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変幻自在な室内アレンジが魅力!走る秘密基地「スズキ スペーシア ベース」が誕生

働き方や遊び方の潮流が変わり、これまで以上に仕事や遊びがクロスオーバーするようになってきた。
そんないまの時流にピッタリな、自由にアレンジして自分だけの秘密基地のように使えるスズキの新しいクルマ「スペーシア ベース」が誕生。
このクルマのポテンシャルをアウトドアフリークに探ってもらった。

自由に使える&遊べる「スズキ スペーシア ベース」が誕生!

広い室内スペース、乗り降りしやすいスライドドア、低燃費など、ユーザーフレンドリーな数々のポイントが支持を受けているスズキの軽ハイトワゴン「スペーシア」。このスペーシアをベースモデルとし、室内スペースの自由度が向上、さまざまな使い方ができるようになったのが「スペーシア ベース」だ。

「遊びに仕事に空間自由自在」というキャッチコピーの通り、趣味や仕事の基地として使ってほしいとの願いが込められており、スペーシアよりもエクステリアの道具感がアップ。アウトドアシーンにもマッチするルックスとなっている。

グリルやホイールなどをブラックで統一し、スペーシアよりも重厚感がアップ。さらにルーフレールをプラス、リアクォーターにはパネルを採用するなどより道具らしさが感じられる。

「基地」の名に恥じない使い勝手の良さの秘密はアレンジしやすい室内空間にある。実際にどのような使い方ができるのか、実際のキャンプシーンで探っていこう。

キャンプ×スペーシアベースの相性は?

アウトドアでの使い勝手を実証すべく、とあるアウトドアフリークに使い勝手を体感してもらった。テストしたのは、「BALTIC AMBER」というブランドを主宰し、キャンプや旅で便利に使えるアイテムを企画・制作する縫製作家の高橋ヤン謙太さん。ヘビーキャンパーでもある高橋さんにキャンプ&仕事の道具を積み込んでもらい、キャンプ場へと向かった。

高橋ヤン謙太
BALTIC AMBER」代表。縫製作家として自らミシンを使ってアウトドアや旅のシーンにマッチするアイテムを多数制作している。

ロングドライブで森のキャンプ場へ。テストしたのはフルタイム4WDの「XF」。雨の後などは場内のぬかるみなどでスタックしやすいが、4WDなら安心だ。スペーシア ベースの乗り心地について、高橋さんはこう語ってくれた。

乗ってみてまず驚いたのが、視界の広さです。閉塞感がまったくなく、見晴らしが良いコックピットという感じでした。あと、シートの作りも秀逸。キャンプに行くときは山道や峠を越えることが多いですが、シートに身体にがすっぽりとハマるので、左右に揺れても快適だと思いました

いざキャンプがスタートし、まずは荷物を降ろす。今回は後部座席を倒し、ソロのキャンプ道具一式、さらに仕事道具のミシンなども積み込んだが、まだまだスペースは余裕。視界を遮らないので安心感がある。

と、荷物を降ろしたところで現れたのが、室内スペースのアレンジを自在にしてくれる「マルチボード」だ。

移動時は積み込んだ荷物が前に移動してこないように、マルチボードを前後の仕切りのように使う「前後分割モード」にしていたが、このあとのミシン作業に備えて、「上段モード」と呼ばれるデスクのように使えるアレンジへと変更した。

デスク下のスペースが430mm確保できる上段モードのほか、高さ290mmの中段モード、165mmの下段モードとマルチボードの高さは3段階でアレンジできる。

中段モードはローテーブルや棚のように使え、荷物を上下2段それぞれに分けて積むことが可能。下段モードは長物を積み込む際や車中泊のときに使える。

「棚が作れるマルチボードは、キャンプ時はもちろん移動の際にも活躍しそうですね。細々とした荷物が多い場合は中段モードにして積み込めば、下にある荷物もすっと取り出せますし、そもそもデッドスペースなく積み込めるなと感じました」

デスクとして使える上段モード

今回、テントのようにクルマの中で寝泊まりするので、サイトにはタープのみを設営。日暮れとともにミシンをマルチボードの上に置き、サンプル作りをスタートした。これぞまさにワーケーション。だが、実際にマルチボードで安定したミシン作業が可能なのだろうか……。

「マルチボードは付属のアタッチメントで固定できるので動く心配がほとんどないですね。今回は10kgもあるミシンを置いて使いましたが、安定していました。パソコン作業で飲み物をボードに置いて、という使い方でもカップが倒れる心配はあまりないので安心ですね」

振動が起きるミシン作業でもマルチテーブルは安定。販売会社装着アクセサリーの外部電源ユニットを装着し車外の電源に接続すれば、車両のバッテリー上がりを気にすることなく、車内のコンセントを使って最大1500Wまでの電化製品が使用できる。

下段モードにして車中泊

作業も一段落し、いよいよ就寝時間。車内で横になるためマルチボードを下段モードに変更、さらに後部座席を倒し、フラットな空間を作り出す。

多少の段差ができるのでオプションで専用マットが用意されているが、今回は自前のキャンプ用マットを敷いて横になった。

「フラットな寝床にキャンプ用のマットを敷いて寝ましたが、快適な寝心地でした。天井が高く広々と感じられ、圧迫感もありません。後部の出入口がスライドドアなので、乗降の際に横の車に気を使うこともないですし、寝そべりながら開閉できるのも便利ですね」

ローデスクのように使える中段モード

翌朝、自身で焙煎するほどこだわりがあるというコーヒーを淹れてリフレッシュする。マルチボードを中段モードに設定すれば、車外&車内で使えるデスクに早変わり。

中段モードは立って作業するのにちょうどいい高さ。ミルで手挽きしたフレッシュなコーヒーにゆっくりと湯を注げば、豊かな香りが辺りに広がっていく。

朝のやわらかな日差しのなか、ていねいに淹れたコーヒーをじっくり味わってチャージ完了。この至福の時間があるからこそ、またフィールドへと出掛けたくなる。

アウトドアを愛する縫製作家、高橋ヤン謙太の「BASE OF LIFE」

今回のテストを通じ、高橋さんが感じたスペーシアベースの使い勝手、ポテンシャルについて最後に語ってもらった。

「さまざまなアレンジでマルチボードを使ってみましたが、作業しやすい上段モード、テーブルのようにマルチに使える中段モードの使い勝手がとくに良かったと感じました。バックドアを開きマルチボードを中段モードに設定すれば、まるで自分だけのカフェがオープンしたかのよう。いろんな場所に行って、のんびり景色を眺めながらコーヒーを飲んでリラックスしたいですね。」

スペーシアベースが提唱するのは、「BASE OF LIFE」――好きな場所で、仕事も、遊びも。自分だけの移動基地が叶えるライフスタイル。

スペーシアベースは、自分らしく働く、遊ぶための頼れる相棒になってくれるはずだ。

高橋ヤン謙太さんがアウトドアで体感したようすをムービーでチェック!

スペーシア ベース XF 4WD CVT

  • 総排気量:0.658ℓ
  • 全長:3,395mm 全幅:1,475mm 全高:1,800mm
  • 乗車定員:4名
  • エンジン:水冷4サイクル直列3気筒
  • メーカー希望小売価格:1,667,600円(税込)~

「スズキ スペーシア ベース」
をチェック

問い合わせ:スズキ お客様相談室
TEL.0120-402-253(受付時間9:00~12:00、13:00~17:00)
www.suzuki.co.jp

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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