、そして機能は充実!詳しく解説した記事がありますので、どうぞ参考にしてください。

【2024年版】車中泊には軽自動車がダントツに実用的!快適術&おすすめ軽5選

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2024年10月25日

車中泊には軽バンがおすすめ!グッズを揃えてカスタムして快適に過ごそう

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2022年09月28日

SUV中古車選びの5つのポイント

他の車種と比べて価格が高いSUVを購入する際は、中古車も視野に入れたいところです。もし中古車の購入経験が少ないなら、ぜひ以下の5つのポイントをチェックしてくださいね。

  1. 修復歴
  2. ボディやフレームの傷
  3. 走行距離と年式
  4. グレードや装備
  5. 車検までの期間

可能ならば、購入までにエンジンをかけて試乗しましょう。SUV中古車選びの5つのポイントについては、以下で解説します。

1.修復歴

SUVを中古で購入する場合は、修理歴がないかをしっかりチェックしましょう。前のオーナーがオフロードや悪路を走ったことで修理を繰り返している場合は、通常より故障を起こすリスクが高くなります。

販売店が持っている車のメンテナンスノートに修理歴は残っているはずです。修理の有無や程度を確認して、購入後に影響がないかを確認しておきましょう。

2.ボディやフレームの傷

SUVはオフロードを走って巻き上げられた小石などで、他の車よりも傷ができるリスクが高い車です。よって、購入前に必ずボディやフレームの傷をチェックしておきましょう。その理由は、以下の2つです。

  • 販売店とのトラブルを避けるため
  • 傷はボディが錆びる原因になる

事前に確認せず、購入後に傷を見つけても、販売店は取り合ってくれない可能性が高いです。高いお金を払うはずなので、可能な限りよい状態で乗りたいですよね。また、傷で塗装がはがれるとボディが錆びます。放置すると全体に広がって強度に支障をきたすことも…。

よい販売店は、購入前の車にある傷を事前に説明してくれます。説明がない場合は、必ず自分の目で確認して、場合によっては写真を撮っておきましょう。

3.走行距離と年式

車のフレッシュさに関わる「走行距離と年式」も大事なポイントです。一般的には、年式に対しての走行距離が短いほうが故障のリスクが低く、よい買い物になります。逆に、少なすぎる場合には注意が必要です。

販売店に同じモデルの2台の車があるとします。この2つは「走行距離」と「年式」と「値段」が以下のように異なります。

  • A車:6万キロ・2020年式・200万円
  • B車:2万キロ・2020年式・200万円

同じ年式でA車の方が3倍長く走っているので、B車のほうがフレッシュな状態だと考えられます。普通は、同じ値段で消耗が少なそうなB車を買えるほうが魅力的に感じるでしょう。

しかし、B車が安いのには何らかの理由があります。たとえば、過去に事故を起こした車や水没した車は、相場より安くなっていて素人にはわかりません。SUVを探していて「相場より極端に安いな」と感じる場合は、お店の人に訳を聞いてみましょう。

4.グレードや装備

中古SUVを購入する際は、グレードや装備を確認しましょう。新車で買う場合よりも、いい買い物になる可能性もあります。

中古車は、新車で買うときに比べてグレードや装備による価格差が小さい傾向にあります。これは、新車で購入する場合に手の届かなかったグレードや装備の車にアプローチできるチャンスです。

予算にもよりますが、オプションの多い上級グレードの車から狙ってみてください。お得にいいSUVが手に入るかもしれませんよ。

5.車検までの期間

中古車を購入する際は、次の車検までの期間をチェックしましょう。車検が切れている中古車を買うときは、購入費用に加えて車検代金も上乗せされます。

もし車検までの期間が残っている中古車を買うなら、初期の購入コストが抑えられる分、少しお得に購入できるでしょう。ただし、購入後に自分で車検を通す必要があるとも捉えられます。

忙しい方は、購入の際に車検を済ませたほうが楽な場合もあります。期間を確認して、後のことまで考えて購入することを推奨します。

SUVの車中泊を快適にするグッズ5選

SUVの車中泊に限らず、車の中で快適に寝るには、さまざまなグッズが必要です。ここでは、SUVの車中泊を快適にするグッズ5選を紹介します。

1.車中泊用のマット

本記事でも紹介したとおり、完全にフルフラットが作れるSUVは意外に少ないのが事実。段差があったり傾斜があったりするのが、もはや当たり前です。

せっかくお気に入りのSUVが見つかっても、車中泊はムズカシイ…とあきらめる前に、車中泊用のマットをぜひ検討してみてください。SUVの段差や角度をカバーするマットがあれば、車中泊が格段に快適になりますよ。

【マット選びのポイント】

  • 連結が可能か
  • 収納時の大きさ
  • 適度な厚み

ほぼマストなグッズといっても過言ではありません。大事なアイテムなので、この記事ではおすすめのマットもいくつか紹介します。

他にもおすすめの車中泊用のマットを知りたい方は、以下の記事をぜひチェックしてください。

車中泊用マットがあれば睡眠が快適に!選び方やおすすめ商品27選も紹介

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2023年08月25日

FIELDOOR

ボタン付きのため、2つ並べて連結させることも可能。また、バルブを開くだけで自動で膨らむため、簡単にセッティングが可能です。

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Bears Rock

長時間寝ても疲れない「フィットキーパー」が特徴。 車内にいながら自宅で寝ているような寝心地で、こちらも質の高い睡眠が期待できます。 付属のベルトを使用すれば、商品をフラットに連結することも可能です。

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MEITAN

電動エアーポンプが付属しており、5分ほどで設置完了。空気を抜いて小さく収納でき、折り畳みも可能なため、女性や子供でも設営しやすいのがポイントです。

2.車中泊用の寝袋

車中泊で寝るときにも、寝袋があれば便利で快適です。コンパクトにたためて、手軽に持ち運べるので、省スペースになります。ここでは、おすすめのアイテムを1つだけ紹介します。

Coleman(コールマン) マルチレイヤースリーピングバッグ

快適な寝心地を提供する3つのレイヤー(層)を備え、車内の温度に合わせて組み合わせを変えれば、オールシーズンの使用も可能。「洗濯機で丸洗いが可能」な点もうれしいポイントです。

  • メーカー参考価格:15,950円
  • 快適温度:-5〜12℃
  • 使用時サイズ:約90×200cm
  • 収納時サイズ:約52×29×38cm
  • 重量:約4.9kg
  • 材質:表地、裏地、中綿/ポリエステル
  • 連結可否:可能

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車中泊に適した寝袋をお探しの方は、以下の記事も参考にしてください。

車中泊におすすめの寝袋15選!車中泊をより快適にするグッズも紹介

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2023年05月31日

3.車中泊用のカーテン

快適な車中泊には、カーテンが必須。街灯のあかりや朝日を遮って、気持ちよく寝ましょう。カーテンをすることで、プライバシーを守り、防犯にもつながります。

ZATOOTO 車用 カーテン

ZATOOTO
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全長が約1mの大きめサイズのカーテンです。窓をスキマなく塞げるので、プライバシーを守るのにバッチリ。カーテン生地が紫外線や外の明かりを、しっかりカットしてくれます。

車中泊のカーテンをさらに多くの選択肢から選びたい方は、以下の記事も要チェックですよ。

車中泊用カーテンおすすめ11選!選び方や注意点についても解説

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2022年12月28日

4.車中泊用のポータブル電源

ポータブル電源があれば、車のバッテリーを気にせず、安心して電子機器が使えます。スマホの充電はもちろん、冬は電気毛布、夏は扇風機など快適な空間作りに役立ちます。

Anker(アンカー) 521 Portable Power Station (PowerHouse 256Wh)

USB-Cの急速充電が備わっているため、車中泊でのスマホの充電に最適。フル充電まで最速で2.5時間しかかからないので、急な旅にも対応できます。オプションで、ソーラーパネルを使えば太陽光を使って充電も可能。

  • メーカー参考価格:29,900円
  • 容量:256Wh
  • 定格出力:200W(瞬間最大450W)
  • 出力ポート:AC:2口、シガーソケット:1口、USB-A:2口 USB-C:1口

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車中泊用のポータブル電源のおすすめは、こちらの記事で解説中!1つ持っていれば、活躍すること間違いなしです。

【車中泊に最適】容量別!ポータブル電源おすすめ商品13選

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2023年04月27日

5.車中泊用のタープ

車用のタープがあれば、プライバシーを守れるだけでなく、狭いSUVの車中泊も快適になります。寝る直前まで外で過ごし、車内では寝るだけにしたい方にぴったり。

ogawa(オガワ) カーサイドシェルターII

日本が誇るテントブランドの「オガワ」が提供する車用タープ。シェルターのようにしっかり囲まれて、プライベート空間が作れます。タープの生地には撥水効果があるので、雨の日でも快適に過ごせますよ。

  • メーカー参考価格:46,200円
  • 収納サイズ:68×18×18cm
  • 重量:約3.55kg
  • 素材:幕体/ポリエステル75d(耐水圧1,800mm)、ポール/6061アルミ合金(φ13mm)

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おすすめの車用のタープは、以下の記事でさらにチェック可能!お気に入りのタープがあれば、車中泊の幅が広がります。

車用タープのおすすめ10選!車中泊に合うカーサイドタープをご紹介

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2022年08月30日

車中泊のコツは、先人から学びましょう。以下の記事では、車中泊を快適に過ごす工夫を紹介しています!

快適な車中泊の工夫、見せてください!

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2021年09月05日

SUVの車中泊で注意したい5つのポイント

SUVに限らずですが、車中泊には注意するべきポイントもあります。安全で快適な車中泊を行うために、ぜひ参考にしてください。

1.どこでも車中泊していい訳ではない

車中泊は、場所を選ばずにできるわけではありません。駐車場がある場所なら、どこでも車中泊ができてしまいますが、場合によってはトラブルに発展する可能性も…。

道の駅やサービスエリアは多くの方が休憩する場所なので、長時間滞在する車中泊はマナー違反です。また、公園や店の駐車場は、出入り口を施錠して夜間の出入りを禁止するのが普通。管理者がトラブルを防ぐために行うことなので、退場を命じられても仕方ないでしょう。

周囲に迷惑をかけないように、そして自分が安心して過ごすために、車中泊は許可された場所で行いましょう。以下の記事で車中泊の場所選びを解説しているので、ぜひ参考にしてください。

車中泊の場所選び!初めてでも安心・快適に車中泊するための準備

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2022年05月30日

車中泊を許可している道の駅は多くありませんが、存在しています。以下の記事では、具体的なスポットを3つ紹介していますよ。

車中泊OKな道の駅を3つ紹介。基本のルールや注意点まで解説

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2022年10月20日

2.エンジンをかけたまま寝ない

車中泊をするときは、エンジンをかけたまま寝るのは絶対にNGです。その理由は、主に次の2つです。

  • 騒音トラブルになる
  • 一酸化炭素中毒のおそれがある

エンジンをかけたまま停車すると、エンジン音が響き、周囲で眠っている方の眠りを妨げる原因になります。また、エンジンをかけたまま停車し続けると一酸化炭素が室内に入り込み、中毒症状を引き起こすため非常に危険です。

暑さや寒さを和らげるために、エンジンをかけたままエアコンを入れたい気持ちは理解できます。しかし、リスクが大きいため絶対にエンジンを切って寝ましょう。

以下の記事では、車中泊でも使える暖房やポータブルクーラーを紹介しています。エンジンを切っても室内を快適にしたい方は、ぜひ参考にしてください。

車中泊で使いたい暖房グッズ。冬の車内を快適に過ごすためのアイテム11選

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2022年06月30日

夏キャンプや車中泊におすすめのポータブルクーラー14選!

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2024年03月29日

3.積雪の量を考慮する

冬場に雪の積もる地域での車中泊は、積雪の量に敏感になりましょう。なぜなら、以下の2つのリスクがあるからです。

  • 外に出られなくなるリスク
  • 一酸化炭素中毒のリスク

地域によっては、寝ている間に車の高さに匹敵する雪が積もることも…。周りの雪が車を覆うと、重みでドアが開かずに身動きが取れなくなるリスクもあります。また、マフラー付近に雪が積もると排気がうまくいかず、排気ガスがこもって危険です。

4.エコノミークラス症候群に注意する

車中泊の設営が面倒で「座ったまま」または「足を伸ばせない」状態で寝ようすると、エコノミークラス症候群を発症するリスクが高まります。

長く座ったり窮屈な格好でいたりすると、血流が悪くなり血栓ができることも…。最悪の場合、肺に血栓が詰まり胸に痛みが走ることもあります。

車中泊は、やはりフルフラットな状態を作って寝るのが1番です。寝る前にストレッチなどをして、血行を促進するのもおすすめですよ。発症リスクを下げるために可能なことは『厚生労働省HP「病気にならないために」』でも確認できますよ。

5.車内の明かりを準備する

車の中で過ごす時間が多くなる車中泊には、LEDランタンを用意するのがおすすめ。車の室内灯だけでは不便に感じる可能性があるからです。

寝る前は薄暗い明かりで構いませんが、何か物を探したり作業をしたりする際には、明るい光が必要です。LEDランタンには明るさや光色を自由に変えられるものが多く、車中泊でも様々なシーンで活躍するでしょう。

LEDランタンのおすすめアイテムを知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。あなたの車中泊にぴったりなLEDランタンも見つかるはず!

最強LEDランタンおすすめ30選!小型からレトロまで【2023年版】

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2023年10月10日

快適な走りができるSUVだからこそ行きたい場所

SUVの走破性を思う存分楽しめるオフロードコース・雲の上を走る山道・絶景のハイウェイを駆け抜けてみませんか。

全国の有名なスカイライン10選です。リンクを貼っておきますので、ぜひドライブの参考にしてみてください!

お気に入りのSUVを見つけて車中泊を楽しもう!

車中泊に向くSUVの条件は、十分な荷室長と室内高・フルフラットシートの可否。全てを完璧に満たすSUVはほとんどありません。しかし、車中泊用のマットを活用すれば、ぐんと居住性が高くなります。

中古車も視野にいれてフィーリングの合う1台を選び、SUVならではの縦横無尽なドライブと車中泊を楽しんでくださいね。

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「好き、を生きよう」を地で行く、FUNQスタッフ。 初心者から上級者まで、知りたい情報をわかりやすくお届けしています。

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