楽器をおいて空と飯 | 3品目 焼きマシュマロ 生ハムのせ
Keishi Tanaka
- 2022年08月11日
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる外ごはん連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
定番の焼きマシュマロに魔法を
文◎Keishi Tanaka
写真◎野呂美帆
いつもとは違う時間が流れるキャンプでは、常に何かを食べているということも少なくない。お腹も満たされ、飲み物もそろそろビールではないものを飲みたくなってきたころ、ワインと一緒に焼きマシュマロなんてどうだろう。子どもが喜ぶキャンプの定番ではあるが、今回は生ハムと一緒に食べることで、最高のワインのツマミに変わるという。料理人とは、そういうちょっとしたアイデアを思いつく人のことをいうのだ。
「焼きマシュマロ 生ハムのせ」
材料(2人前)
マシュマロ……食べられる分
生ハム……マシュマロと同数
クラッカー……マシュマロと同数
レモン……適量
コショウ……適量
1、レモンをカットする
今回はとても簡単なレシピではあるが、レモンはぜひ用意してもらいたい。まずはレモンを絞りやすい形に適当にカットしておく。包丁を使うのはここだけ。
2、マシュマロを焼く
焚き火を使ってマシュマロを焼く。マシュマロを焼くためのギアがあるほど、キャンプの定番となっている焼きマシュマロ。子どもがいる家庭ならぜひ試してほしい。そして、意外と焼き方にコツが必要で、なかなか焼けないと思って火に近づけると、すぐに焦げてしまうので注意。自分好みのベストな焼きマシュマロを作ろう。
3、レモンを絞る
お好みのクラッカーに焼きマシュマロ乗せ、ポイントでもあるレモンを少し多めに絞る。スイーツとして楽しみたいなら少し甘めのクラッカーでも良いが、あくまで酒のつまみとして考えるなら甘みを抑えたクラッカーがベスト。あとは見た目で選ぶというのも良いだろう。
4、生ハムをのせて完成!
最後に生ハムをのせ、コショウを少し振ったら完成。マシュマロの甘さを、生ハムの塩味とレモンの爽やかな酸味が良いバランスに仕上げている。まさにワインに合う一品。さっきまでいっぱいと思っていたお腹にも軽く入っていく。美味しいものは不思議だ。
Keishi Tanaka | 田中啓史
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。最近ではV6への楽曲提供が話題となる。「ototabito」のタイアップにもなった「Sunny」や、「雨」といった新曲のリリースが続く。
Akira Yotsumoto | 四本 晶
下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。昨年、宅建を取得して不動産業も行なおうと企んでいるキャンプ初心者。
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PROFILE
ランドネ / ミュージシャン
Keishi Tanaka
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/
1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。V6などへの楽曲提供、CM音楽の制作を行うほか、趣味を活かしたアウトドア分野での活動・執筆にも注目が集まっている。 https://keishitanaka.com/