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アウトドアアクティビティに自転車をプラス!バイクパッキングでグラベルバイク

英語で「砂利」を意味するグラベル。今回登場するグラベルバイクは舗装路、土の道であるダート、そして砂利混じりの道のグラベルロードを走るために生まれてきた汎用性の高いバイク。
長距離のグラベルロードなんて日本にはそれほどないけれど、路面を選ばない「旅バイク」として使うのもアリなのだ。

文◎今坂純也(DIRT SKIP) Text by Junya Imasaka
写真◎後藤武久 Photo by Takehisa Goto

八ヶ岳の麓をグラベルバイクでテント泊ツーリング!

ロードバイクの歴史は100年以上、マウンテンバイクは約50年。そしていまやアメリカ最大となったグラベルレース「アンバウンド・グラベル」の初開催年(2006年)を起源とするなら、グラベルバイクの歴史は約15年と新しい。だが、北米で起こったといわれるグラベルバイクの波は、いまや日本でも大きく盛り上がっている。

シンプルにいえば「太いダート系タイヤを履いたロードバイク」ともいえるグラベルバイクは、本来は長距離のグラベルロードを走るために生まれたが、フレーム各部に「ダボ穴」と呼ばれる、泥除けやキャリアなどの取り付け穴を多く装備したモデルは「旅自転車」として支持されている。フランス語のランドネ(小旅行)に由来するランドナーという、フランス発祥で長い歴史を誇る旅自転車があるが、日本で親しまれているグラベルバイクは今風ランドナーとしてウケているのかもしれない。

標高1,345.67mにある野辺山駅。JR線の最高地点にあり、これを示す木製の碑が立っている。

さて、今回の取材地は長野県にある野辺山エリア。八ヶ岳の麓に位置する高原で、JRの駅としては日本最高地点にある野辺山駅があり、高原野菜が有名なエリアだ。最近バイクパッキングを知り、「ひとりでテント泊ツーリングをやってみたい!」という清浦さんにフィールドライフ編集部がおすすめとして持ち込んだのは、グラベルバイク用コンポーネントであるシマノ・GRXを装備したリドレー・カンゾーアドベンチャー。

シマノ・GRXはグラベルライドに最適化された操作性、低速から高速までカバーするギヤ構成、堅牢な構造、そして静かで信頼性のあるドライブトレインを誇り、多くのグラベルバイクに採用されているコンポーネントだ。

カンゾーアドベンチャーは各部に前出のダボ穴を装備したカーボンフレームに、太いダート系タイヤを履くグラベルバイク。野辺山に多い土の浮いた路面や凸凹路面、上り下りのある場所を走るのには最適なマシンといえるだろう。

今回のようなキャンプ旅にピッタリなのはフラットソールのシューズ。シマノ・ET3は360°トラクションソールを採用し、ペダルや地形を問わず優れたグリップ力を発揮する。

「じつはクロスバイクを持っているのですが、グラベルバイクってとても乗りやすいですね。ガタガタ道でもハンドルがフラつかないのが安心。フレームの色も私のウエアと合っていますしね!」と清浦さんは満足気だ。

野辺山駅で電車を降り、厳しい勾配の舗装路を走って八ヶ岳の見える展望台へ。美味しいランチのあとは牧場で冷たいアイスクリーム。そしてキャンプ飯の食材を買ったらキャンプ場に入ってテント泊……が今日のアドベンチャー。

JR小海線の脇に咲くコスモスとともに。車道後方から大きな作業車が通る道でもあり、歩道を徐行して進む。

アウトドアギア沼にハマっている清浦さんはこの旅に最適な超軽量・コンパクトなテントや焚火台も持ってきた。お陰でバイクも軽いしワクワク感で足取り(足回り?)も軽い。さあ、いざ出発!

滝沢牧場では、ここで絞られた牛乳を使ったアイスクリームをいただく。

野辺山周辺のグルメを堪能したら、目的地のキャンプ場へ!

野辺山駅前をスタートした清浦さんが最初に向かったのは、八ヶ岳や南アルプスまで見渡せる獅子岩八ヶ岳展望台。のどかな平坦路をすぎると展望台まで激坂が数百メートル続く。だが、歩くほどの低速でも安定して走れるグラベルバイクのお陰で苦にならない。遠くの山々に思いをはせたあとは、8㎞ほど先にある、ハンバーグが評判のカントリーキッチンロビンへとクランクを回す。

こんな道はグラベルバイクの得意分野。舗装路用のロードバイクより安定し、未舗装路専門のマウンテンバイクより速く走ることができるのだ。
新鮮な野菜のサラダに、アツアツのハンバーグから肉汁じゅわ~!

疲れすぎると食が進まないというサイクリストは意外と多いが、細身だが食欲旺盛な彼女、荷物を積んだグラベルバイクでの旅には向いているのかもしれない。ボリュームたっぷりのハンバーグランチを食べたあとは、必ず押さえておきたいアイスクリーム!ということで選んだのは滝沢牧場。ここはグラベルバイクとは縁があり、10月末
に行なわれる「野辺山グラベルチャレンジ2022」というバイクイベントのスタート&ゴール地となっている場所なのだ。

ランチを食べたカントリーキッチンロビンの敷地隣には馬の牧場が。とてもおとなしくてかわいい!

野辺山エリアを一日ゆるりと走って楽しみ、食材も買って最終目的地のキャンプ場へ! ねえ清浦さん、グラベルバイクはどう?「使い方を限定しないので、最初に買うスポーツバイクの選択肢としていいですね。まずはこれを買ってクロスバイク的に街乗りに使い、キャンプに行きたくなったらキャリアにバッグを付けて旅バイクに。もちろんロードバイクとしても使えるし最高!」と彼女。さらに、「クルマならただの移動だけど、グラベルバイクならそれがアクティビティに変わるのもいいですね!」と大絶賛だった。

シートバッグはシマノのアクセサリーブランド、PROのディスカバーシリーズ。カラーがブラックのTeam Sというラインが最新モデル。
軽量化のためにペグハンマーはナシ。代わりに薪を使ってペグダウン。
焚き火に欠かせない焚きつけ作りも手慣れたもの。バトニングも余裕だ
クッカーに新鮮な高原レタス、エリンギやソーセージに固形オニオンスープを入れて焚き火へ入れれば激うまポトフの出来上がり。レタスも朝どれでシャキシャキ!

バイクパッキングにマッチするグラベルバイクの選び方

キャリアやバッグを付けたいならダボ穴はいろんなところにあるほうがいい。荷物をたくさん積み、ゆったりペースで走るならタイヤ幅は40C前後。ディスクブレーキは少ない力でブレーキングでき、バッドコンディション下でもコントロール性が高い油圧式を選べ!

グラベルバイクってどんな自転車

長距離走行でも疲れにくいフレーム設計、ダートでも扱いやすく制動力の高いブレーキ、低速から高速まで幅広くカバーするギヤ、そしてバッグを各部に取り付けられるなど、今回のようなバイクパッキング旅にぴったりな自転車。ロードバイクやマウンテンバイクのいいところを併せもった、汎用性の高い自転車といえるだろう。

今回使った自転車はコレ!「リドレー/カンゾーアドベンチャー」

リドレー/カンゾーアドベンチャー
¥396,000
カラー:シャンパンゴールド-ブラック、ジーンズブルー-ライム
フレーム:30T/24THMカーボン
メインコンポーネント:シマノ・GRX
フォーク:フルカーボン
タイヤ:WTBリドラーTCS700×45mm
(問)ミズタニ自転車
https://ridley-bikes.jp

ダウンチューブ裏のダボ穴。フレーム内側にバッグを取り付けても、ボトルケージはここに取り付け可能。
極薄扁平されたシートステーは、凸凹道での高い振動吸収性と高剛性を両立。
トップチューブのダボ穴にもバッグ取り付け可能。コントロール性を向上させる角断面トップチューブ採用。
フルカーボンフレームは高い振動吸収性をもち、長距離走行時の疲れを低減

幅広いシーンに対応

オフロードが多めなら、タイヤ幅は太め&エアは少なめ。オンロード多めならタイヤ幅は細め&エアは多めに。セッティング次第で幅広いシーンに対応可能。

ハの字ハンドル

フロントバッグの装着を容易にし、荒れた下りの道でもバイクコントロールがしやすいようにハの字形状となるハンドル。ロードバイク用とは似て非なるものだ。

前後ディスクブレーキ

ワイヤー式もあるが、油圧式のディスクブレーキはバッドコンディション下での操縦性に優れる。ホイールを固定するスルーアクスルは剛性アップにも貢献。

専用コンポを搭載

ロードバイクやマウンテンバイクからの流用ではなく、グラベルライド用に設計されたコンポーネントを搭載することで、走破性がある汎用性の高いバイクに。

 

【Profile】清浦夏実さん
本職は歌手だが、今回はモデルとして登場。自身がボーカルを務めるロックバンドTWEEDEES は、4 年ぶりの4thアルバム「World Record」を12月3日にリリース予定。普段からテント泊登山やキャンプを楽しみ、春~秋の登山シーズン以外に冬の燕岳にも登る。そしていまもっとも興味があるのは登山やキャンプで使うアウトドアギア。「とにかく選ぶことが楽しくて、ギア沼にしっかりハマってます!」という。

 

企画協力◎シマノセールス
https://bike.shimano.com

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PROFILE

フィールドライフ 編集部

フィールドライフ 編集部

2003年創刊のアウトドアフリーマガジン。アウトドアアクティビティを始めたいと思っている初心者層から、その魅力を知り尽くしたコア層まで、 あらゆるフィールドでの遊び方を紹介。

フィールドライフ 編集部の記事一覧

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